パーク24はやばい？将来性がない？リストラがある？評判を解説

インターネット上で、パーク24は「やばい」という評判が散見されますが、実際にパーク24は「やばい」という評判は正しいのでしょうか。

そもそもパーク24はどのような点で「やばい」と言われているか、またその「やばい」という評判は正しいのか、徹底解説します。

パーク24はどんな会社？

パーク24は駐車場やレンタカー、カーシェアリング、会員、決済などのサービスを提供する交通インフラの総合プロデュース企業です。

事業	詳細
タイムズパーキング	パーク24グループが提供する駐車場サービスの総称で、 主に時間貸によって収益を獲得
タイムズカーレンタル タイムズカー	レンタカーサービス タイムズパーキングに駐車されている専用車両を活用
タイムズペイ	飲食店・小売店などのサービス業を中心に、決済サービスを提供
タイムズクラブ タイムズビジネスサービス	入会金・年会費無料の会員制サービスや 法人向けのカーシェアリング・レンタカーを提供

駐車場台数は約129万台、モビリティ台数（レンタカー・シェアカー）は約5.3万台、会員数は約980万人にのぼっています。

現代表取締役社長は佐々木 賢一氏で、本社は東京都品川区西五反田にあります。

会社名	パーク24株式会社
英語名	PARK24 Co.,Ltd.
資本金	32,739百万円
本社所在地	東京都品川区西五反田2丁目20番4号

パーク24はなぜ「やばい」と言われるのか？

日本を代表する交通インフラの総合プロデュース業であるパーク24ですが、Googleで「パーク24」と検索すると関連キーワードに「やばい」というネガティブなワードがあります。

パーク24への就職や転職を検討している方の中でも、この検索結果を見て尻込みしてしまったり、不安になってしまった方も少なくないのではないでしょうか。

以降では、ネット上で「やばい」と言われる理由について、実態を解説していきます。

パーク24が「やばい」と言われる理由#1:
業績悪化で将来性がないと言われているため

パーク24は業績悪化で将来性がないと言われているため、「やばい」と言われることがあります。

年度	売上高	営業利益
2019年度	3,174億円	223億円
2020年度	2,689億円	-147億円
2021年度	2,511億円	-99億円
2022年度	2,902億円	207億円
2023年度	3,301億円	320億円

パーク24は2020年度・2021年度に売上高が大きく減少し、赤字となっています。新型コロナウイルスによって外出控えが続き、駐車場やカーシェアの利用が低迷したことが原因です。

パーク24は固定費が大きく、駐車場やカーシェアの利用が低迷すると赤字となりやすいビジネスとなっています。

新型コロナウイルスの影響が一巡して以降、パーク24の業績は回復傾向にあり2022年度は200億円、2023年度は300億円超の黒字となっています。

パーク24が15日発表した2022年10月期の連結決算は最終損益が24億円の黒字（前の期は116億円の赤字）だった。3期ぶりに黒字に転じた。新型コロナウイルス感染対策の行動制限が解除され外出が増えたことで、カーシェアリングサービスや駐車場の利用が増えた。

パーク24、前期最終黒字24億円

今後も外出需要は安定して推移すると見られており、パーク24は業績も良くなると予想されます。

パーク24が「やばい」と言われる理由#2:
激務ではなく、優良企業でリストラもないと言われているため

パーク24は激務ではなく、激務ではなく、優良企業であると言われているため「やばい」と言われることがあります。パーク24において、パワハラがあるという口コミ・評判はタレントスクエア独自の調査上ではありませんでした。

また、パーク24は月間平均残業時間を公開しています。2023年度の月間平均残業時間は13時間となっており十分短い水準であることがわかります。

年度	月間平均残業時間
2021年度	7時間
2022年度	11時間
2023年度	13時間

パーク24の離職率は下記の通りとなっています。どの年であっても一桁台と非常に低い水準であることが分かります。リストラに関しては表立った報道はありません。

年度	自己都合退職率
2019年度	4.8％
2020年度	5.0％
2021年度	6.7％
2022年度	6.9％
2023年度	5.9％

業績が悪くてもリストラ（早期退職）があったわけでもなく、パーク24は雇用が安定していると言えるでしょう。

パーク24が「やばい」と言われる理由#3:
年収が低いと言われているため

パーク24は年収が低いと言われているため「やばい」と言われることがあります。

パーク24は上場会社なので、有価証券報告書で平均年収が公開されています。有価証券報告書によれば、2024年10月期におけるパーク24の平均年収は732万円（平均年齢: 37.5歳）となっています。

