デンソーは、待遇の良さやネームバリューなど様々な要因によって転職市場で高い人気を誇っていますが、「デンソーに転職すると後悔する」と言われることもあります。
本ページでは、「デンソーへの転職は後悔する」と言われる理由や実態について解説しています。
株式会社デンソー
DENSO CORPORATION

平均年収
839万円
2024年3月期
平均年齢
44.7歳
2024年3月期
平均残業時間
19時間
2023年度
有休消化率
95.7%
2023年度
離職率
0.90%
2023年度
中途採用比率
38.4%
2023年度技術系総合職
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デンソーへの転職方法・転職難易度に関しては、以下のページで解説しているので、詳しく知りたい方はあわせてご覧ください。

デンソーはどんな会社?
デンソーは、先進的な自動車技術、システム・製品を提供する、グローバルな自動車部品メーカーです。(2023/3期売上高: 64,013億円)事業領域は下記の通りとなっています。
大企業ならではの安定した雇用体系が取られているうえ、多くの社員が年収1,000万円に到達できる人気企業となっています。福利厚生も手厚く、ネームバリューも非常に高いので、転職市場ではおすすめの会社です。
- 高年収: 年収1,000万円以上
- ホワイト企業: 残業時間は非常に短い
- 大企業のメリット: 充実した福利厚生やネームバリュー
- キャリアパス: スキルや経験が身に付き市場価値が上がる
デンソーの転職難易度は?中途採用は厳しい?
結論から言うと、デンソーは転職市場で人気が高く、転職難易度は高いです。一方で、中途採用に積極的であることから、転職できる可能性は十分にあると言えます。
2025年5月最新版
自動車部品業界の転職難易度ランキング
転職難易度 S
デンソー・ボッシュ
デンソー(DENSO) | トヨタグループの中核自動車部品メーカー。電動化や自動運転技術に注力 |
---|---|
ボッシュ(Bosch) | ドイツ発の自動車部品大手。電動化やADASでグローバルに活躍 |
転職難易度 A
ブリヂストン・アイシン・豊田自動織機・ジェイテクト・日本特殊陶業・日本精工
ブリヂストン | 世界最大級のタイヤメーカー。自動車用タイヤや工業用品を製造 |
---|---|
アイシン | トヨタグループの大手メーカー。トランスミッションや車両部品に強み |
豊田自動織機 | トヨタグループの中核企業で、フォークリフトや自動車部品を製造 |
ジェイテクト | トヨタグループで駆動系部品やステアリングシステムを製造 |
日本特殊陶業 | スパークプラグや酸素センサーで世界的に知られる企業 |
日本精工 | ベアリングの世界的メーカー。自動車部品や精密機器で高いシェア |
転職難易度 B
豊田合成・トヨタ紡織・住友電装・デンソーテン・アドヴィクス・パナソニックオートモーティブシステムズ(PAS)
豊田合成 | トヨタグループのゴム・樹脂部品メーカー。エアバッグや樹脂部品に強み |
---|---|
トヨタ紡織 | トヨタグループで内装部品を製造。シートや内装材に特化 |
住友電装 | ワイヤーハーネス(車両用配線)で世界トップクラスのシェア |
デンソーテン | 車載用電子機器やカーナビを製造。トヨタグループの一員 |
アドヴィクス | ブレーキシステム専門メーカー。トヨタグループの一角 |
パナソニックオートモーティブシステムズ(PAS) | パナソニックの車載機器事業部。カーナビやEV関連製品に注力 |
転職難易度 C
アルプスアルパイン・トヨタ車体・日産車体・スタンレー電気
アルプスアルパイン | 自動車部品や電子部品を手掛ける総合部品メーカー |
---|---|
トヨタ車体 | トヨタグループでバンやSUVなど特殊車両の開発・製造を担当 |
日産車体 | 日産グループの車体専門メーカーで、SUVや商用車の生産に従事 |
スタンレー電気 | 車載用照明(ヘッドライト・テールランプ)で世界的なシェア |
※ 上記のランキングは転職市場で人気のある有名企業・大手企業のみを抽出しています。「転職難易度C」の企業であっても、転職市場全体では難易度が非常に高い部類に入る点にご注意ください。
【参考】転職難易度の計算方法
上記の転職難易度は、以下のデータをもとに計算されています。
企業公式ページおよび実名SNS上で公開されている社員の学歴・職歴データ
ハイクラス転職サイト『タレントスクエア』に掲載されている実際の求人の応募条件(必須条件/歓迎条件)
なお、上記のランキングは企業単位での選考通過確率を相対的に示すものであり、実際の転職活動の成否・難易度は応募職種や選考時期によって異なります。
dodaが発表している「転職人気企業ランキング2024」において、デンソーは全体の上位300社(54位)にランクインしていることから、転職市場におけるデンソーの人気は高いと言えます。
一方で、デンソーが公開している中途採用比率によれば、2023年度のデンソーにおける中途採用比率は事務系総合職で約44%、技術系総合職で約38%となっており、デンソーは中途採用に積極的であることが分かります。
年度 | 採用人数 | キャリア採用人数 | キャリア採用比率 |
---|---|---|---|
