転職市場で人気の高いストライクについて、転職難易度や中途採用(キャリア採用)の選考フロー・選考倍率・面接内容と対策方法を解説します。
なお、現在転職活動中の方や1年以内に転職を考えている方は、以下の転職サイト診断をチェックしてみてください。
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ストライクはどんな会社?
ストライクは、中小企業のM&Aをマッチングする「M&A仲介」と呼ばれる業界の大手企業です。会社や事業を売りたいオーナーと買いたい企業をマッチングさせ、M&Aを成約させることで手数料を受け取ります。
M&A案件を成就させた際に支払われるインセンティブの額が大きく、他の会社では得られないような高年収を稼ぐことができることから、転職市場において人気の高い会社です。
- 高年収: 高いインセンティブ率によって年収1,000万円以上
- 成長できる環境: 実力主義
- キャリアパス: スキルや経験が身に付き市場価値が上がる
ストライクの転職難易度は?中途採用は厳しい?未経験だと転職は難しい?
ストライクは転職市場における人気が高く、転職難易度が高い会社です。
しかしながら、ストライクは毎年15%従業員数が増加していることからわかるように、中途採用に対して非常に積極的な会社です。したがって、しっかりと対策をすることで十分に転職できる可能性はあると言えます。
2025年5月最新版
M&A・FAS業界の転職難易度ランキング
転職難易度 S
デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー、KPMG FAS、PwCアドバイザリー、EY (FAS)、フーリハンローキー
デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー(DTFA) | デロイトグループの一員として、M&Aアドバイザリー、事業再生、バリュエーションサービスを提供 |
---|---|
KPMG FAS | KPMGグループのファイナンシャルアドバイザリー部門。M&A、事業再生などに従事 |
PwCアドバイザリー | PwCグループのFAS部門。M&A支援、事業再生、財務デューデリジェンスなど幅広いサービスを展開 |
EY (FAS) | EY JapanのFAS部門として、M&Aアドバイザリー、事業再生、企業価値評価などを提供 |
フーリハンローキー | アメリカを本拠地とする独立系FAS。M&Aアドバイザリーに強み |
転職難易度 A
日本M&Aセンター、M&Aキャピタルパートナーズ、M&A総合研究所
日本M&Aセンター | 中堅中小企業向けM&Aに特化し、事業承継案件を中心に幅広い業種で豊富な実績 |
---|---|
M&Aキャピタルパートナーズ(MACP) | 国内トップクラスのM&A仲介企業。インセンティブ率・年収が非常に高い |
M&A総合研究所 | 中堅中小企業の事業承継や成長支援に特化し、効率的かつ迅速な仲介プロセスで評価 |
転職難易度 B
fundbook、ストライク、レコフ、AGSコンサルティング、フロンティアマネジメント
fundbook | 中小企業を対象にM&A仲介サービスを提供する急成長企業 |
---|---|
ストライク | 業界トップレベルの2,800件を超えるM&Aを成立させてきた実績ある上場企業 |
レコフ | 日本の中堅中小企業向けM&A仲介に特化した独立系ファーム |
AGSコンサルティング | 中小企業向けの事業承継やM&A、再生支援に特化したコンサルティングファーム |
フロンティアマネジメント | 経営コンサルティング、事業再生、M&Aアドバイザリーを提供する独立系ファーム |
転職難易度 C
プルータス・コンサルティング、山田コンサルティンググループ、G-FAS
プルータス・コンサルティング | バリュエーションや株式価値評価に特化したコンサルティングファーム |
---|---|
山田コンサルティンググループ | 中堅中小企業向けのM&Aや事業再生支援に特化。経営戦略の策定から財務アドバイザリーまで包括的に対応 |
G-FAS | 中小企業向けM&Aや財務アドバイザリーに特化した独立系ファーム |
※ 上記のランキングは転職市場で人気のある有名企業・大手企業のみを抽出しています。「転職難易度C」の企業であっても、転職市場全体では難易度が非常に高い部類に入る点にご注意ください。
【参考】転職難易度の計算方法
上記の転職難易度は、以下のデータをもとに計算されています。
企業公式ページおよび実名SNS上で公開されている社員の学歴・職歴データ
ハイクラス転職サイト『タレントスクエア』に掲載されている実際の求人の応募条件(必須条件/歓迎条件)
なお、上記のランキングは企業単位での選考通過確率を相対的に示すものであり、実際の転職活動の成否・難易度は応募職種や選考時期によって異なります。
ストライクのM&Aコンサルタントに関する応募資格は以下の通りです。業界未経験者歓迎となっており、幅広い業界から転職することができます。
- 必須要件: 大学卒業以上 ※M&A業務未経験者歓迎
- あると望ましいスキル
- 新規法人営業経験
- 金融業界・コンサルティング業界での提案営業経験
- 財務会計に関する基礎知識
実際に選考を受ける前に自分の転職可能性を知りたい方は、『転職可能性診断』という無料のツールをチェックしてみてください。
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ストライクは第二新卒でも転職できる?第二新卒の転職難易度は?
