インターネット上で、大正製薬は「やばい」という評判が散見されますが、実際に大正製薬は「やばい」という評判は正しいのでしょうか。
そもそも大正製薬はどのような点で「やばい」と言われているか、またその「やばい」という評判は正しいのか、徹底解説します。
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大正製薬はどんな会社?
大正製薬はOTC医薬品を中心としたセルフメディケーション事業と、医療用医薬品を手がける医薬事業を両輪とした総合医薬メーカーです。
特にセルフメディケーションが事業の中心であり、売上の87.5%がセルフメディケーション事業から創出されています。
セルフメディケーション事業では、「リポビタン」「パブロン」「リアップ」といったカテゴリーNO.1ブランドを有し、日本国内のOTC医薬品市場でトップシェアを誇っています。
海外にも展開しており、国内外の売上はほぼ同額(約1,300億円)となっています。

医薬事業では「整形外科疾患」「代謝性疾患」「感染症」「精神疾患」を重点領域としています。
会社名 | 大正製薬株式会社 |
資本金 | 298億37百万円 |
本社所在地 | 東京都豊島区高田3丁目24番1号 |
【中途採用】大正製薬の転職難易度は?
大正製薬は年収の高さや成長機会の豊富さ、その後のキャリアパスの広がりなどから転職市場で非常に高い人気があります。
一方で、近年では中途採用を積極的に行っており、20代や第二新卒での転職実績も出ているため、正しい選考対策を行うことで十分転職可能だと言えます。
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大正製薬はなぜ「やばい」と言われるのか?
日本有数の製薬メーカーである大正製薬ですが、Googleで「大正製薬」と検索すると関連キーワードに「やばい」というネガティブなワードがあります。

大正製薬への就職や転職を検討している方の中でも、この検索結果を見て尻込みしてしまったり、不安になってしまった方も少なくないのではないでしょうか。以降では、ネット上で「やばい」と言われる理由について、実態を解説していきます。
と言われる理由
- MBOで非上場化することとなったため
- 将来性がない、潰れると言われているため
- 年収水準が高いため
- 宗教が関係していると言われるため
- 過去に早期退職・リストラを行ったうえ、2023年も早期退職を実施しているため
- 採用大学のレベル・就職難易度が高いと言われているため
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大正製薬が「やばい」と言われる理由#1:
MBOで非上場化することとなったため
大正製薬はMBOで非上場化することとなったため「やばい」と言われることがあります。大正製薬は2023年11月、MBO(経営陣が参加する買収)を実施すると発表しました。
大正製薬ホールディングス(HD)は24日、MBO(経営陣が参加する買収)を実施すると発表した。オーナー家が代表を務める企業がTOB(株式公開買い付け)を実施し、普通株の買い付け総額は約7100億円。日本企業のMBOでは過去最大だ。主力の一般用医薬品(大衆薬)が伸び悩む中、非上場化でネット販売や海外事業を強化し立て直す。
大正製薬HD、日本企業最大のMBO 約7100億円
MBOにより、大正製薬は2024年に上場会社でなくなります。これによって株主のことを気にすることなく成長戦略を実施できるとしており、これ自体が「やばい」わけではありません。
同社はMBOの背景について市場環境の変化で、大衆薬のネット販売に向けたインフラの整備や、グローバルで展開できる他ブランドの買収など、中長期的な取り組みが必要になるとした。その上で「相応の時間と大きなリスクを伴うもので、株主の全面的な支持を得るのは難しい」とした。
大正製薬HD、日本企業最大のMBO 約7100億円
大正製薬が「やばい」と言われる理由#2:
将来性がない、潰れると言われているため
大正製薬は将来性がない、潰れると言われているため「やばい」と言われることがあります。
年度 | 売上高 | 営業利益 (のれん・商標権等償却前) |
---|---|---|
2019年度 | 2,885億円 | 295億円 |
2020年度 | 2,819億円 | 320億円 |
2021年度 | 2,682億円 | 232億円 |
2022年度 | 3,013億円 | 363億円 |
確かに大正製薬の業績は2021年度に大きく下がっています。主要薬品の販売提携終了に加えて会計基準の変更が影響した模様です。
【減収減益】2021年4月に、年商200億円規模だった中外製薬の骨粗しょう症治療薬の販売提携を終了。今期から「収益認識に関する会計基準」の適用もあり減収。ドリンク剤などの広告投入で営業段階から減益。年間配当予想は100円を維持。
大正製薬ホールディングス、減収減益
2022年度では、新型コロナウイルスの感染が国内外で広がり、総合感冒薬「パブロン」の需要が急増したことや、整腸剤「ビオフェルミン」などそのほかの主力品も好調だったことも相まって大幅な増収増益を達成しています。
今後も医薬品は需要の増加が見込まれ大正製薬は十分に将来性がある企業だと言えます。MBOを経てより成長することが期待されます。
大正製薬が「やばい」と言われる理由#3:
年収水準が高いため
大正製薬は年収が高く「やばい」と言われることがあります。
大正製薬ホールディングスは2024年4月までは上場会社だったので、有価証券報告書で平均年収が公開されていました。持株会社における平均年収なので、通常の平均年収よりも高い水準ですが、ご参考までにご紹介します。
有価証券報告書によれば、2023年3月期における大正製薬ホールディングスの平均年収は895万円(平均年齢: 45.6歳)となっています。
年度 | 平均年収 | 平均年齢 |
---|---|---|
2023年3月期 | 895万円 | 45.6歳 |
2022年3月期 | 864万円 | 44.4歳 |
2021年3月期 | 867万円 | 45.2歳 |
2020年3月期 | 853万円 | 44.6歳 |
2019年3月期 | 924万円 | 44.9歳 |