2019年度 | 78人 | 22人 | 28.2% |
2020年度 | 61人 | 12人 | 19.7% |
2021年度 | 40人 | 23人 | 57.5% |
2022年度 | 77人 | 23人 | 30.0% |
2023年度 | 75人 | 33人 | 44.0% |
年度 | 採用人数 | キャリア採用人数 | 中途採用比率 |
---|---|---|---|
2019年度 | 538人 | 154人 | 28.6% |
2020年度 | 432人 | 114人 | 26.4% |
2021年度 | 337人 | 81人 | 24.0% |
2022年度 | 375人 | 140人 | 37.3% |
2023年度 | 357人 | 137人 | 38.4% |
このように、デンソーは転職市場における人気は高いながら中途採用にも積極的です。募集職種も多岐に渡っているため、職種によっては十分に転職できる可能性があると言えます。
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デンソーへの転職は後悔すると言われる理由
転職市場における人気が高く、転職難易度が非常に高いと言われるデンソーですが、「デンソーへの転職は後悔する」と言われることがあります。
と言われる理由
デンソーへの転職は後悔すると言われる理由#1:
保守的な文化に慣れる必要がある
保守的な文化に慣れる必要があるというのが、デンソーへの転職は後悔すると言われる理由の1つです。
デンソーは、日本の大企業らしく堅実で慎重な社風です。その分、意思決定のプロセスが長く、リスク回避の意識が強い、そして前例を重視する文化が根強いのが特徴です。
項目 | 詳細 |
---|---|
意思決定のプロセスが長い | ■ 大企業ならではの合意形成のプロセスが多く、稟議(承認フロー)が厳格 ■ 新しい提案をしても、上層部の承認を得るまでに時間がかかり、スピード感を持って進めるのが難しい |
リスク回避の意識が強い | ■ グローバル企業として安定経営を重視 ■ リスクを取って新しいことに挑戦する風土は強くない |
前例を重視する文化が根強い | ■ 過去の成功事例に基づいて判断する文化 ■ 前例のない取り組みには慎重になりがち |
こうした文化は、デンソーの安定した成長を支えている一方で、スピード感を持って新しいことに挑戦したい人にとっては大きな壁になる可能性があります。
これらの要素があるため、転職者にとっては「変化を起こしにくい環境」と感じられることがあり、後悔の理由になり得ます。
デンソーへの転職は後悔すると言われる理由#2:
年功序列でもどかしい思いをする機会が多い
年功序列でもどかしい思いをする機会が多いというのが、デンソーへの転職は後悔すると言われる理由の1つです。
デンソーのような日系企業は、依然として年次や社歴を重視する年功序列的な要素が強いです。どれだけ成果を上げても、若手や中途採用者は昇進や重要なポジションを任されるまでに時間がかかることが多いです。
特に、デンソーのような優良企業は離職率が低く、昇進したくても上層部が詰まっていることからなかなか昇進できないことが珍しくありません。
- 若手や中途採用者は昇進や重要なポジションを任されるまでに時間がかかる
- 離職率が低く、上のポジションが空かない
- 実力があっても昇進ができず、納得できなくても年次の高い社員に従わざるを得ない
また、年次によって仕事の役割や裁量が明確に分かれているため、実力があっても年次が浅いと責任のある仕事を任されにくいことがあります。
納得できなくても年次の高い社員の意向に従わざるを得ない場面も多く、自分の能力を十分に発揮できないともどかしさを感じることがあります。
デンソーは出世して自分で裁量を持てるようになるまでに非常に長い時間がかかります。特に向上心がある方や起業家マインドがある方は、ライフスパンの長さに焦りを感じてしまいやすいです。
デンソーへの転職は後悔すると言われる理由#3:
出世争いが熾烈で、新卒が優遇されやすい
出世争いが熾烈だというのも、デンソーへの転職は後悔すると言われる理由の1つです。
デンソーは高収入で社会的な評価も高い一方、昇進していくためには厳しい競争を勝ち抜く必要があります。幹部候補や管理職を目指す場合、常に結果を出し続けることが求められます。
- 優秀な人材が多く在籍しており、同期や同僚との成果競争が非常に激しい
- 一度の失敗や評価の低下が昇進の機会を大きく左右し、取り返しが難しい場合がある
- 新卒採用を重視する文化が強く、中途入社の場合は昇進が限られることがある
- リーダーシップ、語学力、交渉力、マネジメント能力など幅広いスキルが必要とされる
- 異動や駐在先での成果も評価に直結する
しかしながら、デンソーにおける同僚(競争相手)は、優秀な人が多いです。また、幹部候補の人数が多いために、自分に少しでもマイナス評価があると出世レースから大きく後退してしまいます。
また、日系企業は新卒を優遇する文化が根強いため、同じようなパフォーマンスだと新卒が優先されてしまいます。
このように、デンソーは高年収を安定して実現できる企業ではあるものの、転職した場合は出世はとてもハードルが高いというのが、デンソーへの転職は「後悔する」と言われる理由の1つです。
