インターネット上で、日本触媒は「やばい」という評判が散見されますが、実際に日本触媒は「やばい」という評判は正しいのでしょうか。
そもそも日本触媒はどのような点で「やばい」と言われているか、またその「やばい」という評判は正しいのか、徹底解説します。
株式会社日本触媒
NIPPON SHOKUBAI CO., LTD.

平均年収
811万円
2025年3月期
平均年齢
39.2歳
2025年3月期
平均残業時間
15.0時間
2023年度
離職率
2.3%
2023年度
有給休暇取得率
90.0%
2023年度
中途採用比率
35.0%
2023年度
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日本触媒はどんな会社?
日本触媒は紙おむつの素材である高吸水性樹脂とその原料のアクリル酸において世界トップクラスのシェアを持つグローバルカンパニーです。紙おむつの原料だけでなく、衣料用洗剤やディスプレイ材料も提供しています。
製品 | 原材料 |
---|---|
紙おむつ | 高吸水性樹脂 |
衣料用洗剤 | 酸化エチレン、エタノールアミン、セカンダリーアルコールエトキシレート |
フラットパネルディスプレイ | 光学フィルム用アクリル樹脂、 カラーフィルター用レジスト樹脂 |
電気自動車用バッテリー | リチウムイオン電池用電解質 |
ゴルフボール | (メタ)アクリル酸金属塩 |
セメント、コンクリート等 | コンクリート混和剤用ポリマー |
現代表取締役社長は野田 和宏氏で、本社は大阪府大阪市中央区にあります。
会社名 | 株式会社日本触媒 |
英語名 | NIPPON SHOKUBAI CO., LTD. |
資本金 | 100,002百万円 |
本社所在地 | 大阪府大阪市中央区高麗橋4-1-1 |
日本触媒はなぜ「やばい」と言われるのか?
日本を代表する化学企業の日本触媒ですが、Googleで「日本触媒」と検索すると関連キーワードに「やばい」というネガティブなワードがあります。

日本触媒への就職や転職を検討している方の中でも、この検索結果を見て尻込みしてしまったり、不安になってしまった方も少なくないのではないでしょうか。以降では、ネット上で「やばい」と言われる理由について、実態を解説していきます。
日本触媒が「やばい」と言われる理由
- 将来性がない、業績悪化で潰れると言われているため
- 激務かつリストラもあると言われているため
- 年収水準が高く、勝ち組と言われるため
- 転職難易度・中途採用倍率が高いと言われているため
- 三洋化成との統合が破断したため
- 海外勤務の可能性があるため
- 採用大学のレベルが高く人気企業だと言われているため
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日本触媒が「やばい」と言われる理由#1:
将来性がない、業績悪化で潰れると言われているため
日本触媒は将来性がない、業績悪化で潰れると言われているため、「やばい」と言われることがあります。日本触媒における業績推移は下記の通りです。
年度 | 売上高 | 営業利益 |
---|---|---|
2019年度 | 3,022億円 | 132億円 |
2020年度 | 2,732億円 | -159億円 |
2021年度 | 3,693億円 | 291億円 |
2022年度 | 4,196億円 | 235億円 |
2023年度 | 3,920億円 | 166億円 |
日本触媒が11日発表した2021年3月期連結決算は、最終損益が109億円となった。新型コロナの影響による世界景気減速を受けて、原料価格や販売価格が低迷し販売数量が減少した。欧州子会社の減損損失や三洋化成との経営統合中止に伴う関連費用などを計上したことで損益が膨らんだ。
本触媒・最終損益109億円の赤字
新型コロナウイルスの影響は非常に大きく、原料価格の上昇や販売価格の低迷で赤字となってしまいました。
一方で2021年度以降は黒字に転換し、安定した利益を創出しています。主力製品である高吸水性樹脂(SAP)の採算悪化が継続して2023年度は業績が悪化していますが、引き続き黒字水準で「潰れる」わけではありません。
財務健全性も問題なく、日本触媒は引き続き優良企業だと言えます。
日本触媒が「やばい」と言われる理由#2:
激務かつリストラもあると言われているため
日本触媒は激務かつリストラもあると言われているため「やばい」と言われることがあります。
日本触媒は1人あたり平均総労働時間を公開しています。公式によれば日本触媒の平均残業時間は15.0時間程度となっており、短い水準であることが分かります。
年度 | 平均残業時間 |
---|---|
2018 | 15.8時間 |
2019 | 15.4時間 |
2020 | 15.3時間 |
2021 | 15.3時間 |
2022 | 15.3時間 |
2023 | 15.0時間 |
また、離職率も下記の通り1桁台と低い水準に抑えられていることが分かります。
年度 | 離職率 |
---|---|
2018 | 1.6% |
2019 | 1.4% |
2020 | 1.8% |
2021 | 2.5% |
2022 | 1.7% |
2023 | 2.3% |
日本触媒は近年リストラを行っておらず、平均残業時間が短いかつ離職率も低いという企業となっています。
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日本触媒が「やばい」と言われる理由#3:
年収水準が高く、勝ち組と言われるため
日本触媒は年収水準が高く、勝ち組と言われるため、「やばい」と言われることがあります。
日本触媒は上場会社なので、有価証券報告書で平均年収が公開されています。有価証券報告書によれば、2025年3月期における日本触媒の平均年収は811万円(平均年齢: 39.2歳)となっており、非常に高い水準であることが分かります。
年度 | 平均年収 | 平均年齢 |
---|---|---|
2025年3月期 | 811万円 | 39.2歳 |
2024年3月期 | 818万円 | 39.0歳 |
2023年3月期 | 782万円 | 38.8歳 |
2022年3月期 | 760万円 | 38.7歳 |
2021年3月期 | 767万円 | 38.5歳 |
2020年3月期 | 810万円 | 38.3歳 |
2019年3月期 | 797万円 | 38.0歳 |