ストライクは第二新卒であっても十分に転職することが可能です。
第二新卒での転職は選考に不利になると思われがちですが、実際はそんなことはなく、育成コストの安さや体力・吸収力の高さによって企業から高く評価される傾向にあります。
企業が第二新卒を求める理由
- 社会人経験があるため、新卒よりも育成コストが安い
- 辞めてしまった新卒の補充要因として親和性が高く、就職時期も柔軟
- まだ若く体力もあり、企業のカルチャーやスキルの吸収力が高い
上記のような理由から、誰もが知る有名企業や業界トップクラスの大手企業でも第二新卒を積極採用するケースが増えています。

ストライクの中途採用(キャリア採用)における選考フロー
ストライクの選考フローは、下記のようなフローとなっています。
ストライクの公式HPや、各種転職エージェント経由で応募することができます。
職務履歴書やレジュメを提出します。それらに記載された過去の職歴や自己PRを基に、ストライクが書類選考をします。合否結果は1週間程度を目途に知らされます。
書類選考を通過したら、面接となります。面接は2回程度実施されます。一次面接と二次面接の間に適性検査が実施されます。
無事、ストライクの面接を通過した場合、採用条件(業務内容・待遇)が提示されます。採用条件を受諾できた場合、正式に採用決定となります。
ストライクにおける中途採用の選考倍率は?
ストライクの中途採用の選考倍率について、2025年5月時点で公開されている公式の情報はありません。
一般的に、中途採用における選考倍率は30倍程度(書類選考通過率:約3倍、一次面接通過率:約5倍、最終面接通過率:約2倍)とされています。
ただし、ストライクは転職市場で人気が高いため、一般的な選考倍率よりも選考倍率が高くなる可能性があります。
なお、上記は企業HP等から応募した場合の選考フローですが、企業からのスカウト経由で選考を受ける場合は選考フローが短縮されたり、通過率が大幅にUPすることがあります。
応募方法 | 選考フロー | 選考倍率 |
---|---|---|
企業HP等から応募 | 書類選考・Webテストなど通常通り | 誰でも応募できるため倍率が高い |
スカウト経由 | 特別ルートで短縮される可能性あり | 企業がスカウトするため内定しやすい |
志望度の高い企業・業界に対して転職活動を有利に進めたい方は、『ビズリーチ』や『タレントスクエア』(※20代・30代特化型)などのスカウト型転職サイトをチェックしてみてください。
スカウト経由で選考が有利に進みやすいことに加えて、スカウトを通じて転職市場の情報収集をしたり、自分の正しい市場価値を知ることもできます。
ストライクの選考フローと対策#1:
応募
最初のステップは応募です。多くの企業では会社HP等から求人を確認して応募することができます。自分で応募する際には、履歴書や職務経歴書・志望動機などの必要書類を用意し、各企業の指定のフォーマットで提出する必要があります。
近年では、転職する人の多くが転職エージェントを利用して転職活動を進めています。転職エージェントは必要書類の作成をサポートしてくれるため、複数の企業に同時に応募する場合は転職エージェントの活用がおすすめです。
ストライクの選考フローと対策#2:
書類選考
書類選考では自分の職務経歴書を提出します。自分の職務経歴書においては、自分の名前や職歴・成し遂げた実績や自己PRといった項目を記載する必要があります。
- 職歴
- 学歴
- 職務要約
- 現職における実績
- 自分の強み・PR
書類選考においては自分の持つ経験や強みがなぜストライクに活きるのかということを意識して書きましょう。
自分が培ってきたビジネスに関する知見やチームマネジメント力など、ストライクで働く上で役立つと思える経験やスキルを強調して記載することが重要です。
ストライクでは適性検査を受ける必要がある?
ストライクの中途採用では、適性検査がWEBで実施されます。
ストライクにおける書類選考の通過率は?
ストライクにおける書類選考の通過率は公開されていませんが、書類選考の通過率は30-40%程度とされています。低い確率ではありませんが、必ず書類選考を通過できる訳ではないため、転職の際は複数の企業の選考を受けるのが一般的です。
ストライクの選考フローと対策#3:
面接
書類選考を通過したら次は面接となります。ストライクにおける中途採用では面接が2回程度となっています。
- 自己紹介・経歴
- (未経験の場合)なぜこの業界に転職したいのか?
- なぜストライクに転職したいのか?なぜ他の会社ではなくストライクなのか?
- ストライクに転職して何をしたいのか?
- ストライクに入った後はどうするか?ストライクに残るのか、ステップアップ前提か?
- なぜ前職を辞めたいのか?
- ストライクにどのような貢献ができるか?
- 前職で出した成果と成果を出せた要因は?
