インターネット上で、イビデンは「やばい」というネガティブな評判が散見されますが、実際にイビデンは「やばい」という評判は正しいのでしょうか。
そもそもイビデンはどのような点で「やばい」と言われているか、またその「やばい」という評判は正しいのか、徹底解説します。
イビデン株式会社
IBIDEN CO.,LTD.
平均年収
689万円
2024年3月期
平均年齢
40.3歳
2024年3月期
平均残業時間
22.0時間
2023年度
離職率
2.6％
2023年度
有給休暇取得日数
16.9日
2023年度
中途採用比率
34.7％
2023年度
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イビデンはどんな会社？
イビデンは日本を代表する電子部品メーカーです。半導体には欠かせないICパッケージ基板や、自動車の環境対応を支えるセラミック製品などを生産しています。
| セグメント | 事業分野 |
|---|---|
| 電子 | プリント配線板、パッケージ基板の製造販売 |
| セラミック | 環境関連セラミック製品、特殊炭素製品、ファインセラミックス製品、セラミックファイ バーの製造販売 |
本社は岐阜県大垣市にあります。
| 会社名 | イビデン株式会社 |
|---|---|
| 英語名 | IBIDEN CO.,LTD. |
| 資本金 | 64,152百万円 |
| 本社所在地 | 岐阜県大垣市神田町2-1 |
イビデンはなぜ「やばい」「ありえない」と言われるのか？
日本を代表する電子部品メーカーであるイビデンですが、Googleで「イビデン」と検索すると関連キーワードに「やばい」「ありえない」というネガティブなワードがあります。
イビデンへの就職や転職を検討している方の中でも、この検索結果を見て尻込みしてしまったり、不安になってしまった方も少なくないのではないでしょうか。
以降では、ネット上で「やばい」「ありえない」と言われる理由について、実態を解説していきます。
と言われる理由
- 年収水準が高く、勝ち組と言われるため
- ホワイト企業ではなく、激務・パワハラで離職率も高いと言われているため
- 業績悪化により将来性がない、潰れると言われているため
- 転職市場難易度・中途採用倍率が高いと言われているため
- 採用大学のレベルが高く、就職難易度が高いと言われているため
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イビデンが「やばい」「ありえない」と言われる理由#1:
年収水準が高く、勝ち組と言われるため
イビデンは年収水準が高く、勝ち組と言われるため、「やばい」「ありえない」と言われることがあります。
イビデンは上場会社なので、有価証券報告書で平均年収が公開されています。有価証券報告書によれば、2024年3月期におけるイビデンの平均年収は689万円（平均年齢: 40.3歳）となっています。
| 年度 | 平均年収 | 平均年齢 |
|---|---|---|
| 2024年3月期 | 689万円 | 40.3歳 |
| 2023年3月期 | 733万円 | 40.4歳 |
| 2022年3月期 | 739万円 | 40.9歳 |
| 2021年3月期 | 685万円 | 40.9歳 |
| 2020年3月期 | 643万円 | 40.6歳 |
| 2019年3月期 | 643万円 | 40.6歳 |
イビデンが「やばい」「ありえない」と言われる理由#2:
ホワイト企業ではなく、激務・パワハラで離職率も高いと言われているため
イビデンはホワイト企業ではなく、激務・パワハラで離職率も高いと言われているため「やばい」「ありえない」と言われることがあります。
リクナビによれば、2023年度におけるイビデンの月間平均残業時間は22.0時間となっており、短い水準であることが分かります。
毎週水曜日はノー残業デーとしているなど、働き方改革が推進されている模様です。
離職率も下記の通り2%-3%と低い水準に抑えられていることが分かります。
| 年度 | 離職率 |
|---|---|
| 2021 | 2.0% |
| 2022 | 3.1% |
| 2023 | 2.8％ |
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イビデンが「やばい」「ありえない」と言われる理由#3:
業績悪化により将来性がない、潰れると言われているため
イビデンは業績悪化により将来性がないと言われているため、「やばい」「ありえない」と言われることがあります。
| 年度 | 売上高 | 営業利益 |
|---|---|---|
| 2018年度 | 3,000億円 | 170億円 |
| 2019年度 | 2,960億円 | 197億円 |
| 2020年度 | 3,235億円 | 386億円 |
| 2021年度 | 4,011億円 | 708億円 |
| 2022年度 | 4,175億円 | 724億円 |
| 2023年度 | 3,705億円 | 476億円 |
確かにイビデンの業績は新型コロナウイルスの影響を受けた2020年度に売上高が下がっています。しかしながら、イビデンの業績は以降右肩上がりを続けています。特に2021年度はパッケージ基盤の成長に伴い大幅に業績が伸びています。
2023年度は半導体需要の低迷で減収減益となりましたが、今後のプリント配線板やパッケージ基盤の需要は堅調と見られており、イビデンは十分に将来性があると考えられています。
イビデンが「やばい」「ありえない」と言われる理由#4:
転職市場難易度・中途採用倍率が高いと言われているため
転職市場難易度・中途採用倍率が高いと言われているため、イビデンはやばいと言われることがあります。
結論から言うと、イビデンは年収の高さや大企業ならではの待遇によって転職市場における人気は高く、転職難易度は高いです。一方で、中途採用に積極的であることから、転職できる可能性は十分にあると言えます。
イビデンによれば、2023年度のイビデンにおける中途採用比率は34.7%となっており、イビデンは中途採用に積極的であることが分かります。
| 年度 | 中途採用比率 |
|---|---|
| 2021年度 | 43.0% |
| 2022年度 | 45.6% |
| 2023年度 | 34.7% |
このように、イビデンは転職市場における人気は高いながら中途採用にも積極的で採用人数も多いです。募集職種も多岐に渡っているため、職種によっては十分に転職できる可能性があると言えます。
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イビデンが「やばい」「ありえない」と言われる理由#5:
採用大学のレベルが高く、就職難易度が高いと言われているため
イビデンは採用大学のレベルが高く、就職難易度が高いと言われているため「やばい」「ありえない」と言われることがあります。
リクナビによれば、イビデンの採用大学は下記の通りです。大学別に見ると非常にレベルが高い大学の出身者が多く、イビデンの採用大学・学歴・就職難易度ともにレベルが高いことが分かります。
北海道大学、東北大学、筑波大学、埼玉大学、千葉大学、東京大学、東京工業大学、首都大学東京、慶應義塾大学、早稲田大学、東京理科大学、明治大学、芝浦工業大学、法政大学、横浜国立大学、富山大学、金沢大学、福井大学、信州大学、静岡大学、岐阜大学、名古屋大学、名古屋工業大学、豊橋技術科学大学、三重大学、京都大学、京都工芸繊維大学、立命館大学、同志社大学、関西大学、大阪大学、大阪府立大学、大阪市立大学、神戸大学、広島大学、九州大学、岐阜工業高等専門学校 他