【難易度B】ベネッセに転職するには?中途採用の選考と対策

ベネッセに中途採用で転職するには?転職難易度と対策を解説

転職市場で人気の高いベネッセについて、転職難易度や中途採用(キャリア採用)の選考フロー・選考倍率・面接内容と対策方法を解説します。

株式会社ベネッセコーポレーション

Benesse Corporation

ベネッセのロゴ

平均年収

941万円

2023年3月期(HD)

平均年齢

46.3歳

2023年3月期(HD)

平均残業時間

41.0時間

2024年度

女性社員比率

48%

2024年

有休取得率

60%

2024年

中途採用比率

64.2%

2024年

HDデータ含む

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目次

ベネッセはどんな会社?

ベネッセは通信教育事業・出版事業を行う大手教育企業です。「国内教育」「Kids&Family」「介護・保育」の3軸で事業を展開しています。

大企業ならではの安定した雇用体系が取られているうえ、多くの社員が年収1,000万円に到達できる人気企業となっています。福利厚生も手厚く、ネームバリューも非常に高いので、転職市場ではおすすめの会社です。

ベネッセの魅力

ベネッセの転職難易度は?中途採用は厳しい?

ベネッセは転職市場で人気が高く、転職難易度は高いです。一方で、中途採用に積極的であることから、転職できる可能性は十分にあると言えます。

転職難易度 A
集英社・講談社・TOPPAN(凸版印刷)・大日本印刷
集英社出版業界のリーダー企業。漫画、書籍、雑誌を幅広く手掛け、国内外で高いシェア
講談社国内最大級の出版企業。漫画、書籍、雑誌を中心に事業を展開
TOPPAN(凸版印刷)印刷技術を基盤に、パッケージ、出版、デジタルソリューションなど幅広い分野で事業を展開
大日本印刷(DNP)出版、包装、電子部品、情報サービスなど幅広い分野で事業を展開する大手印刷企業
転職難易度 B
ベネッセ・KADOKAWA・学研HD・小学館
ベネッセ教育、介護、語学事業を手掛ける総合サービス企業
KADOKAWA出版、映像制作、ゲーム開発などを手掛ける総合エンターテインメント企業
学研HD幼児から高校生向けの教材や参考書を展開。通信教育、学習塾、介護サービスなどを提供
小学館出版業界での大手企業。「コロコロコミック」や教育関連出版物を中心に事業を展開
転職難易度 C
ナガセ・増進会HD
ナガセ進学塾「東進ハイスクール」「東進衛星予備校」を運営する教育サービス企業
増進会HD進学校向けの通信教育や学習塾を中心に事業を展開。オンライン教育や模擬試験など、進学に特化
【参考】転職難易度の計算方法

上記の転職難易度は、以下のデータをもとに計算されています。

企業公式ページおよび実名SNS上で公開されている社員の学歴・職歴データ

ハイクラス転職サイト『タレントスクエア』に掲載されている実際の求人の応募条件(必須条件/歓迎条件)

なお、上記のランキングは企業単位での選考通過確率を相対的に示すものであり、実際の転職活動の成否・難易度は応募職種や選考時期によって異なります。

dodaが発表している「転職人気企業ランキング2024」において、ベネッセはトップ300にランクインしていることから、転職市場におけるベネッセの人気は非常に高いと言えます。

一方で、ベネッセが公開しているデータに基づくと、2024年におけるベネッセの中途採用比率は64.2%となっており、ベネッセは積極的に中途採用を行っていることが分かります。

新卒採用人数中途採用人数中途採用比率
2021年125人85人40.5%
2022年66人95人59.0%
2023年59人185人75.8%
2024年92人165人64.2%
ベネッセコーポレーションの中途採用比率

このように、ベネッセは転職市場における人気は高いながら中途採用にも積極的です。募集職種も多岐に渡っているため、職種によっては十分に転職できる可能性があると言えます。

実際に選考を受ける前に自分の転職可能性を知りたい方は、『転職可能性診断』という無料のツールをチェックしてみてください。

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ベネッセは第二新卒でも転職できる?第二新卒の転職難易度は?