年度	平均年収	平均年齢
2024年10月期	732万円	37.5歳
2023年10月期	725万円	37.7歳
2022年10月期	611万円	37.6歳
2021年10月期	524万円	37.4歳
2020年10月期	582万円	37.0歳
2019年10月期	673万円	36.8歳
2018年10月期	623万円	36.4歳

国税庁が開示している日本人の平均年収が461万円であることから、パーク24の平均年収は日本人全体の平均よりも有意に高いと言えます。

また、マイナビエージェントが公表している業種別平均年収ランキングによると、物流・運輸・倉庫業の平均年収は395万円となっており、パーク24の平均年収は物流・運輸・倉庫業全体の平均年収よりも高い水準になっています。

パーク24が「やばい」と言われる理由#4:
中途の採用に積極的なため

パーク24は中途の採用に積極的なため「やばい」と言われることがあります。

年度	中途採用比率
2020年度	57.3%
2021年度	77.8%
2022年度	73.2%
2023年度	88.5％
2024年度	78.6％

パーク24では中途採用比率が7割を超えており、中途の採用に非常に積極的だということが分かります。中途での転職を目指している方におすすめできる会社です。

パーク24が「やばい」と言われる理由#5:
汚職問題があったと言われているため

パーク24は東京五輪・パラリンピックの開催に際して汚職問題があったと言われており、「やばい」と言われることがあります。

東京五輪・パラリンピックをめぐる汚職事件で、東京地検特捜部は7日、大会スポンサーだった駐車場サービス「パーク24」（東京都品川区）の本社を、関係先として新たに家宅捜索した。担当役員らから任意の事情聴取も行った。大会組織委員会の元理事・高橋治之容疑者（78）が複数の企業のスポンサー選定に関わった経緯などを、幅広く調べているとみられる。

パーク24は2018年7月、大会スポンサー「オフィシャルサポーター」になった。組織委はスポンサーの獲得業務を広告最大手「電通」に委託。関係者によると、パーク24の契約は協力店として再委託を受けた広告大手「ADKホールディングス」が関わった。特捜部は7月にADKも捜索している。

パーク24は、日本オリンピック委員会（JOC）前会長の竹田恒和氏も社外取締役を務めている。取材に対してパーク24は捜索を受けたことを認め、同社の役員や社員を容疑者とした捜索ではないと説明。「捜査に全面的に協力する」と答えた。

パーク24を家宅捜索　五輪スポンサー　汚職事件の関係先で　特捜部

実際には、パーク24は贈賄への関与がないと調査結果が公表されており、パーク24は「やばい」訳ではないと言えます。

駐車場サービス「パーク２４」は２６日、東京五輪・パラリンピックを巡る汚職事件に関する社内調査委員会による調査結果を公表した。調査委は役職員の贈賄への関与は認められないと結論付けたという。同社は昨年９月に事件の関係先として東京地検特捜部の家宅捜索を受けた。任意聴取された日本オリンピック委員会（ＪＯＣ）前会長竹田恒和氏（７５）は同１０月に社外取締役を辞任していた。

社外取締役らによる調査委員会は今月１５日までの２カ月間、社内関係者に対するインタビューや資料の調査分析などを実施。協賛金などは、契約上の根拠に基づき適切な社内手続きを経て支出されており、贈賄の性質を有する支出はないことが確認されたとした。

パーク２４、東京五輪汚職の「贈賄関与なし」　調査結果を公表

パーク24が「やばい」と言われる理由#6:
採用大学のレベルが高く、就職難易度も高いと言われているため

パーク24は採用大学のレベルが高く、就職難易度も高いと言われているため「やばい」と言われることがあります。

リクナビによれば、パーク24の採用大学は下記の通りです。大学の種類も多く非常に多様な大学から採用していることが分かります。