日本を代表する総合建設企業大手・ゼネコンの大成建設。スーパーゼネコンとして高い就職・転職人気がありますが、ネット上では「やばい」「きつい」といった評判があるのも事実です。
本ページでは大成建設が「やばい」「きつい」と言われる理由と実態について徹底解説します。
大成建設株式会社
TAISEI CORPORATION

平均年収
1,058万円
2025年3月期
平均年齢
42.4歳
2025年3月期
平均残業時間
30.3時間
2024年度
離職率
1.5%
2024年度
有給休暇取得率
60.0%
2024年度
中途採用比率
27.7%
2024年度
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大成建設はどんな会社?
大成建設は、建築・土木の設計・施工を中核に、環境、エンジニアリング、原子力、都市開発、不動産まで幅広く手掛ける、日本を代表するスーパーゼネコンです。
国内のみならず海外にも事業基盤を持ち、大規模インフラや都市開発プロジェクトを通じて社会基盤の整備に大きく貢献しています。
高い技術力と豊富な実績を背景に、官公庁案件から民間の大型開発まで幅広い分野で存在感を発揮している総合建設企業です。
| 会社名 | 大成建設株式会社 |
| 英語名 | TAISEI CORPORATION |
| 資本金 | 1,227億円 |
| 本社所在地 | 東京都新宿区西新宿一丁目25番1号 新宿センタービル |
大成建設が「やばい」「ブラック」「不祥事がある」と言われる理由
日本を代表するゼネコンである大成建設ですが、インターネットでは「大成建設」と検索すると関連キーワードに「やばい」といったワードが並びます。
大成建設への就職や転職を検討している方の中でも、この検索結果を見て尻込みしてしまったり、不安になってしまった方も少なくないのではないでしょうか。
以降では、ネット上で「やばい」と言われる理由について、実態を解説していきます。
\ やばいと言われるのはなぜ? /
大成建設の悪い評判
- 激務で離職率が高く、ブラック企業・闇だと言われているため
- 施工不良という不祥事があったため
- 談合という不祥事があったため
- 転職難易度・中途採用倍率が高すぎると言われているため
- 年収が高いと言われているため
- 下請け会社へのいじめがあるため
- 工事現場で死亡事故があるため
\ 高年収業界・人気企業への転職に強い /
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大成建設が「やばい」と言われる理由#1:
激務で離職率が高く、ブラック企業・闇だと言われているため
大成建設は「激務・離職率が高い」「ブラック企業」といった評判から、「やばい」と言われることがあります。
背景には、2017年に新国立競技場の地盤改良工事に携わっていた新入社員が、長時間労働の末に過労自殺した事案があり、この件で大成建設は管理体制の不備を認め、「ブラック企業大賞・特別賞」を受賞するに至りました。
新国立競技場の地盤改良工事で施工管理をしていた23歳の新入社員の男性が2017年3月に過労自殺した問題で、男性が所属していた建設会社は17年7月21日、日経コンストラクションの取材に対して管理体制に不備があったことを認めた。男性が自殺する直前1カ月の時間外労働は200時間を超えていたが、会社は把握していなかった。
新国立で過労自殺、時間外200時間を会社「把握せず」 2017年7月24日
一方で、近年の大成建設の公式データを見ると、2024年度の平均残業時間は30.3時間と、スーパーゼネコンという業態を踏まえれば極端に長い水準ではありません。
また、離職率も建設業界の中では低水準に抑えられており、社員の定着度は比較的高いことが分かります。
| 年度 | 月間平均残業時間 | 離職率 |
|---|---|---|
| 2018 | 37.8時間 | 1.1% |
| 2019 | 39.0時間 | 1.2% |
| 2020 | 39.8時間 | 1.2% |
| 2021 | 38.5時間 | 1.5% |
| 2022 | 36.6時間 | 1.6% |
| 2023 | 35.5時間 | 1.8% |
| 2024 | 30.3時間 | 1.5% |
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大成建設が「やばい」と言われる理由#2:
施工不良という不祥事があったため
大成建設が「やばい」と言われる理由の1つとして、施工不良という重大な不祥事が挙げられます。