日本触媒が「やばい」と言われる理由#4:
転職難易度・中途採用倍率が高いと言われているため
転職難易度・中途採用倍率が高いと言われているため、日本触媒はやばいと言われることがあります。
確かに、日本触媒は年収の高さや大企業ならではの待遇によって転職市場における人気は高く、転職難易度は高いです。一方で、中途採用に積極的であることから、転職できる可能性は十分にあると言えます。
日本触媒によれば、2023年度の日本触媒における中途採用比率は35.0%となっており、日本触媒は中途採用に積極的であることが分かります。
年度 | 中途採用比率 |
---|---|
2021年度 | 13.3% |
2022年度 | 34.4% |
2023年度 | 35.0% |
このように、日本触媒は転職市場における人気は高いながら中途採用にも積極的で採用人数も多いです。募集職種も多岐に渡っているため、職種によっては十分に転職できる可能性があると言えます。
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日本触媒が「やばい」と言われる理由#5:
三洋化成との統合が破断したため
日本触媒は三洋化成との統合が破断したため「やばい」と言われることがあります。おむつ用の高吸水性樹脂の世界的メーカーである日本触媒と三洋化成は、2019年5月に経営統合を発表しました。
韓国勢などに対抗し、世界シェアを高める考えでしたが、新型コロナウイルスの影響で事業環境が不透明になったと判断し、2020年10月に経営統合を中止することとなりました。
紙おむつ原料大手の日本触媒と三洋化成工業は21日、2021年4月に予定していた経営統合を中止すると発表した。4月に統合延期を発表していたが、新型コロナウイルスにより今後も事業環境が不透明なことから、統合は困難と判断した。
両社はおむつ用の高吸水性樹脂の世界的メーカー。19年5月に経営統合を発表し、韓国勢などに対抗し、世界シェアを高める考えだった。当初は20年10月の統合を目指していたが、日本触媒の業績悪化を受けて統合時期を延期。21年4月を目標に統合比率の見直しを進めていた。
しかし、新型コロナウイルスの影響で高吸水性樹脂の需要が減少。日本触媒によると、足元の販売数量は「約1割減っている」という。特に影響が深刻な欧州では連結子会社に関して約20億円の減損損失を21年3月期に計上する。
19年7月以降、日本触媒は3度目の業績下方修正を迫られ、三洋化成側から統合中止を申し入れたという。三洋化成の安藤孝夫社長は21日、日本経済新聞の取材に「(経営統合の)前提条件が変わった」と話した。
日本触媒と三洋化成、コロナで経営統合中止 21年春
新型コロナウイルスの影響で経営統合を中止するのは合理的判断であり、日本触媒が「やばい」わけではありません。
日本触媒が「やばい」と言われる理由#6:
海外勤務の可能性があるため
日本触媒では海外勤務の可能性があるため「やばい」と言われることがあります。日本触媒は海外売上高比率が約5割あり、社員の8割が海外赴任を一度は経験することができます。
私が入社を決めた理由
日本触媒 社員の声
就職活動時、限られた範囲の製品を扱うのではなく幅広い業界・分野を支えている素材メーカーに注目しました。大学時代の留学経験から海外に関わる仕事をしたい気持ちもあったため、それも含めていろいろ調べる中で行き着いたのが当社です。海外売上高比率が約5割あり、また約8割が海外赴任を一度は経験することが出来る点にとても魅力を感じました。選考過程で話をした先輩社員の皆さんの真摯で穏やかな人柄に惹かれたのも入社を決めた理由の一つです。
日本触媒における主要な海外事業所は下記の通りです。
アメリカ(テキサス)、ベルギー、ルクセンブルク、インドネシア、シンガポール、中国(上海)、韓国
日本触媒が「やばい」と言われる理由#7:
採用大学のレベルが高く人気企業だと言われているため
日本触媒は採用大学のレベルが高く人気企業だと言われているため「やばい」と言われることがあります。
日本触媒の採用大学は下記の通りです。大学別に見ると非常にレベルが高い大学の出身者が多く、日本触媒の採用大学・学歴・就職難易度ともにレベルが高いことが分かります。
愛媛大学、大阪市立大学、大阪大学、大阪府立大学、岡山大学、鹿児島大学、金沢大学、関西学院大学、九州大学、京都工芸繊維大学、京都大学、熊本大学、慶應義塾大学、神戸大学、佐賀大学、静岡大学、信州大学、上智大学、千葉大学、中央大学、東京工業大学、東京大学、東京農工大学、東京理科大学、東北大学、徳島大学、豊橋技術科学大学、同志社大学、名古屋工業大学、名古屋大学、奈良先端科学技術大学院大学、一橋大学、兵庫県立大学、広島大学、法政大学、北海道大学、三重大学、明治大学、横浜国立大学、横浜市立大学、立教大学、立命館大学、早稲田大学
【中途採用】日本触媒に転職したい方におすすめのハイクラス転職サイト
日本触媒のような有名企業・人気企業に転職したい方におすすめのハイクラス転職サイトを厳選して紹介します。
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おすすめのハイクラス転職サイト#3:
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おすすめのハイクラス転職サイト#4:
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