リコーはやばい?潰れる?将来性がない?社員口コミをもとに評判を解説

リコー・リコージャパンはやばい?潰れる?将来性がない?評判を解説

インターネット上で、リコーとは「やばい」という評判が散見されますが、実際にリコーは「やばい」という評判は正しいのでしょうか。

そもそもどのような点で「やばい」と言われているか、またその「やばい」という評判は正しいのか、リコー社員へのインタビューを参考にしながら徹底解説します。

株式会社リコー

RICOH COMPANY,LTD.

リコーのロゴ

平均年収

860万円

2024年3月期

平均年齢

45.7歳

2024年3月期

平均残業時間

15.2時間

2023年度

離職率

1.8%

2024年3月期

男性育休取得率

93.4%

2023年度

中途採用比率

41.5%

2023年度

なお、リコーへの転職方法・転職難易度は下記の記事で解説しているので、詳しく知りたい方は合わせてご覧ください。

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目次

リコーはどんな会社?

リコーは、事務機器、光学機器などを製造するメーカーです。主な製品は複写機やファクシミリ、レーザープリンターやそれらの複合機、カメラ(デジタルカメラなど)です。

リコージャパンは、リコーの子会社としてリコー製品を中心とした商品・サー ビスの提供をはじめ、業務改善を含めたコンサルティン グから、システム構築、アフターサービスまでワンストップで提供しています。

リコーの事業内容

本社は東京都新宿区西新宿にあります。

会社名株式会社リコー
英語名RICOH COMPANY,LTD.
資本金1,353億円
本社所在地東京都大田区中馬込1-3-6
株式会社リコーの企業概要

リコーはなぜ「やばい」「やめとけ」と言われるのか?

日本を代表する製造企業のリコーですが、Googleで「リコー」と検索すると関連キーワードに「やばい」というネガティブなワードがあります。

リコーに関する評判

リコーへの就職や転職を検討している方の中でも、この検索結果を見て尻込みしてしまったり、不安になってしまった方も少なくないのではないでしょうか。以降では、ネット上で「やばい」と言われる理由について、実態を解説していきます。

  1. 将来性がなく、「潰れる」「オワコン」と言われているため
  2. 激務で労働時間が長く離職率が高いと言われているため
  3. 年収水準が高いため
  4. 転職難易度・中途採用倍率が高すぎると言われているため
  5. 買収されると噂されているため
  6. リストラ・早期退職があったため
  7. 不祥事があると言われているため
  8. 採用大学のレベルが高いと言われているため

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リコーが「やばい」と言われる理由#1:
将来性がなく、「潰れる」「オワコン」と言われているため

リコーは将来性がなく、「潰れる」「オワコン」と言われているため、「やばい」「やめとけ」と言われることがあります。

年度売上高営業利益
2018年度20,132億円869億円
2019年度20,086億円790億円
2020年度16,821億円-454億円
2021年度17,586億円400億円
2022年度21,342億円787億円
2023年度23,490億円620億円
リコーの売上と営業利益

確かにリコーの業績は2020年度に大きく下がっており、赤字となっています。売上は新型コロナウイルスによる需要減によるものですが、赤字の本質的な原因は特殊要因による一過性のもので、実質的には黒字だった模様です。

リコーの松石秀隆取締役専務執行役員兼CFOは、「営業損失のうち346億円が特殊要因によるものである。通期では産業印刷を除いたすべてのセグメントで実質黒字であり、第4四半期ではオフィスサービスが145億円と大幅な増益になり、産業印刷が初の黒字となった。

リコー、2020年度連結業績は327億円の最終赤字 2021年度は354億円の黒字転換を目指す

2021年度以降は黒字に戻り、2022年度には営業利益が新型コロナウイルスの流行前の水準に戻っています。

確かに、印刷機器などを主力商品として扱うリコーは、世界的なペーパーレス化の影響が大きいのは事実です。それを受けて、新規事業開発に積極的に取り組んでおり、新規事業の進展次第では十分に将来性もある企業といえます。

