神戸製鋼所の年収について、平均年収・ボーナス・役職別の給料テーブル・新卒1年目の初任給などの最新情報を解説します。
株式会社神戸製鋼所
Kobe Steel, Ltd.

平均年収
726万円
2024年3月期
平均年齢
39.7歳
2024年3月期
平均残業時間
16.1時間
2023年度
3年未満離職率
4.1%
2023年度
有給休暇取得率
61.0%
2023年度
中途採用比率
57.6%
2023年度
神戸製鋼所への転職方法・転職難易度について詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。

本記事のポイント
下記は本記事の要約です。詳しく知りたい方は是非最後までお読みください。
- 神戸製鋼所の年収は?
-
神戸製鋼所は上場会社なので、有価証券報告書で平均年収が公開されています。有価証券報告書によれば、2024年3月期における神戸製鋼所の平均年収は726万円(平均年齢: 39.7歳)となっています。
年度 平均年収 平均年齢 2024年3月期 726万円 39.7歳 2023年3月期 605万円 39.5歳 2022年3月期 547万円 38.9歳 2021年3月期 521万円 38.9歳 2020年3月期 570万円 38.9歳 2019年3月期 570万円 39.0歳 2018年3月期 540万円 39.2歳 神戸製鋼の平均年収・平均年齢推移(出所: 同社IR) - 神戸製鋼所の役職別年収は?
-
神戸製鋼所における役職別の年収は下記の通りとなっています。
役職 年次 年収 副務 1-4年目 300-450万円 主務 5-7年目 450-600万円 主査(係長) 7-10年目 600-700万円 主幹(係長) 11-14年目 700-900万円 参事(課長) 15年目- 900-1,200万円 参与補(副部長) 20年目あたり 1,200万円- 参与(部長) 評価次第 1,500万円- 神戸製鋼所における役職と年収イメージ
神戸製鋼所はどんな会社?
神戸製鋼所は日本の大手鉄鋼メーカーです。他の鉄鋼メーカーと比べて鉄鋼事業の比率が低く、アルミ・銅などの素材から機械や電力事業まで幅広く手掛けています。また、近年では特殊用途など付加価値の高い商材の開発に注力しています。
神戸製鋼所は下記の通り8つの事業領域で事業を展開しています。
セグメント | 売上 | 経常利益 |
---|---|---|
鉄鋼アルミ | 9,149億円 | 375億円 |
素形材 | 3,332億円 | 51億円 |
溶接 | 769億円 | 27億円 |
機械 | 1,668億円 | 125億円 |
エンジニアリング | 1,356億円 | 77億円 |
建設機械 | 3,716億円 | 120億円 |
電力 | 1,098億円 | 132億円 |
その他(不動産・電子材料等) | 278億円 | 42億円 |
会社名 | 株式会社神戸製鋼所 |
英語名 | Kobe Steel, Ltd. |
資本金 | 2,509億円 |
本社所在地 | 兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通2-2-4 |
神戸製鋼所の平均年収は726万円(平均年齢: 39.7歳)
神戸製鋼所は上場会社なので、有価証券報告書で平均年収が公開されています。有価証券報告書によれば、2024年3月期における神戸製鋼所の平均年収は726万円(平均年齢: 39.7歳)となっています。
年度 | 平均年収 | 平均年齢 |
---|---|---|
2024年3月期 | 726万円 | 39.7歳 |
2023年3月期 | 605万円 | 39.5歳 |
2022年3月期 | 547万円 | 38.9歳 |
2021年3月期 | 521万円 | 38.9歳 |
2020年3月期 | 570万円 | 38.9歳 |
2019年3月期 | 570万円 | 39.0歳 |
2018年3月期 | 540万円 | 39.2歳 |
神戸製鋼所の年収はなぜ低い?神戸製鋼所の平均年収が低く見えるからくりを解説
神戸製鋼所は日本有数の鉄鋼メーカーであり、従業員数も非常に多くなっています。
社員の種類も多種多様であり、大卒から高卒、期間労働者、エンジニアなど多種多様な社員が在籍しています。従って、平均年収は下方に押し下げられやすいというのが、神戸製鋼所の平均年収が低く見えるからくりです。
また、景気によって年収も大きく影響を受けるため、2023年3月期までは年収も低水準でした。2024年3月期から年収水準は大きく上がっています。
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神戸製鋼所は勝ち組?それとも年収は低い?
神戸製鋼所の年収偏差値は?
年収偏差値について詳しく知りたい方は以下の年収偏差値計算ツールをご利用ください。年齢と年収を入力すると年収偏差値を試算することができます。
▼ 条件を指定して年収偏差値を計算できます年収偏差値計算ツール | |
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年収偏差値
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男性の中での偏差値
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女性の中での偏差値
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大卒の中での偏差値
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大企業の中での偏差値
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厚生労働省『賃金構造基本統計調査』の最新情報をもとに試算
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神戸製鋼所の平均手取りはいくら?
国税庁・日本年金機構・全国健康保険協会の公式情報をもとに試算すると、神戸製鋼所の平均と同じく40歳で年収726万円の場合、年間の手取り額は約540万円、ひと月あたりの手取り額は約45万円となります。
項目 | 年収 | 月収 |
---|---|---|
額面収入 | ||
所得税 | ||
住民税 | ||
健康保険 | ||
厚生年金 | ||
雇用保険 | ||
介護保険 | ||
手取り |
神戸製鋼所の転職難易度は?
神戸製鋼所は年収の高さや成長機会の豊富さ、その後のキャリアパスの広がりなどから転職市場で非常に高い人気があります。
一方で、近年では中途採用を積極的に行っており、20代や第二新卒での転職実績も出ているため、正しい選考対策を行うことで十分転職可能だと言えます。
実際に選考を受ける前に自分の転職可能性を知りたい方は、『転職可能性診断』という無料のツールをチェックしてみてください。
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なお、神戸製鋼所への転職方法・転職難易度について詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。