ベネッセは第二新卒であっても十分に転職することが可能です。

第二新卒での転職は選考に不利になると思われがちですが、実際はそんなことはなく、育成コストの安さや体力・吸収力の高さによって企業から高く評価される傾向にあります。

上記のような理由から、誰もが知る有名企業や業界トップクラスの大手企業でも第二新卒を積極採用するケースが増えています。

ベネッセの中途採用(キャリア採用)における選考フローと倍率

ベネッセの選考フローは、下記のようなフローとなっています。

STEP
応募・適性検査

ベネッセの公式HPや、各種転職エージェント経由で応募することができます。なお、基本的に募集は職種ごとに応募することとなります。

STEP
書類選考

職務履歴書やレジュメを提出します。それらに記載された過去の職歴や自己PRを基に、ベネッセが書類選考をします。

STEP
面接(一次・二次)

書類選考を通過したら、面接となります。面接は複数回実施され、2回程度とされています。

STEP
内定・採用条件提示

無事、ベネッセの面接を通過した場合、採用条件(業務内容・待遇)が提示されます。採用条件を受諾できた場合、正式に採用決定となります。

ベネッセにおける中途採用の選考倍率は?

ベネッセの中途採用の選考倍率について、2025年6月時点で公開されている公式の情報はありません。

一般的に、中途採用における選考倍率は30倍程度(書類選考通過率:約3倍、一次面接通過率:約5倍、最終面接通過率:約2倍)とされています。

ただし、ベネッセは転職市場で人気が高いため、一般的な選考倍率よりも選考倍率が高くなる可能性があります。

なお、上記は企業HP等から応募した場合の選考フローですが、企業からのスカウト経由で選考を受ける場合は選考フローが短縮されたり、通過率が大幅にUPすることがあります。

応募方法選考フロー選考倍率
企業HP等から応募
書類選考・Webテストなど通常通り

誰でも応募できるため倍率が高い
スカウト経由
特別ルートで短縮される可能性あり

企業がスカウトするため内定しやすい
応募方法による選考フローと通過率の違いのイメージ

志望度の高い企業・業界に対して転職活動を有利に進めたい方は、『ビズリーチ』や『タレントスクエア(※20代・30代特化型)などのスカウト型転職サイトをチェックしてみてください。

スカウト経由で選考が有利に進みやすいことに加えて、スカウトを通じて転職市場の情報収集をしたり、自分の正しい市場価値を知ることもできます。

ベネッセの選考フローと対策#1:
応募

最初のステップは応募です。多くの企業では会社HP等から求人を確認して応募することができます。自分で応募する際には、履歴書や職務経歴書・志望動機などの必要書類を用意し、各企業の指定のフォーマットで提出する必要があります。

近年では、転職する人の多くが転職エージェントを利用して転職活動を進めています。転職エージェントは必要書類の作成をサポートしてくれるため、複数の企業に同時に応募する場合は転職エージェントの活用がおすすめです。

ベネッセの選考フローと対策#2:
書類選考・適性検査(Webテスト)

書類選考では自分の職務経歴書を提出することとなります。自分の職務経歴書においては、自分の名前や職歴・成し遂げた実績や自己PRといった項目を記載する必要があります。

ベネッセの書類選考における記載内容

書類選考においては自分の持つ経験や強みがなぜベネッセに活きるのかということを意識して書きましょう。

自分が培ってきたビジネスに関する知見やチームマネジメント力など、ベネッセで働く上で役立つと思える経験やスキルを強調して記載することをおすすめします。

ベネッセでは適性検査を受ける必要がある?

書類選考と合わせて適性検査(Web検査)を受ける必要があります。適性検査は基本的にSPIでの実施とされています。

ベネッセにおける書類選考の通過率は?

ベネッセにおける書類選考の通過率は公開されていませんが、書類選考の通過率は30-40%程度とされています。低い確率ではありませんが、必ず書類選考を通過できる訳ではないため、転職の際は複数の企業の選考を受けるのが一般的です。

ベネッセの選考フローと対策#3:
面接

書類選考を通過したら次は面接となります。ベネッセにおける中途採用では面接が2回程度(一次・二次)となっています。

面接においては下記のような質問が問われます。

回答を事前に準備しておくべき質問

面接の通過率を高めるには、想定される質問に対して回答を事前に準備したり、模擬面接をするなど十分な対策をすることが重要です。特に、転職エージェントを利用せずに自力で準備する場合は注意が必要です。

