インターネット上で「富士通はやばい」「就職はやめとけ」という評判が散見されますが、実際に富士通はやめておいた方が良いのでしょうか。
そもそもどうしてそのように言われているか、またその評判は正しいのか、富士通社員へのインタビューを参考にしながら徹底解説します。
富士通株式会社
Fujitsu Limited

平均年収
929万円
2025年3月期
平均年齢
43.1歳
2025年3月期
平均残業時間
20.2時間
2023年度
有給休暇取得率
68.2%
2023年度
自己都合離職率
2.55%
2024年度
中途採用比率
47.0%
2024年度
富士通への転職方法・転職難易度に関しては以下のページで解説しているので、詳しく知りたい方はあわせてご覧ください。

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富士通はどんな会社?
富士通は、1935年に設立された日本を代表するICT企業です。本社は東京都港区にあり、現在はハードウェア中心の企業から、ITサービス・DX支援を主軸とする企業へと大きく転換しています。
近年はパソコンやサーバーなどのハードウェア事業を縮小・再編し、コンサルティング、システムインテグレーション、クラウド、運用サービスといった領域に経営資源を集中しています。
また、AIやIoTなどの先端技術を活用した製品やサービスを積極的に導入し、企業のDX支援に力を入れています。国内SIerの中でも、コンサルから実装・運用までを一気通貫で担える総合力が、富士通の強みといえます。
| 会社名 | 富士通株式会社 |
| 英語名 | Fujitsu Limited |
| 資本金 | 3,246億円 |
| 本社所在地 | 神奈川県川崎市中原区上小田中4-1-1 |
富士通はなぜ「やばい」と言われるのか?
日本を代表するIT企業の富士通ですが、Googleで「富士通」と検索すると関連キーワードに「やめとけ」というネガティブなワードがあります。

富士通への就職や転職を検討している方の中でも、この検索結果を見て尻込みしてしまったり、不安になってしまった方も少なくないのではないでしょうか。
以降では、ネット上で「やめとけ」と言われる理由について、実態を解説していきます。
富士通が「やばい」「やめとけ」
と言われる理由
- 将来性がない、終わっていると思われているため
- 激務だと言われているため
- 年収水準が非常に高いと言われているため
- 転職難易度・中途採用倍率が高すぎると言われているため
- 採用大学のレベルが高く、就職難易度が高いため
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富士通が「やばい」「やめとけ」と言われる理由#1:
将来性がない、終わっていると思われているため
将来性がない、終わっていると思われているため、富士通はやばいと言われることがあります。
その背景には、スキャナーやメインフレーム、携帯電話、半導体(子会社の新光電気工業)など、かつて主力だったハードウェア事業から相次いで撤退している点があります。
富士通=ハードウェアというイメージを持つ人にとっては、こうした動きが「事業縮小」や「衰退」と映りやすいのも事実です。
しかし、これらの撤退は業績悪化によるものではありません。収益性や成長性の低いハードウェア領域から、クラウドサービスやシステムインテグレーション、DX支援といったソフトウェア中心の事業へと経営資源を移しています。
現中計では25年度に連結売上高4兆2000億円(22年度実績3兆7,137億円)、調整後営業利益500億円(同3208億円)を目標に掲げている。新光電気が連結から外れることで、トップライン(売上高)の目減りは避けられず、連結売上高4兆円の大台乗せに黄信号がともる。
ただ、利益率は逆に高まる見込み。中核事業に位置付けるサービスソリューションは25年度に調整後営業利益率15%(22年度実績8%)を目標に据えており、新光電気の売却により、中核事業へのシフトによる成長戦略はより鮮明となる。
新光電気を売却する富士通、“経営改革”新段階の課題
富士通は、時代の変化に合わせて事業構造を転換している企業だといえます。足元の業績も堅調な利益水準を維持しており、業績面で「やばい」と評価される状況ではありません。
| 年度 | 売上高 | 営業利益 |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 3兆5,868億円 | 2,756億円 |
| 2023年3月期 | 3兆7,137億円 | 3,208億円 |
| 2024年3月期 | 3兆7,560億円 | 2,836億円 |
| 2025年3月期 | 3兆5,501億円 | 3,072億円 |
富士通が「やばい」「やめとけ」と言われる理由#2:
激務だと言われているため
富士通が「やばい」「やめとけ」と言われる理由の1つに、激務だと言われているという点が挙げられます。
しかし、富士通が公開しているデータによれば、2023年度の平均残業時間は20.2時間と、極端に長い水準ではありません。少なくとも、慢性的な長時間労働が常態化している状況ではないことが分かります。
| 年度 | 月間平均残業時間 |
|---|---|
| 2020年度 | 23.4時間 |
| 2021年度 | 22.0時間 |
| 2022年度 | 21.0時間 |
| 2023年度 | 20.2時間 |
なお、残業やパワハラがなく高年収のホワイト企業に転職したい方は、ホワイト企業転職に強い転職サイト『タレントスクエア』をチェックしてみてください。
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富士通が「やばい」「やめとけ」と言われる理由#3:
年収水準が非常に高いと言われているため
年収水準が非常に高いと言われているため、富士通は「やばい」と言われることがあります。
富士通は上場企業のため、有価証券報告書で平均年収が開示されています。2025年3月期の有価証券報告書によれば、富士通の平均年収は929万円(平均年齢: 43.1歳)となっています。
| 年度 | 平均年収 | 平均年齢 |
|---|---|---|
| 2025年3月期 | 929万円 | 43.1歳 |
| 2024年3月期 | 965万円 | 43.6歳 |
| 2023年3月期 | 879万円 | 43.7歳 |
| 2022年3月期 | 860万円 | 43.6歳 |
| 2021年3月期 | 865万円 | 43.8歳 |
| 2020年3月期 | 804万円 | 43.6歳 |
| 2019年3月期 | 799万円 | 43.2歳 |
| 2018年3月期 | 790万円 | 43.3歳 |
このように、安定した高年収を実現できるうえに福利厚生も充実しています。待遇面の水準が高い点が、良い意味で「やばい」と評価される理由の1つとなっています。