神戸製鋼所の総合職における役職一覧と年収を解説
神戸製鋼所の年収は一般的な年収体系となっており、基本給と残業代、賞与で構成されます。賞与は年に2回の支給となっています。
神戸製鋼所の年収= 基本給 + 残業代 + 賞与(年2回)
神戸製鋼所では「副務」「主務」「主査」「主幹」「参事」「参与補」「参与」「理事」「役員」という順番で昇進していきます。参事以降から管理職という扱いになり、みなし残業制度が導入されるため残業代は支給されなくなります。
神戸製鋼所では主査まではほぼ横並びでの昇進となるため差が付きづらく、主幹以降で差が生まれます。
主査・主幹に昇進するためには研修・面接を通過する必要があります。一度不合格となった場合でも、1-2年遅れでの昇進が可能です。ただし、参事や参与補以降に昇進できるのは一握りとなります。
神戸製鋼所における役職別の年収は下記の通りとなっています。
役職 | 年次 | 年収 |
---|---|---|
副務 | 1-4年目 | 300-450万円 |
主務 | 5-7年目 | 450-600万円 |
主査(係長) | 7-10年目 | 600-700万円 |
主幹(係長) | 11-14年目 | 700-900万円 |
参事(課長) | 15年目- | 900-1,200万円 |
参与補(副部長) | 20年目あたり | 1,200万円- |
参与(部長) | 評価次第 | 1,500万円- |
昇給が行われるのは年に1回となっており、評価によって毎年一定額の昇給があります。
神戸製鋼所における出世コースは?年収1,000万円の達成は可能?
神戸製鋼所では、主査まではほぼ横並びであるものの主幹以降で差が生まれます。そのため、最短で主査・主幹となることで出世コースに乗ることができ、早期に年収1,000万円も達成できます。
神戸製鋼所では高卒も同じ年収?
神戸製鋼所の場合、高卒では大卒から5年程度昇進が遅れるような形で年収テーブルが適用されます。イメージとしては下記の通りです。高卒の場合、大卒よりも昇進がよりシビアになります。
- 10代: 350万-
- 20代: 400万
- 30代: 500万-
- 40代: 600万-
- 50代: 800万-
神戸製鋼における管理職の年収は?
神戸製鋼所では参事以降が管理職扱いとなりますが、参事以降では年収が900万円からはじまり、参与まで上がると年収1,500万円もみえてきます。ただし、昇進のハードルは非常に高いというのも事実です。
神戸製鋼所における評価制度と昇格・ボーナス
神戸製鋼所においてボーナスは年に2回(6月・12月)支給されます。賞与は4-5か月分程度の支給となっています。
神戸製鋼所では「行動評価」と「業績評価」の2軸によって評価が定まります。行動評価は昇格に影響し、業績評価は賞与に影響し、行動評価、業績評価ともに5段階(ABCDE)評価です。
評価基準は定性面によるものが大きいですが、上長だけでなく更に上長の上位職からの評価がなされることで公平性が担保されている模様です。評価は半期に1回シートを作って面談することとなります。
特に上位職になればなるほど業績の占める割合が大きくなるため、業績が良ければ年収も跳ね上がる傾向にあります。
中途で神戸製鋼所に転職した場合の年収は?
中途で神戸製鋼所に転職したいと思っている場合、「自分の年収がどれくらいになるか」というのは誰しもが気になることだと思います。
実は新卒で入社したときの年収と中途で転職した場合の年収は大きく異なるケースが少なくありません。
中途で入社した場合の具体的な年収を知るためには、転職サイトに掲載されている実際の求人を見ることが最も確実です。口コミサイトやSNSよりも最新かつ正確な情報を知ることができます。
特に人気なのはCMでも有名な転職サイト『ビズリーチ』です。一般的な転職サイトではめったに見つからないような人気企業の高年収求人や好条件の非公開求人が多数掲載されています。
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神戸製鋼所における年齢別年収推移
新卒で神戸製鋼所に入社して、その後も順調に昇進した場合の年齢別年収(ボーナス・残業代を含む)の推移は以下の通りです。
なお、昇進スピードや残業時間・評価によって合計年収は変わる可能性があるため、参考までにご覧ください。
年齢 | 年収 |
---|---|
25歳 | 400-450万円 |
30歳 | 500-550万円 |
35歳 | 600-650万円 |
40歳 | 700-800万円程度 |
45歳 | 800万-1,000万円以上(評価次第) |
50歳 | 1,000万円以上(評価次第) |
神戸製鋼所の初任給・新卒1年目の年収(大卒・院卒別)
神戸製鋼所の初任給と過去の推移は以下の表の通りです。なお、以下の基本給に対して賞与や残業代が別途支給されます。
年度 | 大卒 | 修士 |
---|---|---|
2018年入社 | 210,000円 | 232,000円 |
2019年入社 | 218,060円 | 240,000円 |
2020年入社 | 218,060円 | 240,030円 |
2021年入社 | 218,060円 | 240,000円 |
2022年入社 | 223,560円 | 245,500円 |
2023年入社 | 225,560円 | 247,500円 |
2024年入社 | 257,060円 | 279,000円 |
神戸製鋼所の福利厚生
神戸製鋼所の福利厚生は下記の通りです。独身寮・社宅が整備されており、若手の間は生活費を抑えることができるという点が特徴的です。また、カフェテリアポイントという8.5万円相当のポイントが付与されます。
- 雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金保険、選択型確定拠出年金制度
- カフェテリアプラン(年間8.5万円相当の補助)
- グループ保険、財形貯蓄、育児/介護支援、女性活躍支援、健康活動支援、独身寮、社宅、研修所、共済会、契約ホテル割引制度など
- 年次有給休暇(年間20日)
- 計画年休制度(年休の内、年5日を限度とした具体的な取得日指定)
- 半日休暇制度
- 福祉休暇(年次有給休暇の残日数を積み立てる制度)
- 永年勤続リフレッシュ休暇
- 勤続10年目に5日の休暇付与
- 勤続20年目、30年目には、休暇と副賞を贈呈