転職エージェント経由で選考を受ける人は、転職エージェントが面接練習をサポートしてくれたり、企業ごとによく聞かれる質問・回答集を共有してくれるため、自力で選考対策を行う人よりも有利になります。

志望度の高い企業の選考を受ける際は、他の転職希望者に負けないような選考対策を自力で行うか、信頼できる転職エージェントからサポートを受けることがおすすめです。

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ASSIGN

20代・30代のハイキャリア転職に特化した大手の転職エージェント。

サポートの手厚さに定評があり、全国のエージェントの中から『JAPAN HEADHUNTER AWARD』最優秀賞を受賞

【公式】https://assign-inc.com

※ 2025年6月中に登録した方全員に選考対策情報をまとめた資料を配布中

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MyVision

コンサル・金融・IT・商社などの人気業界に未経験から転職できる転職エージェント。

情報収集段階の人でも無料で利用でき、無料会員登録すると志望業界の非公開求人・選考対策情報を入手できる。

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ベネッセへの転職に向いている人の特徴

本項目では、ベネッセへの転職に向いている人の特徴についてご説明します。下記のような特徴に当てはまっている人は転職できる可能性が高く、かつ最適な転職先となるでしょう。

ベネッセへの転職に向いている人の特徴

ベネッセへの転職に向いている人の特徴#1:
同業界や競合他社出身の人

ベネッセと事業領域が近い教育系や人材サービス業からベネッセに転職するというのはよくあるケースです。

ベネッセは教育系や人材サービス業の中でも高い年収を誇っており、ベネッセと同じく教育系や人材サービス業で働いていて、年収を上げたい人にとってベネッセはおすすめの転職先です。

また、同業界や競合他社などの会社での経験はベネッセで直接役に立つ経験です。ベネッセの選考を受ける際にアピールしやすいだけでなく、ベネッセに入社した後でも評価されやすい傾向にあります。

ベネッセへの転職に向いている人の特徴#2:
汎用性の高いスキルや専門的な経験を持っている人

汎用性の高いスキルや専門的な経験を持っている人も、ベネッセへの転職に向いていると言えます。

例えば下記のようなどこの会社でも通用する汎用性の高いスキルを持っている人は、ベネッセへの転職活動でアピールしやすく、かつスキルを発揮する機会も多く設けられています。

汎用性の高いスキルや専門的な経験の例

ベネッセへの転職に向いている人の特徴#3:
未経験の業界でもキャッチアップする気がある人【20代・第二新卒等】

ベネッセへの転職に向いている人の特徴として、未経験の業界でもキャッチアップする気があるという点が挙げられます。

特に20代前半~20代後半の場合は、ベネッセで活かせる経験が直接的になくてもこうしたキャッチアップする気概があることで、転職が十分に可能です。

企業が20代・第二新卒等を求める理由

ベネッセへの転職に向いている人の特徴#4:
年収を上げたい人・自分の市場価値を上げたい人

年収を上げたい人・自分の市場価値を上げたい人は、ベネッセへの転職に向いています。

ベネッセは親会社であるベネッセホールディングスが2024年まで上場していたため、有価証券報告書で平均年収が公開されていました。

有価証券報告書によれば、2023年3月期におけるベネッセホールディングスの平均年収は941万円(平均年齢: 46.3歳)となっています。

年度平均年収平均年齢
2023年3月期941万円46.3歳
2022年3月期967万円45.0歳
2021年3月期934万円43.1歳
2020年3月期940万円43.3歳
2019年3月期946万円41.2歳
ベネッセホールディングスの平均年収・平均年齢推移(出所: 同社IR

ベネッセに転職すると、年収が上がるというだけでなく自分自身の市場価値も上がるというメリットがあります。

仮に転職後に合わないと感じても、ベネッセで数年間働いた経験があれば、転職市場における市場価値は非常に高くなります。転職活動における幅も広がるため、より高年収企業に転職したり、自分の好きな業界で仕事をすることなどもできるようになります。

中途でベネッセに転職した場合の年収は?