富士通が「やばい」「やめとけ」と言われる理由#4:
転職難易度・中途採用倍率が高すぎると言われているため
転職難易度・中途採用倍率が高すぎると言われているというのも、富士通が「やばい」「やめとけ」と言われる理由の1つです。
結論から言うと、富士通は転職市場で人気が高く、転職難易度は高いです。一方で、中途採用に積極的であることから、転職できる可能性は十分にあると言えます。
dodaが発表している「転職人気企業ランキング2025」において、富士通はTOP50にランクインしていることから、転職市場における富士通の人気は非常に高いと言えます。
一方で、富士通が公開しているデータによれば、2023年度の富士通における中途採用比率は51.1%となっており、富士通は中途採用に積極的であることが分かります。
| 年度 | 新卒採用比率 | 中途採用比率 |
|---|---|---|
| 2020年度 | 71.2% | 28.8% |
| 2021年度 | 67.2% | 32.8% |
| 2022年度 | 48.3% | 51.7% |
| 2023年度 | 48.9% | 51.1% |
このように、富士通は転職市場における人気は高いながら中途採用にも積極的です。募集職種も多岐に渡っているため、職種によっては十分に転職できる可能性があると言えます。
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富士通が「やばい」「やめとけ」と言われる理由#5:
採用大学のレベルが高く、就職難易度が高いため
富士通は採用大学のレベルが高く、就職難易度が高いため「やばい」と言われることがあります。
大学通信によれば、富士通の採用大学は以下の通りです。早稲田大学、慶應義塾大学、大阪大学、東京大学、東京理科大学など非常にレベルが高い大学の出身者が多く、富士通の就職難易度は高いことが分かります。
| 順位 | 採用大学 | 就職者数 |
|---|---|---|
| 1位 | 早稲田大学 | 60人 |
| 2位 | 慶應義塾大学 | 39人 |
| 3位 | 明治大学 | 29人 |
| 4位 | 東京理科大学 | 25人 |
| 5位 | 横浜国立大学 青山学院大学 | 22人 |
| 7位 | 同志社大学 | 21人 |
| 8位 | 東京大学 大阪大学 | 20人 |
| 10位 | 東北大学 | 19人 |
| 11位 | 関西学院大学 | 18人 |
| 12位 | 中央大学 立命館大学 | 17人 |
| 14位 | 法政大学 立教大学 | 16人 |
| 16位 | 東京工業大学 神戸大学 | 15人 |
| 18位 | 京都大学 | 13人 |
| 19位 | 大阪公立大学 | 12人 |
| 20位 | 北海道大学 九州大学 上智大学 | 11人 |

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