神戸製鋼所は激務?
神戸製鋼所は、社会データで月間平均残業時間を開示しています。神戸製鋼所によれば、2023年度の月間平均残業時間は16.1時間となっており、残業時間は短い水準であることが分かります。
年度 | 月間平均残業時間 |
---|---|
2018年 | 18.4時間 |
2019年 | 17.7時間 |
2020年 | 16.6時間 |
2021年 | 17.2時間 |
2022年 | 16.5時間 |
2023年 | 16.1時間 |
入社3年未満の離職率は4.1%と非常に低い水準にあり、神戸製鋼所は働きやすい環境にあることが分かります。
神戸製鋼所はなぜ「やばい」「潰れる」と言われるのか?
日本を代表する製鉄企業の神戸製鋼所ですが、Googleで「神戸製鋼」と検索すると関連キーワードに「やばい」というネガティブなワードがあります。

神戸製鋼所への就職や転職を検討している方の中でも、この検索結果を見て尻込みしてしまったり、不安になってしまった方も少なくないのではないでしょうか。
- 業績が悪く「今後どうなる?」と心配されているため
- ホワイト企業でパワハラもない非常に働きやすい環境であるため
- 年収が低いと言われているため
- 不祥事があったため
- 転職難易度・中途採用倍率が高すぎると言われているため
- 神戸製鋼所の加古川製鉄所が閉鎖されると噂されるため
- リストラの可能性があるため
神戸製鋼所が「やばい」と言われる理由や評判については以下のページで解説しているので、詳しく知りたい方はあわせてご覧ください。

神戸製鋼所における採用大学
大学通信によれば、神戸製鋼所の採用大学は下記の通りです。大学別に見ると非常にレベルが高い大学の出身者が多く、神戸製鋼所の採用大学・学歴・就職難易度ともにレベルが高いことが分かります。
順位 | 大学 | 採用人数 |
---|---|---|
1 | 大阪大学 | 8 |
2 | 東北大学 | 4 |
神戸大学 | 4 | |
同志社大学 | 4 | |
5 | 豊橋技術科学大学 | 3 |
京都大学 | 3 | |
徳島大学 | 3 | |
九州大学 | 3 | |
九州工業大学 | 3 | |
早稲田大学 | 3 | |
関西大学 | 3 | |
日本文理大学 | 3 |
