インターネット上で、住友電工(住友電気工業)は「やばい」という評判が散見されますが、実際に住友電工は「やばい」のでしょうか。
そもそもどのような点で「やばい」と言われているか、またその「やばい」という評判は正しいのか、住友電工社員へのインタビューを参考にしながら徹底解説します。
住友電気工業株式会社
Sumitomo Electric Industries, Ltd.

平均年収
850万円
2025年3月期
平均年齢
43.2歳
2025年3月期
平均残業時間
15.7時間
2024年度
男性育児休業取得率
100%
2024年度
有給休暇取得日数
18.4日
2024年度
中途採用比率
37.0%
2023年度
住友電工への転職方法・転職難易度は以下のページで解説しているので、詳しく知りたい方は合わせてご覧ください。

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住友電工はどんな会社?
住友電気工業は、1897年に設立された日本を代表する総合電線・電気機器メーカーで、本社は大阪市北区にあります。長い歴史を持つ住友グループの中核企業として、グローバルに事業を展開しています。
事業領域は、電線・ケーブルを基盤に、自動車関連、エレクトロニクス、環境・エネルギー、情報通信など多岐にわたり、社会インフラから先端産業まで幅広い分野を支えています。
主力製品には、光ファイバーや通信ケーブル、自動車用ワイヤーハーネス、高機能材料(銅材・特殊鋼線)、半導体関連部材などがあります。とりわけ自動車用ワイヤーハーネス分野では、国内外でトップクラスのシェアを誇っています。
| 会社名 | 住友電気工業株式会社 |
| 英語名 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. |
| 資本金 | 99,737百万円 |
| 本社所在地 | 大阪市中央区北浜4-5-33(住友ビル) |
住友電工はなぜ「やばい」「潰れる」と言われるのか?
日本を代表する素材企業の住友電工ですが、Googleで「住友電工」と検索すると関連キーワードに「やばい」というネガティブなワードがあります。

住友電工への就職や転職を検討している方の中でも、この検索結果を見て尻込みしてしまったり、不安になってしまった方も少なくないのではないでしょうか。
以降では、ネット上で「やばい」と言われる理由について、実態を解説していきます。
住友電工が「やばい」と言われる理由
- 年収が高いから
- 激務でパワハラもあり離職率が高いと言われているから
- 業績が悪く将来性がないと心配されているから
- 転職難易度・中途採用倍率が高すぎると言われている
- 不祥事があったから
- リストラの可能性があるから
- 採用大学のレベルが高く学歴フィルターがあると言われているから
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住友電工がやばいと言われる理由#1:
年収が高いから
住友電工は、年収水準の高さから「やばい」と言われることがあります。
住友電工は上場会社なので、有価証券報告書で平均年収が公開されています。有価証券報告書によれば、2025年3月期における住友電工の平均年収は850万円(平均年齢: 43.2歳)となっています。
| 年度 | 平均年収 | 平均年齢 |
|---|---|---|
| 2025年3月期 | 850万円 | 43.2歳 |
| 2024年3月期 | 820万円 | 43.2歳 |
| 2023年3月期 | 779万円 | 43.1歳 |
| 2022年3月期 | 785万円 | 43.2歳 |
| 2021年3月期 | 778万円 | 41.7歳 |
| 2020年3月期 | 803万円 | 41.9歳 |
| 2019年3月期 | 808万円 | 41.8歳 |
| 2018年3月期 | 804万円 | 42.0歳 |
また、大企業ならではの充実した福利厚生制度も整っており、給与面だけでなく待遇面でも安定感のある企業として評価されています。