2023年3月、北海道札幌市で建設中の高層複合ビルにおいて、鉄骨の精度不良および発注者への虚偽申告があったことを大成建設が公表しました。
スーパーゼネコンの大成建設は3月16日、北海道札幌市で建築中の高層複合ビルにおいて、鉄骨の精度不良と発注者への虚偽申告があったことを公表した。発注者であるデベロッパーのNTT都市開発が今年1月に現場を視察した際に、不審な点に気づいた。これを発端に、施工不良と数値の改ざんが発覚。建物の鉄骨部分でおよそ80カ所、コンクリートの床スラブで245カ所の精度不良があった。
大成建設、前代未聞「ビル工事やり直し」の内幕 2023年4月15日
この問題により、建物は地上部分の鉄骨を解体し、ゼロから建て直すという前代未聞の対応が取られました。工期は2024年2月予定から2026年6月末へ大幅に延期され、損失額は約240億円に達しています。
任を取る形で、取締役や常務執行役員らも辞任し、株価にも大きな影響を与えました。
地上26階(高さ約116メートル)、地下2階のこの高層ビルには、ホテルやオフィス、商業施設が入居予定。だが、発注者が定めた品質基準を満たしていないため、今回、地上部分の鉄骨を解体して建て直す。高層ビルは2024年2月に竣工予定だったが、2026年6月末に延期される。事件の責任をとって、取締役・建築総本部長の寺本剛啓氏と常務執行役員・札幌支店長の平島信一氏が3月末に辞任する。
現場ではおよそ15階まで鉄骨が組まれており、工事全体の22.8%まで進んでいた。「15階まで組み上がっていた鉄骨をぶっ壊して、いちから建て直すなんて、前代未聞だ」と、準大手ゼネコンの幹部は驚きを隠さない。
大成建設、前代未聞「ビル工事やり直し」の内幕 2023年4月15日
安全性と信頼性が最重要視される建設業界において、今回の施工不良は極めて重い問題であり、大成建設のブランド価値を大きく損なう結果となりました。
一方で、大成建設は本件を教訓として品質管理体制の抜本的な見直しを進めており、今後は同様の事態を二度と起こさない体制構築が強く求められています。
大成建設が「やばい」と言われる理由#3:
談合という不祥事があったため
大成建設が「やばい」と言われる理由の1つに、談合という重大な不祥事があった点が挙げられます。
大成建設は、JR東海が発注したリニア中央新幹線の建設工事を巡る談合事件において、独占禁止法違反(不当な取引制限)の罪で有罪判決を受けています。
リニア中央新幹線工事の談合事件で、公正取引委員会は23日、独禁法違反(不当な取引制限)容疑で、大手ゼネコン4社と元担当幹部2人を検事総長に刑事告発した。東京地検特捜部は同日、いずれも起訴する。
[中略]
告発されたのは、特捜部が同容疑で逮捕した大成建設元常務執行役員の大川孝(67)、鹿島専任部長の大沢一郎(60)両容疑者と、両社に大林組と清水建設を加えた法人としての4社。
[中略]
大成建設と鹿島、両容疑者は容疑を否認。大林組と清水建設は認めているもようだ。
公取委、ゼネコン4社と大成・鹿島の幹部を刑事告発―リニア談合 2018年3月23日
この事件により、大成建設は社会的信用を大きく損ない、スーパーゼネコンとしてのコンプライアンス体制の甘さが厳しく問われる結果となりました。
大成建設は本件を受けて、受注プロセスの透明化やコンプライアンス教育の強化、社内監査体制の見直しなど、再発防止策を進めており、今後このような事態が起きないようにすることが期待されています。
大成建設が「やばい」と言われる理由#4:
転職難易度・中途採用倍率が高すぎると言われているため
転職難易度・中途採用倍率が高すぎると言われているため、大成建設はやばいと言われることがあります。
確かに、大成建設は転職市場における人気は高いです。一方で、中途採用には消極的であることから、転職難易度は高いと言えます。
dodaが発表している「転職人気企業ランキング2025」において、大成建設はTOP300にランクインしていることから、転職市場における大成建設の人気は非常に高いと言えます。
一方で、大成建設が公開しているデータによれば、2024年度の大成建設における中途採用比率は約27.7%となっており、大成建設は中途採用に積極的ではないことが分かります。
| 年度 | 中途採用比率 |
|---|---|
| 2021年度 | 8.48% |
| 2022年度 | 20.0% |
| 2023年度 | 25.3% |
| 2024年度 | 27.7% |
このように、大成建設は転職市場における人気は高いながら中途採用には積極的ではありません。したがって、転職難易度は高いと言えます。
