インターネット上で、日本製鋼所は「やばい」「将来性がない」という評判が散見されますが、実際に日本製鋼所は「やばい」という評判は正しいのでしょうか。
そもそも日本製鋼所はどのような点で「やばい」と言われているか、またその「やばい」という評判は正しいのか、徹底解説します。
株式会社日本製鋼所
THE JAPAN STEEL WORKS, LTD.

平均年収
687万円
2024年3月期
平均年齢
39.0歳
2024年3月期
平均残業時間
16.9時間
2023年度
離職率
2.0%
2023年度
有給休暇取得率
67.8%
2023年度
中途採用比率
42%
2023年度
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日本製鋼所はどんな会社?
日本製鋼所は、樹脂機械製品、プラスチック成形機等を核にITや防衛など多様な製品を擁する「産業機械事業」と、発電、石油精製、天然ガス等のエネルギー産業向けを中心とする「素形材・エンジニアリング事業」を2つを軸とした企業です。
日本製鋼所の代表は松尾 敏夫氏で、本社は東京都品川区大崎にあります。
会社名 | 株式会社日本製鋼所 |
英語名 | The Japan Steel Works, Ltd. |
資本金 | 19,799百万円 |
本社所在地 | 東京都品川区大崎1丁目11番1号 |
日本製鋼所はなぜ「やばい」と言われるのか?
日本を代表する製鋼企業の日本製鋼所ですが、Googleで「日本製鋼所」と検索すると関連キーワードに「やばい」というネガティブなワードがあります。

日本製鋼所への就職や転職を検討している方の中でも、この検索結果を見て尻込みしてしまったり、不安になってしまった方も少なくないのではないでしょうか。以降では、ネット上で「やばい」と言われる理由について、実態を解説していきます。
と言われる理由
- 激務だと言われているため
- 離職率が高い・リストラがあると噂されているため
- 将来性がなく、「潰れる」と言われているため
- 転職難易度・中途採用倍率が高いと言われているため
- 年収水準が高いため
- 上場廃止になったと言われているため
- 不正・不祥事があったため
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日本製鋼所が「やばい」と言われる理由#1:
激務だと言われているため
日本製鋼所が「やばい」と言われる理由として、激務だと言われているためという理由が挙げられます。
日本製鋼所における月間平均残業時間の推移は下記の通りです。日本製鋼所の月間平均残業時間は16.9時間となっており、短い水準であることが分かります。
年度 | 月間平均残業時間 |
---|---|
2021 | 18.8時間 |
2022 | 19.2時間 |
2023 | 16.9時間 |
日本製鋼所が「やばい」と言われる理由#2:
離職率が高い・リストラがあると噂されているため
日本製鋼所は離職率が高い・リストラがあると噂され、やばいと言われることがあります。
実際の離職率は3%程度となっています。社員の満足度も高く低い水準に落ち着いていることが分かります。
年度 | 総離職率 | 自己都合退職率 |
---|---|---|
2019年度 | 3.5% | 1.4% |
2020年度 | 3.5% | 1.4% |
2021年度 | 4.4% | 1.9% |
2022年度 | 5.4% | 2.2% |
2023年度 | 4.3% | 2.0% |
日本製鋼所が近年早期退職・リストラを行っているという事実はありません。
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日本製鋼所が「やばい」と言われる理由#3:
将来性がなく、「潰れる」と言われているため
日本製鋼所は将来性がなく、「潰れる」と言われているため、「やばい」「やめとけ」と言われることがあります。
年度 | 売上高 | 営業利益 |
---|---|---|
2018年度 | 2,202億円 | 243億円 |
2019年度 | 2,175億円 | 187億円 |
2020年度 | 1,980億円 | 102億円 |
2021年度 | 2,138億円 | 155億円 |
2022年度 | 2,387億円 | 138億円 |
日本製鋼所の業績は2020年度に減収減益となるなど業績不振に陥りました。新型コロナウイルスの影響で生産・受注が大きく減少したことが主な原因です。