住友電工がやばいと言われる理由#2:
激務でパワハラもあり離職率が高いと言われているから
住友電工は激務でパワハラもあり離職率が高いと言われているからやばいと言われています。
しかし、住友電工が公開しているデータによると、2024年度の月間平均残業時間は15.7時間と、製造業の中でも比較的短い水準に抑えられています。少なくとも労働時間の面では、長時間労働が常態化している企業とは言えません。
| 年度 | 平均所定外労働時間 | 3年以内離職率 |
|---|---|---|
| 2019年度 | 17.5時間 | 10.1% |
| 2020年度 | 13.6時間 | 7.6% |
| 2021年度 | 16.3時間 | 9.9% |
| 2022年度 | 16.0時間 | 13.3% |
| 2023年度 | 16.1時間 | 12.2% |
| 2024年度 | 15.7時間 | 12.6% |
入社3年以内の離職率は、おおむね10%程度で推移しており極端に高い水準ではありません。また、パワハラに関しても、近年はコンプライアンス意識の高まりを背景に、社内体制の整備や相談窓口の設置などの取り組みが進められています。
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住友電工がやばいと言われる理由#3:
業績が悪く将来性がないと心配されているから
住友電工がやばいと言われる理由の3つ目が、業績が悪く将来性がないと心配されているという理由です。
| 年度 | 売上高 | 営業利益 |
|---|---|---|
| 2020年3月期 | 3兆1,070億円 | 1,272億円 |
| 2021年3月期 | 2兆9,186億円 | 1,139億円 |
| 2022年3月期 | 3兆3,679億円 | 1,222億円 |
| 2023年3月期 | 4兆0,056億円 | 1,774億円 |
| 2024年3月期 | 4兆4,028億円 | 2,266億円 |
| 2025年3月期 | 4兆6,798億円 | 3,207億円 |
業績面を見ると、こうした評判は必ずしも的確ではないことが分かります。住友電工は、多くの企業が業績を落としたコロナ禍においても、多少の減収はあったものの、全体として堅調な業績を維持してきました。
背景には、ワイヤーハーネスや電力ケーブル、超硬工具といった主力製品の販売拡大に加え、銅価格の上昇による収益押し上げ効果があります。とりわけ2024年度は、これらの要因が重なり、大幅な業績成長を実現しています。
今後は、データセンターやAI需要の拡大、デジタルトランスフォーメーションの進展、自動車のCASE対応といった潮流を追い風に、住友電工の高付加価値製品への需要は一段と高まると見込まれています。
住友電工がやばいと言われる理由#4:
転職難易度・中途採用倍率が高すぎると言われているから
転職難易度・中途採用倍率が高すぎると言われているというのも、住友電工がやばいと言われる理由の1つです。
確かに、住友電工は年収の高さや大企業ならではの待遇によって転職市場における人気は高く、転職難易度は高いです。一方で、中途採用に積極的であることから、転職できる可能性は十分にあると言えます。
住友電工によれば、2023年度の住友電工における中途採用比率は37%となっており、住友電工は中途採用に積極的であることが分かります。
| 年度 | 中途採用比率 |
|---|---|
| 2021年度 | 26% |
| 2022年度 | 35% |
| 2023年度 | 37% |
このように、住友電工は転職市場における人気は高いながら中途採用にも積極的です。募集職種も多岐に渡っているため、職種によっては十分に転職できる可能性があると言えます。
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住友電工がやばいと言われる理由#5:
不祥事があったから
住友電工が「やばい」と言われる理由の1つに、過去に不祥事があった点が挙げられます。
住友電工の主な不祥事としては、2012年に自動車用ワイヤーハーネス分野で価格カルテルに関与し、独占禁止法違反により課徴金約21億円を納付した事例があります。これは、当時企業姿勢が厳しく問われました。
- 2012年: 自動車用ワイヤーハーネスにおける価格カルテルにより、課徴金21億円を納付
- 2016年: 住友電工子会社勤務の派遣社員が架空取引を行い数千万円を横領
一方、2016年に発覚した子会社勤務の派遣社員による架空取引・横領事件については、住友電工側が被害者の立場であり、当該人物に対して刑事告訴も行っています。
価格カルテルについては住友電工側に明確な責任があり、再発防止が求められる事案でしたが、近年において大きな不祥事は確認されていません。
住友電工がやばいと言われる理由#6:
リストラの可能性があるから
リストラの可能性があると噂されるというのも、住友電工がやばいと言われる理由の1つです。
しかし、住友電工がこれまでに大規模なリストラを実施した事実はありません。平均年収が高いことから人件費負担を懸念する声もありますが、外資系企業のように業績悪化を理由として大規模な解雇を行う企業体質ではありません。
住友電工は、年功序列や終身雇用の色合いが比較的強く、長期的な人材育成を重視する企業文化を持っています。そのため、現時点で住友電工がリストラ企業であると評価するのは適切ではなく、噂が先行している面が大きいと言えます。
住友電工がやばいと言われる理由#7:
採用大学のレベルが高く学歴フィルターがあると言われているから
採用大学のレベルが高く学歴フィルターがあると言われているというのも、住友電工がやばいと言われる理由の1つです。
実際に住友電工の2024年度最新の採用大学は以下の通りです。一部の最難関大学に限らず採用を行っており、住友電工には学歴フィルターはないと言えます。
<大学院>
青山学院大学、茨城大学、宇都宮大学、大阪大学、大阪公立大学、大阪市立大学、大阪府立大学、岡山大学、お茶の水女子大学、香川大学、鹿児島大学、金沢大学、金沢工業大学、関西大学、関西学院大学、岐阜大学、九州大学、九州工業大学、京都大学、京都工芸繊維大学、熊本大学、群馬大学、慶應義塾大学、高知大学、神戸大学、埼玉大学、佐賀大学、静岡大学、芝浦工業大学、島根大学、上智大学、信州大学、千葉大学、筑波大学、電気通信大学、東京大学、東京工業大学、東京都立大学、東京農工大学、東京理科大学、同志社大学、東北大学、徳島大学、鳥取大学、富山大学、豊田工業大学、豊橋技術科学大学、長岡技術科学大学、長崎大学、名古屋大学、名古屋工業大学、奈良女子大学、日本女子大学、一橋大学、弘前大学、広島大学、福井大学、北海道大学、三重大学、宮崎大学、明治大学、山形大学、山梨大学、横浜国立大学、立命館大学、早稲田大学
<大学>
青山学院大学、大阪大学、大阪公立大学、大阪市立大学、大阪府立大学、岡山大学、学習院大学、金沢大学、関西大学、関西学院大学、九州大学、京都大学、慶應義塾大学、神戸大学、滋賀大学、上智大学、中央大学、東京大学、東京外国語大学、東京農工大学、同志社大学、名古屋大学、名古屋市立大学、一橋大学、広島大学、法政大学、北海道大学、明治大学、横浜国立大学、立教大学、立命館大学、立命館アジア太平洋大学、早稲田大学

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