実際に選考を受ける前に自分の転職可能性を知りたい方は、『転職可能性診断』という無料のツールをチェックしてみてください。
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大成建設が「やばい」と言われる理由#5:
年収が高いと言われているため
年収が高いと言われているというのも、大成建設が「やばい」と言われる理由の1つです。
大成建設は上場企業のため、有価証券報告書で平均年収が開示されています。有価証券報告書によれば、2025年3月期における大成建設の平均年収は1,058万円(平均年齢:42.4歳)となっています。
| 年度 | 平均年収 | 平均年齢 |
|---|---|---|
| 2025年3月期 | 1,058万円 | 42.4歳 |
| 2024年3月期 | 1,025万円 | 42.9歳 |
| 2023年3月期 | 993万円 | 43.0歳 |
| 2022年3月期 | 964万円 | 42.9歳 |
| 2021年3月期 | 985万円 | 42.9歳 |
| 2020年3月期 | 1,010万円 | 43.0歳 |
| 2019年3月期 | 1,051万円 | 43.0歳 |
また、大企業ならではの福利厚生も充実しており、住宅関連制度や各種手当、休暇制度などの制度面も整備されているというのも大成建設の特徴です。

大成建設が「やばい」と言われる理由#6:
下請け会社へのいじめがあるため
大成建設が「やばい」と言われる理由の1つに、下請け会社への扱いが厳しい、いわゆる「下請けいじめ」があると指摘されている点が挙げられます。
千葉土建中央常任執行委員の海老原秀典氏が執筆した文章では、大成建設が元請けを務めた東京・丸の内3-2計画の建設現場について、現代版の蟹工船のようであったと表現されています。
現場では、元請けという立場を背景に、下請け企業や再下請け企業、さらには作業員に至るまで強い圧力がかけられ、意見を言えない空気が作られていたとされています。
しかし、スーパーゼネコンである大成建設が元請けの東京・丸の内 3‐2 計画現場は、まるで現代版「蟹工船」のようでした。元請けは建設現場という閉鎖されたコミュニティーの中で、下請け事業所や再下請け事業所、そして労働者に至るまで徹底的にパワハラを行い、作業員らが何も言えなくなるような状況を作り出したのです。
「助けてください」──この文字の重さ
このような証言や記事が出たことで、大成建設には下請けを軽視し、過度なパワハラ体質があるのではないかというイメージが一部で広がりました。その結果、下請けに対する姿勢の厳しさを理由に「やばい」と評価されることがあります。
大成建設が「やばい」と言われる理由#7:
工事現場で死亡事故があったため
大成建設では死亡事故があったため「やばい」と言われることがあります。
2017年には、東京・丸の内3-2計画ビル建替え工事の現場で、作業中の作業員3人が足場として設置されていた鉄板ごと地下3階まで約25メートル転落し、命を落とす重大事故が起きました。
この事故に先立ち、新国立競技場の建設現場では23歳の新入社員が長時間労働の末に過労自殺した問題も発生しており、大成建設の現場における労働環境や安全管理体制に対して厳しい目が向けられるきっかけとなりました。
大手ゼネコン「大成建設」の工事現場でまた死亡者が出た。20年東京五輪のメーンスタジアム「新国立競技場」の建設現場で、23歳男性が過労自殺したばかりだが、また現場の過酷さを象徴するような事故が起きた。
東京・千代田区のオフィスビル「丸の内3-2計画ビル建替え工事」で、11日に作業中だった50代と40代の作業員計3人が亡くなった。
3人は、ビル5階部分でエレベーターを通す縦穴の上に足場として置いていた1-2畳分の鉄板とともに、約25メートル下の地下3階まで転落。約630キロの作業車両も落下しており、鉄板が車両の重みに耐えられず抜けた可能性があるという。
過労自殺に続き転落事故 「大成建設」に何が起きている? 2017年8月16日
こうした一連の出来事により、大成建設は「現場が危険」「労務管理に問題があるのではないか」といったイメージを持たれ、「やばい」と評価されることがあります。
【中途採用】大成建設への転職におすすめの転職サイト
大成建設のような有名企業・人気企業に転職したい方におすすめのハイクラス転職サイトを厳選して紹介します。
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