リコーが「やばい」と言われる理由#2:
激務で労働時間が長く離職率が高いと言われているため

リコーが「やばい」と言われる理由として、激務で労働時間が長く離職率が高いと言われているという点が挙げられます。

リコーはリクナビで平均残業時間を公開しています。リクナビによれば、リコーにおける月間平均残業時間は16.2時間となっており、短い水準であることが分かります。

また、リコーは離職率を社会データで公開しています。社会データによれば、リコーにおける離職率は1.8%(2023年度)となっており、低い水準であることが分かります。

なお、残業やパワハラがなく高年収のホワイト企業に転職したい方は、ホワイト企業転職に強い転職サイト『タレントスクエア』をチェックしてみてください。

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リコーが「やばい」と言われる理由#3:
年収水準が高いため

リコーは年収が高く「やばい」と言われることがあります。

リコーは上場会社なので、有価証券報告書で平均年収が公開されています。有価証券報告書によれば、2024年3月期におけるリコーの平均年収は860万円(平均年齢: 45.7歳)となっています。

年度平均年収平均年齢
2024年3月期860万円45.7歳
2023年3月期839万円45.6歳
2022年3月期804万円45.3歳
2021年3月期783万円45.2歳
2020年3月期828万円44.9歳
2019年3月期818万円44.6歳
2018年3月期806万円44.0歳
リコーの平均年収・平均年齢推移(出所: 同社IR
女性のアイコン

リコーの社員口コミ

営業系職種

25歳 女性 新卒入社

2022年から新しいジョブ型評価制度が導入されましたが基本的には年功序列の会社です 40歳前後で年収1000万円が一つの目安になります 25歳 年収450万円 30歳 年収800万円 35歳 年収900万円 40歳 年収1000万円 45歳 年収1200万円 50歳 年収1300万円

リコーが「やばい」と言われる理由#4:
転職難易度・中途採用倍率が高すぎると言われているため

転職難易度・中途採用倍率が高すぎると言われているため、リコーはやばいと言われることがあります。

確かに、リコーは年収の高さや大企業ならではの待遇によって転職市場における人気は高く、転職難易度は高いです。一方で、中途採用に積極的であることから、転職できる可能性は十分にあると言えます。

リコーによれば、2023年度のリコーにおける中途採用比率は41.5%となっており、リコーは中途採用に積極的であることが分かります。

年度中途採用比率
2021年度29.1%
2022年度41.9%
2023年度41.5%
リコーの中途採用比率

このように、リコーは転職市場における人気は高いながら中途採用にも積極的です。募集職種も多岐に渡っているため、職種によっては十分に転職できる可能性があると言えます。

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リコーが「やばい」と言われる理由#5:
買収されると噂されているため

リコーは買収されると噂されているため、「やばい」と言われることがあります。

業績の悪化によって買収されるのではないかと懸念されることはありましたが、具体的に買収の話が世に出たことはありません。

むしろ、富士通の子会社でスキャナー大手のPFU(石川県)を950億円(下記ニュースでは800億円と記載も、最終的には950億円)で買収するなど、買い手としてのM&Aも行っています。

富士通は全額出資子会社のスキャナー大手、PFU(石川県かほく市)をリコーに売却する方針を固めた。富士通は保有する株式の8割を約800億円で売却し、縮小する事務機から企業向けソフト開発にシフトする。リコーはPFUの技術を取り込むことで、事務機と文書のデータ処理を組み合わせたサービスを構築する。在宅勤務による業務のデジタル化などに対応するため、電機大手は事業の選択と集中を再加速する。

富士通、リコーにスキャナー事業売却 800億円規模

リコーが「やばい」と言われる理由#6:
リストラ・早期退職があったため

リコーはリストラ・早期退職があったため「やばい」と言われることがあります。リコーは2020年に新型コロナウイルスによる製品需要減少を背景に、早期退職による従業員削減(6,400人)を行っています。

リコーやキヤノン、米ゼロックスなど複合機大手5社が1~9月、海外を中心に従業員を約1万6千人削減したことが分かった。ペーパーレス化が進む中、新型コロナウイルスの影響で在宅勤務が広がり、販売や保守サービスが低迷した。好調な家庭用プリンターに注力するが、複合機の収益悪化を補えない。新型コロナで市場縮小は加速しており、一層の構造改革を迫られる可能性がある。
[中略]