大正製薬が「やばい」と言われる理由#4:
宗教が関係していると言われるため
大正製薬は宗教と関係があるのではないかという噂で「やばい」と言われることがあります。
これは根も葉もないうわさであり、大正製薬が特別な宗教と結びついているなどという事実はないため、安心して良いでしょう。
大正製薬が「やばい」と言われる理由#5:
過去に早期退職・リストラを行ったうえ、2023年も早期退職を実施しているため
大正製薬は早期退職・リストラを行ったため「やばい」と言われることがあります。大正製薬は、2018年に創業以来初めて早期退職制度を募集し、全従業員の15%である948人が応募しました。
大正製薬ホールディングス(HD)は31日、7月から募集していた早期退職制度の募集結果を発表した。応募人数は948人で、全従業員(約6300人)の15%にあたる。同社の18年3月期の連結純利益は前の期比10%増の316億円と好調だが、今後は少子高齢化など市場環境が縮小する可能性があることから、業績が好調なうちに組織をスリム化する考えだ。
大正製薬HDは5月に創業以来初となる早期退職の募集を発表した。上原明社長は「中長期的に発展するためにやらなければならない」と募集理由を説明。勤続10年以上で40歳以上の約3000人を対象に7月1日から8月10日まで早期退職を募集した。今回、全従業員の15%が早期退職に応募したことについて「ほぼ想定していた人数」(同社)としている。
大正製薬HD、早期退職に948人 全従業員の15%
当時は医療用医薬品事業で苦戦していたのが背景で、こうした大規模な早期退職に至りました。2023年にも同様に早期退職を募集していると報道が出たため、「やばい」と言われています。
大正製薬ホールディングスは10日、早期退職優遇制度を実施し、645人の応募者が9月末までに全員退職したと発表した。組織改革の一環としている。割増退職金など約60億円を特別損失として2023年4〜9月期に計上した。
大正製薬、早期退職645人 24年3月期純利益は下方修正
大正製薬が「やばい」と言われる理由#6:
採用大学のレベル・就職難易度が高いと言われているため
大正製薬は採用大学のレベル・就職難易度が高いと言われているため「やばい」と言われることがあります。
大正製薬の採用大学は下記の通りです。大学別に見ると非常にレベルが高い大学の出身者が多く、大正製薬の採用大学・学歴・就職難易度ともにレベルが高いことが分かります。
研究職、開発職、生産技術職
麻布大学、石川県立大学、愛媛大学、大阪大学、大阪医科薬科大学、大阪市立大学、大阪府立大学、岡山大学、金沢大学、岐阜大学、岐阜薬科大学、九州大学、京都大学、京都薬科大学、慶應義塾大学、神戸大学、埼玉大学、静岡県立大学、芝浦工業大学、上智大学、千葉大学、筑波大学、東京大学、東京薬科大学、東京理科大学、東北大学、徳島大学、富山大学、長崎大学、名古屋大学、広島大学、星薬科大学、北海道大学、三重大学、早稲田大学
ビジネス総合職
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