デンソーへの転職は後悔すると言われる理由#4:
愛知に移住しなければならない可能性がある
愛知に移住しなければならない可能性があるというのも、デンソーへの転職は後悔すると言われる理由の1つです。
デンソーの本社や主要な技術・生産拠点は愛知県刈谷市をはじめとする愛知エリアに集中しています。そのため、研究開発や生産技術、品質管理などの職種に就く場合、愛知県への移住が必要となるケースが多くなります。
しかも、それは短期的な滞在ではなく、数年~十数年単位の長期的な居住を前提とすることも少なくありません。
愛知県刈谷市昭和町1-1
家族の事情や生活スタイルから都市部での生活を希望する人にとっては、刈谷市やその周辺地域への移住が心理的なハードルになる場合もあります。東京・大阪で育った人は友人関係などの観点からも不満になりやすいです。
デンソーへの転職がおすすめの理由
デンソーへの転職がおすすめの理由としては、以下のような理由が挙げられます。
転職がおすすめの理由
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デンソーへの転職がおすすめの理由#1:
大手企業としてのネームバリューがあるため
デンソーへの転職がおすすめの理由として、大手企業としてのネームバリューがあるためという点が挙げられます。
デンソーは、高年収や安定したキャリアパスが期待できるだけでなく、一般認知度が高く信用性の高い会社です。デンソーで働いていることは自身の信用性を大きく高めることにつながります。
- 自身の信用が上がる
- 周囲の人を安心させることができる
- 雇用が安定している
- キャリアに関する市場価値を高めることができる
- 収入が高いことを示すシグナルとなる
信用性が高いことは、高額な住宅ローンを引きやすいなどのメリットにも繋がります。国内で最も有名かつネームバリューのある会社で働くことができるというのが、デンソーへの転職がおすすめな理由です。
デンソーへの転職がおすすめの理由#2:
年収が高いため
年収が高いというのも、デンソーへの転職がおすすめの理由の1つです。
デンソーは上場企業のため、有価証券報告書で平均年収が開示されています。有価証券報告書によれば、2024年3月期におけるデンソーの平均年収は839万円(平均年齢: 44.7歳)となっており、年収が高い会社です。
年度 | 平均年収 | 平均年齢 |
---|---|---|
2024年3月期 | 839万円 | 44.7歳 |
2023年3月期 | 811万円 | 44.5歳 |
2022年3月期 | 787万円 | 44.2歳 |
2021年3月期 | 721万円 | 43.8歳 |
2020年3月期 | 798万円 | 43.6歳 |
2019年3月期 | 817万円 | 43.3歳 |
2018年3月期 | 812万円 | 43.4歳 |
デンソーに転職すると、年収が上がるというだけでなく自分自身の市場価値も上がるというメリットがあります。
仮に転職後に合わないと感じても、デンソーで数年間働いた経験があれば、転職市場における市場価値は非常に高くなります。
転職活動における幅広がるため、より高年収企業に転職したり、自分の好きな業界で仕事をすることなどもできるようになります。

デンソーへの転職がおすすめの理由#3:
ホワイト企業であるため
残業時間がそれほど長くないホワイト企業であるというのも、デンソーへの転職がおすすめの理由の1つです。
デンソーが公開している情報によれば、2023年度におけるデンソーの月間平均残業時間は19時間となっており、平均年収の高さに対して残業時間は短い水準であることが分かります。有給休暇消化率も100%に近い水準です。
年度 | 月間平均残業時間 | 有給休暇消化率 |
---|---|---|
2018年度 | 25時間 | 94.8% |
2019年度 | 22時間 | 101.4% |
2020年度 | 15時間 | 96.6% |
2021年度 | 19時間 | 91.9% |
2022年度 | 18時間 | 95.4% |
2023年度 | 19時間 | 95.7% |
デンソーは大企業でコンプライアンス意識も高いため、ハラスメントなどもほとんど見られません。ホワイト企業で働きたい人にとってデンソーはおすすめの会社となっています。
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デンソーの採用大学・学歴は?就職難易度は高い?
デンソーにおける2024年度の採用大学ランキングは以下の通りです。最も採用数の多い大学は名古屋工業大学となっており、名古屋大学・静岡大学など東海地方の有名大学が続きます。
順位 | 採用大学 | 就職者数 |
---|---|---|
1位 | 名古屋工業大学 | 61人 |
2位 | 名古屋大学 | 53人 |
3位 | 静岡大学 | 15人 |
4位 | 同志社大学 | 13人 |
5位 | 大阪公立大学 | 8人 |
6位 | 金沢大学 三重大学 南山大学 | 6人 |
7位 | 東京理科大学 | 5人 |
8位 | 豊橋技術科学大学 神戸大学 富山県立大学 芝浦工業大学 早稲田大学 立命館大学 | 4人 |
9位 | 東北大学 千葉大学 九州大学 中央大学 明治大学 中京大学 豊田工業大学 | 3人 |