具体的には、リコーは海外で販売や保守の人員について早期退職を募ったほか、中国で7月に新工場を稼働させて生産拠点を集約し、約6400人を減らした。キヤノンも欧米で複合機やカメラの販売担当者を解雇。保守サービスなどを手がける傘下の会社を整理・統合して約4100人を減らした。

リコーなど複合機5社、1.6万人削減 コロナで需要減 2020年12月3日

リコーだけでなく他同業他社も人員削減を行っていますが、こうした早期退職を指してリコーは「やばい」と言われることがあります。リコーは2020年だけでなく、2011年にも希望退職者の募集を行っており、定期的な人員整理が行われています。

早期退職は確かにネガティブなイメージを持たれがちですが、退職金も十分に出るうえ今後の利益改善に寄与するため、必ずしも「やばい」わけではありません。

また、どの会社においても業績が悪くなるとこうしたリストラは起こりうるため、リコーが「やばい」というわけではありません。

リコーが「やばい」と言われる理由#7:
不祥事があると言われているため

リコーはかつて不祥事があったということで、「やばい」と言われることがあります。具体的にいえば、2011年の早期退職において40代後半~50代の特定の社員を呼び出し、執拗に退職を迫ったという点が裁判となっています。

リコーの“島流し訴訟”をご存じだろうか。この事件は2011年5月、リコーがグループ全体で従業員1万人の削減を発表したことに端を発する。

その直後、「人事に関する面談」と称して40代後半~50代の特定の社員を呼び出し、執拗に退職を迫った。拒絶する社員を「子会社の物流会社の倉庫や本社工場に配転、出向させる」と脅し、計4度にわたる退職強要を断った社員は、実際に倉庫や工場の現場に飛ばされた。

こうして“島流し”の憂き目に遭った社員のうち、A氏とB氏(ともに男性、仮名)が、物流会社リコーロジスティクスへの出向の無効や、出向による身体的、精神的苦痛に対する慰謝料として各220万円をリコーに求め、12年6月8日、東京地裁に提訴した。

リコー、社員“島流し”訴訟で敗訴、退職強要の実態露呈~大企業の追い出し部屋に一石 2014年1月28日

裁判では原告が勝利し、出向は取り消されました。こうした不祥事の存在により、リコーは「やばい」と言われることがあります。もっとも、この一件以来大きな不祥事はありません。

リコーが「やばい」と言われる理由#8:
採用大学のレベルが高いと言われているため

大学通信によれば、リコーの採用大学は下記の通りです。大学別に見ると非常にレベルが高い大学の出身者が多く、リコーの採用大学・学歴・就職難易度ともにレベルが高いことが分かります。

順位大学採用人数
1位愛知淑徳大学6
2位横浜国立大学5
3位東北大学
東京大学
東京工業大学
電気通信大学
芝浦工業大学
早稲田大学
4
4位東京農工大学
慶應義塾大学
上智大学
東京理科大学
立教大学
3
リコーの採用大学別採用人数(出典: 大学通信

運営者情報

タレントスクエアは、東京都港区に本拠点を持つタレントスクエア株式会社が運営しています。当社は厚生労働省から有料職業紹介事業の認可を取得し、求職者の転職支援と企業の採用支援に関わる事業を運営しています。

※「タレントスクエア」は、タレントスクエア株式会社の登録商標(登録6766163)です。

会社名タレントスクエア株式会社(TALENT SQUARE K.K.)
公式ページURLhttps://talentsquare.co.jp/career/corp/
本社所在地〒107-0052
東京都港区赤坂8-11-26 +SHIFT NOGIZAKA 7F
法人番号9011001145238
有料職業紹介事業許可番号13-ユ-315110
特定募集情報等提供事業届出番号51-募-000460
適格請求書事業者登録番号T9011001145238
タレントスクエア株式会社の概要(2025年7月時点)
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