とはいえ多くの企業が赤字となるなかで日本製鋼所は黒字を維持しており、堅調な業績を記録していることから「やばい」とは言えません。
日本製鋼所が「やばい」と言われる理由#4:
転職難易度・中途採用倍率が高いと言われているため
転職難易度・中途採用倍率が高いと言われているため、日本製鋼所はやばいと言われることがあります。
結論から言うと、メタウォーターは年収の高さや大企業ならではの待遇によって転職市場における人気は高く、転職難易度は高いです。一方で、中途採用に積極的であることから、転職できる可能性は十分にあると言えます。
日本製鋼所によれば、2023年度の日本製鋼所における中途採用比率は42.0%となっており、日本製鋼所は中途採用に積極的であることが分かります。
年度 | 中途採用比率 |
---|---|
2021年度 | 17.9% |
2022年度 | 47.7% |
2023年度 | 42.0% |
このように、日本製鋼所は転職市場における人気は高いながら中途採用にも積極的で採用人数も多いです。募集職種も多岐に渡っているため、職種によっては十分に転職できる可能性があると言えます。
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日本製鋼所が「やばい」と言われる理由#5:
年収水準が高いため
日本製鋼所は年収が高く「やばい」と言われることがあります。
日本製鋼所は上場会社なので、有価証券報告書で平均年収が公開されています。有価証券報告書によれば、2024年3月期における日本製鋼所の平均年収は687万円(平均年齢: 39.0歳)となっています。
年度 | 平均年収 | 平均年齢 |
---|---|---|
2024年3月期 | 687万円 | 39.0歳 |
2023年3月期 | 677万円 | 39.3歳 |
2022年3月期 | 659万円 | 39.6歳 |
2021年3月期 | 643万円 | 39.7歳 |
2020年3月期 | 634万円 | 39.1歳 |
2019年3月期 | 615万円 | 39.4歳 |
日本製鋼所が「やばい」と言われる理由#6:
上場廃止になったと言われているため
日本製鋼所は上場廃止となったため、「やばい」と言われることがあります。
正確に言えば、日本製鋼所が上場廃止したのは名古屋証券取引所、福岡証券取引所、札幌証券取引所の3つで、東京証券取引所では引き続き上場を続けています。
福岡証券取引所及び札幌証券取引所(以下、併せて 2 証券取引所)における当社株式の取引高は 極めて少ない状況で推移しており、上場廃止による株主及び投資家の皆様への影響は軽微であると 考えられることから、重複上場に伴う管理事務の合理化等を図るため、2 証券取引所に対し、当社 株式の上場廃止の申請を行うことといたしました。
福岡及び札幌証券取引所における当社株式の上場廃止申請に関するお知らせ
主要な取引が行われているのは東京証券取引所であり、地方証券取引所に上場していなくても基本的には問題ないため、日本製鋼所が「やばい」わけではありません。
日本製鋼所が「やばい」と言われる理由#7:
不正・不祥事があったため
日本製鋼所は不正・不祥事があったため「やばい」と言われることがあります。
日本製鋼所では、子会社の日本製鋼所M&E(北海道室蘭市)が生産した火力発電向けの鉄鋼部材で検査不正がありました。
日本製鋼所は9日、子会社の日本製鋼所M&E(北海道室蘭市)が生産した火力発電向けの鉄鋼部材で検査不正があったと発表した。顧客との契約で示した品質基準を満たしていないのに、検査データを書き換え、基準を満たしているように装っていた。外部の弁護士らでつくる特別調査委員会を設置し、原因究明と再発防止に向けた取り組みを進め、10月末をメドに調査結果を公表する。
検査データを書き換えていたのは、ローターシャフトなど火力発電所で使うタービンの軸材。顧客と取り決めた品質基準を満たさない製品を出荷していた。不正は1998年から繰り返し実施されていたことを確認している。2022年2月下旬に内部通報を受け、社内で抜き打ち調査をした結果、3月下旬に不適切行為の事実を確認した。
日本製鋼所、子会社で検査不正 98年からデータ書き換え
日本製鋼所はこれを受けて調査委員会を設置し、原因究明と再発防止に向けた取り組みを進めています。今後はこのような不正が起きないようにすることが期待されています。