日本ゼオンはやばい？評判を徹底解説

インターネット上で、日本ゼオンは「やばい」という評判が散見されますが、実際に日本ゼオンは「やばい」という評判は正しいのでしょうか。

そもそもどのような点で「やばい」と言われているか、またその「やばい」という評判は正しいのか、徹底解説いたします。

本記事のポイント

なぜ日本ゼオンが「やばい」と言われるのか？

日本ゼオンは下記の様な理由で「やばい」と言われますが、実際はやばくありません。本記事では1つ1つ解説しているので、是非ご覧ください。

日本ゼオンが「やばい」と言われる理由

• 将来性・今後が心配されているため
• 年収が高い一方で昇格試験を受ける必要があるため
• パワハラ・激務で離職率が高いと言われているため
• リストラがあったと言われているため
• 採用大学のレベルが高いと言われているため

日本ゼオンに転職するためにやるべきこと

日本ゼオンは転職市場で非常に人気の高い企業ですが、前職での実績や選考対策次第で十分に転職できる可能性があります。

中途で日本ゼオンに転職するためには、日本ゼオンをよく知る転職エージェントを活用することが重要です。

転職エージェントは無料で何社でも利用することができ、企業研究から書類作成・面接対策まで全てサポートしてもらえます。

中でも『ASSIGN（アサイン）』は全国のエージェントの中から『JAPAN HEADHUNTER AWARD』の最優秀賞に選ばれた大手の転職エージェントで、実際の利用者の口コミも非常に良いのでおすすめです。

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日本ゼオンはどんな会社？

日本ゼオンは、自動車用タイヤなどの合成ゴムや高機能樹脂の製造・開発を中心に事業を行う化学メーカーです。

セグメント	製品群
エラストマー素材事業	合成ゴム・合成ラテックス・化成品など
高機能材料事業	高機能樹脂・高機能部材・電子材料・電池材料・化学品・メディカルデバイス・重合法トナーなど
その他の事業	CNT事業、RIM事業、塗料事業など

現代表取締役社長は豊嶋 哲也氏で、本社は東京都千代田区丸の内にあります。

会社名	日本ゼオン株式会社
英語名	Zeon Corporation
資本金	242億11百万円
本社所在地	東京都千代田区丸の内1-6-2 新丸の内センタービル

日本ゼオンの転職難易度は？

日本ゼオンは年収の高さや成長機会の豊富さ、その後のキャリアパスの広がりなどから転職市場で非常に高い人気があります。

一方で、近年では中途採用を積極的に行っており、20代や第二新卒での転職実績も出ているため、正しい選考対策を行うことで十分転職可能だと言えます。

日本ゼオンはなぜ「やばい」と言われるのか？

日本を代表する化学品メーカーの日本ゼオンですが、Googleで「日本ゼオン」と検索すると関連キーワードに「やばい」というネガティブなワードがあります。

日本ゼオンへの就職や転職を検討している方の中でも、この検索結果を見て尻込みしてしまったり、不安になってしまった方も少なくないのではないでしょうか。以降では、ネット上で「やばい」と言われる理由について、実態を解説していきます。

日本ゼオンが「やばい」と言われる理由①:
将来性・今後が心配されているため

日本ゼオンは将来性・今後が心配されているため、「やばい」と言われることがあります。

年度	売上高	営業利益
2019年度	3,220億円	261億円
2020年度	3,020億円	334億円
2021年度	3,617億円	444億円
2022年度	3,886億円	272億円

確かに日本ゼオンは2020年度に減収・2022年度に減益となっています。2020年度は新型コロナウイルスの影響を受けましたが、2022年度は減損損失による一時的な減益です。

日本ゼオンは19日、2023年3月期の連結純利益が前の期比69%減の105億円になったと発表した。従来予想は185億円だった。徳山工場（山口県周南市）で手掛ける石油化学品の合成ゴムの生産設備などについて、減損損失116億円を特別損失に計上する。

日本ゼオン、69%減益

2022年度の減益は一時的な減益であり、今後も恒常的に続くわけではありません。

一方で中国景気減速の影響を受け、合成ゴムや汎用ゴムの出荷量が減少しているのも事実であり、今後はこうしたエラストマー事業などがどのように推移していくかが注目されています。決して将来性がないわけではありません。

日本ゼオンが「やばい」と言われる理由②:
年収が高い一方で昇格試験を受ける必要があるため

日本ゼオンは年収が高い一方で昇格試験を受ける必要があるため「やばい」と言われることがあります。

日本ゼオンは上場会社なので、有価証券報告書で平均年収が公開されています。有価証券報告書によれば、2023年3月期における日本ゼオンの平均年収は732万円（平均年齢: 39.5歳）となっています。

年度	平均年収	平均年齢
2023年3月期	732万円	39.5歳
2022年3月期	751万円	40.0歳
2021年3月期	724万円	41.0歳
2020年3月期	736万円	40.8歳
2019年3月期	736万円	40.5歳

国税庁が開示している日本人の平均年収が461万円であることから、日本ゼオンの平均年収は日本人全体の平均よりも有意に高いと言えます。

また、マイナビAGENTが公表している業種別平均年収ランキングによると、化学・石油製品・繊維メーカーの平均年収は470万円となっており、日本ゼオンの平均年収は化学・石油製品・繊維メーカー全体の平均年収よりも高い水準になっています。

日本ゼオンは年収が高いものの、3年に一度程度昇格試験を受けることで昇給していくという点が特徴的です。昇格試験（筆記試験・論文・面接）は形だけでなくかなりの勉強が必要なので、「やばい」と言われることがあります。

特に管理職（主事）への昇格試験では、上司の推薦が必要なうえにかなりの時間勉強をする必要があります。

中途で日本ゼオンに転職した場合の年収は？

中途で日本ゼオンに転職したいと思っている場合、「自分の年収がどれくらいになるか」というのは誰しもが気になることだと思います。

日本ゼオンの年収は下記の記事でも解説しているので、詳しく知りたい方はあわせてご覧ください。

日本ゼオンが「やばい」と言われる理由③:
パワハラ・激務で離職率が高いと言われているため

日本ゼオンはパワハラ・激務で離職率が高いと言われているため「やばい」と言われることがあります。

日本ゼオンにおいて、パワハラがあるという口コミ・評判はタレントスクエア独自の調査上ではありませんでした。また、日本ゼオンは月間平均残業時間を公開していますが、公式によれば平均残業時間は24.2時間となっており、短い水準であることが分かります。

日本ゼオンの2022年3月期における離職者数は33名となっています。社員数は2,107名、離職率は1.6%という水準であり、離職率も十分に低いことが分かります。

日本ゼオンが「やばい」と言われる理由④:
リストラがあったと言われているため

日本ゼオンはリストラがあったと言われているため「やばい」と言われることがあります。

これは実態と異なっており、日本ゼオンは創業以来リストラを行ったことはないと言われています。完全終身雇用を維持している会社で、雇用の安定感があると評判です。

日本ゼオンが「やばい」と言われる理由⑤:
採用大学のレベルが高いと言われているため

日本ゼオンは採用大学のレベルが高いために「やばい」と言われることがあります。日本ゼオンの採用大学は下記の通りです。大学院の採用が多く、採用大学のレベルが高いことが分かります。

まとめ: 日本ゼオンはやばい会社ではない

本記事では、日本ゼオンが「やめとけ」と噂されている理由とその実態について調べてきましたが、日本ゼオンは決してそのような会社ではありません。日本ゼオンは年収水準も高いおすすめの会社となっています。