- これまでに経験した困難とそれをどのように乗り越えたか?
- リーダー経験の有無は?
- 自分の強みとそれを裏付ける(主に前職での)経験は?
- 自分の弱みとそれを裏付ける(主に前職での)経験は?
- 新卒で選んだ業界の理由は?その時点ではどのようなキャリアパスを描いていたか?
- ストライク以外の会社における選考も受けているか?
- 前職の年収水準と希望年収水準は?
想定される質問にはあらかじめ回答を用意しておき、模擬面接などを通じて自分の言葉で自然に話せるよう練習しておくことが重要です。
ストライクは求める人物像として以下のような人物像を挙げています。回答の際はこれらの要素を入れて回答することを意識したほうが良いと言えます。
- 高い対人対応力を持っている方
- 自発的に業務に取り組める方
- 責任感を持ち、業務を進められる方
面接対策には、転職エージェントの活用がおすすめです。転職エージェントは、各企業ごとの評価ポイントを把握しているだけでなく模擬面接を通じて実践的なアドバイスを提供してくれます。
さらに、面接対策にとどまらず、面接日程の調整や内定後の条件交渉などもサポートしてくれるというのも大きなメリットです。
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ストライクへの転職に向いている人の特徴
本項目では、ストライクへの転職に向いている人の特徴についてご説明します。
- 未経験の業界でもキャッチアップする気力のある人
- 営業経験などの汎用性の高いスキルや専門的な経験を持っている人
- インセンティブを通じて年収を上げたい人
ストライクへの転職に向いている人の特徴#1:
未経験の業界でもキャッチアップする気力のある人
ストライクへの転職に向いている人の特徴の1つ目が、未経験の業界でもキャッチアップする気力のある人です。先述した通りストライクはM&A業界未経験者でも積極採用しています。
- 必須要件: 大学卒業以上 ※M&A業務未経験者歓迎
- あると望ましいスキル
- 新規法人営業経験
- 金融業界・コンサルティング業界での提案営業経験
- 財務会計に関する基礎知識
業界未経験であってもキャッチアップする気力がある人は、ストライクへの転職に向いていると言えます。
ストライクへの転職に向いている人の特徴#2:
営業経験などの汎用性の高いスキルや専門的な経験を持っている人
汎用性の高いスキルや専門的な経験を持っている人も、ストライクへの転職に向いていると言えます。
例えば下記のようなどこの会社でも通用する汎用性の高いスキルを持っている人は、ストライクへの転職活動でアピールしやすく、かつスキルを発揮する機会も多く設けられています。
- マーケティング・PRの経験
- IT・エンジニアの経験
- 財務・経理などバックオフィスでの経験
- 弁護士・公認会計士などの士業経験
- カスタマーサクセスなどの経験
特に営業経験は非常に親和性の高い経験です。営業経験などをはじめとして、ストライクに親和性のあるスキルを持っている人は転職に向いていると言えます。
ストライクへの転職に向いている人の特徴#3:
インセンティブを通じて年収を上げたい人
ストライクへの転職に向いている人の特徴の3つ目が、年収を上げたい人です。
ストライクでは、M&Aコンサルタント一人一人に予算(ノルマ)が設定されており、その予算を超えて稼いだ手数料に対して一定の割合がかけられ、ボーナスが決定されます。
ストライクでは、手数料のうち20-30%程度がインセンティブとして振り込ます。これにより、高年収が実現可能となっています。
なお、インセンティブを除いたアドバイザーの固定年収は420万円~600万円です。営業実績等に基づく人事考課に従って、昇給昇格は年1回行います。アドバイザーのインセンティブ支給モデルは、売上実績が年間で1億円の場合、約1200万円-1500万円がインセンティブとして支給されています。
ストライクの公式ページ
ストライクでは入社2年で年収5,000万円、入社3年で年収1億円以上に到達するケースもあります。年収水準を大きく上げたい人にとって、ストライクはおすすめの転職先となっています。
中途でストライクに転職した場合の年収は?
中途でストライクに転職したいと思っている場合、「自分の年収がどれくらいになるか」というのは誰しもが気になることだと思います。
実は新卒で入社したときの年収と中途で転職した場合の年収は大きく異なるケースが少なくありません。
中途で入社した場合の具体的な年収を知るためには、転職サイトに掲載されている実際の求人を見ることが最も確実です。口コミサイトやSNSよりも最新かつ正確な情報を知ることができます。
特に人気なのはCMでも有名な転職サイト『ビズリーチ』です。一般的な転職サイトではめったに見つからないような人気企業の高年収求人や好条件の非公開求人が多数掲載されています。
【公式HP】https://bizreach.jp
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ストライクの転職元・ストライクからの転職先
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事業会社や保険会社・IT企業・広告代理店など多様
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中途社員がほとんど
キーエンスや広告代理店などの営業企業
同業のM&A仲介会社
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