中途でベネッセに転職したいと思っている場合、「自分の年収がどれくらいになるか」というのは誰しもが気になることでしょう。

実は新卒で入社したときの年収と中途で転職した場合の年収は大きく異なるケースが少なくありません。

中途で入社した場合の具体的な年収を知るためには、転職サイトに掲載されている実際の求人を見ることが最も確実です。口コミサイトやSNSよりも最新かつ正確な情報を知ることができます。

特に人気なのはCMでも有名な転職サイト『ビズリーチ』です。一般的な転職サイトではめったに見つからないような人気企業の高年収求人や好条件の非公開求人が多数掲載されています。

【公式HP】https://bizreach.jp

※2025年6月現在、新規登録すると150,702 件の求人が無料で閲覧可能

ビズリーチに関する豆知識

ビズリーチは定期的にログインしているとアカウントの評価が高まり、人気企業の非公開求人が優先的に案内されやすくなります。

転職活動を始める前から無料アカウントを作成して年に数回ログインしておくだけで、将来転職する際に情報が集まりやすく非常に有利になるのでおすすめです。

【参考】ビズリーチの評判・口コミ

ベネッセの年収に関しては下記の記事で解説しているので、詳しく知りたい方はあわせてご覧ください。

ベネッセの転職元・ベネッセからの転職先

ベネッセへの転職元及び転職先の一例は下記の通りです。あくまで一例なので、下記の様なキャリア以外も十分にあり得ます。ベネッセはキャリア採用が多く、転職者のバックグラウンドも様々です。

ベネッセの転職元

リクルートやレバレジーズなどの人材企業
サイバーエージェントや楽天などのIT企業
証券会社・コンサル・金融など

ベネッセ

新卒プロパーも多いが、キャリア採用にも積極的

ベネッセからの転職先

アクセンチュア、BIG4(PwC、デロイト、EY、KPMG)などのコンサルタント
人材企業・IT企業など、転職先は幅広い

実際に選考を受ける前に自分の転職可能性を知りたい方は、『転職可能性診断』という無料のツールをチェックしてみてください。

簡単な経歴を登録するだけで、以下のような人気企業100社への転職可能性を数字で算出してレポートとして受け取ることができます(出典:転職可能性公式ページ

転職可能性診断

ベネッセへの転職には転職エージェントの活用がおすすめ

ベネッセに転職するためには、転職エージェントを活用するのがおすすめです。

転職エージェントは、書類添削や模擬面接に加え、面接の日程調整や内定後の条件交渉まで、転職活動を幅広くサポートしてくれます。

転職エージェントによるサポート例

書類選考や面接においては、第三者による添削や練習・フィードバックがあることによって合格率を大きく上げることができます。

選考対策だけでなく、転職エージェントは面接官に関する情報や、どのような質問が実際に面接で行われたか、どの部門での採用が積極的かなど、外部からは正確に分からない情報についても豊富に持っています。

なお、現在転職活動中の方1年以内に転職を考えている方は、以下の転職エージェント診断をチェックしてみてください。

5つの簡単な質問に答えるだけで自分にあった転職エージェントが分かります。個人情報の入力なし会員登録なしで結果はその場で表示されます。

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【質問1】現在の年齢は?

年齢を選択

【質問2】性別は?

性別を選択

【質問3】現在の年収は?

年収を選択

【質問4】現在の職種は?

職種を選択

【質問5】希望勤務地は?

希望勤務地を選択

ベネッセの出身大学を紹介 就職するとすごい?

大学通信によれば、ベネッセの出身大学は下記の通りです。幅広い大学から採用を行っていることが分かります。

順位大学就職者数
1早稲田大学7人
2九州大学5人
3上智大学4人
4東京工業大学3人
京都大学3人
同志社大学3人
7神戸大学2人
中央大学2人
日本大学2人
立教大学2人
立命館大学2人
ベネッセの採用大学(出所: 大学通信

運営者情報

タレントスクエアは、東京都港区に本拠点を持つタレントスクエア株式会社が運営しています。当社は厚生労働省から有料職業紹介事業の認可を取得し、求職者の転職支援と企業の採用支援に関わる事業を運営しています。

※「タレントスクエア」は、タレントスクエア株式会社の登録商標(登録6766163)です。

会社名タレントスクエア株式会社(TALENT SQUARE K.K.)
公式ページURLhttps://talentsquare.co.jp/career/corp/
本社所在地〒107-0052
東京都港区赤坂8-11-26 +SHIFT NOGIZAKA 7F
法人番号9011001145238
有料職業紹介事業許可番号13-ユ-315110
特定募集情報等提供事業届出番号51-募-000460
適格請求書事業者登録番号T9011001145238
タレントスクエア株式会社の概要(2025年6月時点)
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