外資系のコンサルティング企業として高い人気を誇るKPMGコンサルティング。KPMGコンサルティングは転職市場で非常に人気の高い企業ですが、近年は中途採用を積極的に行っており、第二新卒での採用実績も増えています。
本ページでは、第二新卒でKPMGコンサルティングに転職する方法や、転職難易度・注意点を解説しています。
なお、第二新卒におすすめの転職エージェントを知りたい方は、以下のページを参考にしてください。

KPMGコンサルティングとはどんな会社?
KPMGコンサルティング合同会社は、「KPMGJapanグループ」に属する総合系の経営コンサルティング会社です。
KPMG Japanグループは、日本国内のKPMGグループ各社をまとめた企業グループで、世界四大会計事務所(BIG4)の1つである「KPMG」のメンバーファームです。
コンサル企業ならではの高年収や、コンサルで働いた経験によって市場価値を大きく上げることができるというのがKPMGコンサルティングの魅力となっています。コンサル未経験でも転職は十分に可能な点も魅力です。
- 高年収: 年収1,000万円以上
- キャリアパス: スキルや経験が身に付き市場価値が上がる
- 広範な業界に関する知識: 幅広いプロジェクトに携わり自分の知見を深めることができる
- 未経験でも転職可能: コンサルは未経験者であっても間口が広い
KPMGコンサルティングは第二新卒でも転職できる?

KPMGコンサルティングは第二新卒でも転職が可能です。KPMGコンサルティングは、社会人3年未満の方を対象に第二新卒採用を行っています。
社会人3年未満かつ経験社数2社以下の方を対象に、第二新卒採用を実施しています。
KPMGコンサルティングの第二新卒採用
ファーストキャリアをスタートし、業務経験を積んでみたからこそ、「もっとチャレンジできる環境で働きたい」「自分のやりたいことに挑戦したい」など、キャリアの見つめ直しを検討している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
KPMGコンサルティングの第二新卒社員は、新卒と同じく、コンサルティング基礎スキルを集中研修で学ぶところからスタートします。また、プロジェクトごとにクライアントの業界や支援テーマも異なるため、継続的な学びとインプットが常に要求される環境で、短期間でキャッチアップするスキルも身に付き、加速度的に成長することが可能です。
KPMGコンサルティングの第二新卒採用では、コンサルタント基礎力を鍛える育成プログラムを導入しており、第二新卒採用であってもコンサルタントとして十分に活躍することができます。
KPMGコンサルティングが第二新卒を採用する理由
KPMGコンサルティングが第二新卒を採用する理由は以下の通りです。
第二新卒を採用する理由
KPMGコンサルティングが第二新卒を採用する理由#1:
社会人経験があるため、新卒よりも育成コストが安い
KPMGコンサルティングが第二新卒を採用する理由として挙げられるのが、社会人経験があるため、育成コストが安いという点です。
第二新卒は、すでに一度企業に入社して社会人を経験しているため、最低限のビジネスマナーを備えていると見なされます。
第二新卒はまだ新卒に近く、スキルを重視して採用されるわけではありません。最低限のマナーを身に付けているため、スキルの取得に滞りなく進むことができるというのが、第二新卒が採用される理由です。
KPMGコンサルティングが第二新卒を採用する理由#2:
辞めてしまった新卒の補充要因として親和性が高い
KPMGコンサルティングが第二新卒を求める理由として次に挙げられるのが、辞めてしまった新卒の補充要因として親和性が高く、就職時期も柔軟だという理由です。
近年は新卒採用者の短期離職が珍しくありません。年齢やマインドセットが新卒と近い第二新卒は、新卒が離職して空いたポジションを埋めるために採用されやすいです。
また、第二新卒は4月入社固定の新卒と異なり、採用時期も比較的柔軟です。したがって、欠員に応じて採用がしやすいという点も第二新卒が求められる理由です。
KPMGコンサルティングが第二新卒を採用する理由#3:
業界未経験者でも企業カルチャーやスキルの吸収力が高い
企業が第二新卒を求める理由として最後に挙げられるのが、企業のカルチャーやスキルの吸収力が高いという点です。
第二新卒はまだ若く、前職のカルチャーに染まっていないため、転職したとしても転職先の風土にすぐ馴染むことができます。
吸収力が高いため、業界未経験者でも新卒と同じようにキャッチアップすることができると期待されます。したがって、業界未経験者であっても第二新卒は重宝され、採用されやすいと言えます。
KPMGコンサルティングの転職難易度は?中途採用は厳しい?
KPMGは様々なインダストリーのクライアントニーズに対応するために、多様なバックグラウンドを持つ人材を採用しています。したがって、コンサルティング未経験であっても十分に転職が可能です。
2025年5月最新版
コンサル業界の転職難易度ランキング
転職難易度 S
マッキンゼー、BCG、ベイン・アンド・カンパニー、A.T.カーニー、ローランド・ベルガー、アーサー・ディ・リトル
マッキンゼー・アンド・カンパニー | 戦略コンサルの世界的リーダー。ブランドと知名度が高い |
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BCG | 戦略コンサルの世界的トップファーム。日本を重視 |
ベイン・アンド・カンパニー | 戦略コンサルの世界的トップファーム。少数精鋭が特徴 |
A.T.カーニー | アメリカ発の戦略コンサル。消費財領域に強み |
ローランド・ベルガー | ドイツ発の戦略コンサル。製造業に強み |
アーサー・ディ・リトル | ヘルスケアや製造業に強みがある戦略コンサルファーム |
転職難易度 A
ドリームインキュベータ、YCP Solidiance、アクセンチュア、デロイトトーマツ、EY、PwC、KPMG、キャップジェミニ
ドリームインキュベータ(DI) | 新規事業開発や成長戦略の立案に特化した日系戦略コンサル |
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YCP Solidiance | ゴールドマン出身者によって創設された日系コンサル |
アクセンチュア | 世界最大級の総合コンサル。戦略からデジタル、テクノロジーまで支援 |
デロイトトーマツ | コンサルBIG4の一角。戦略からIT導入まで多岐にわたるサービスを提供 |
EYストラテジー&コンサルティング | コンサルBIG4の一角。財務、リスク管理などでサービスを提供 |
PwCコンサルティング | コンサルBIG4の一角。幅広い領域でコンサル業務を提供 |
KPMGコンサルティング | コンサルBIG4の一角。デジタル化、財務、リスク管理に強みを持つ |
キャップジェミニ | ITコンサルとシステム統合に強みを持つフランス発のコンサル |
転職難易度 B
野村総合研究所、アビーム、ベイカレント、クニエ、経営共創基盤
野村総合研究所(NRI) | シンクタンク系の老舗総合コンサル。ITプロジェクトが中心 |
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アビームコンサルティング | 日本発の総合コンサル。ERP導入や業務改革支援が中心 |
ベイカレント・コンサルティング | 急成長中のコンサルファーム。IT導入やデジタル化支援に強み |
クニエ | NTTデータグループの一員。ERP導入などに特化したサービスを提供 |
経営共創基盤(IGPI) | ハンズオンで企業再生や事業構造改革を支援する日系コンサル |
転職難易度 C
フューチャー・アーキテクト、日立コンサルティング、リンクアンドモチベーション、シグマクシス、シンプレクス、NTTデータ経営研究所
フューチャー・アーキテクト | ITとビジネスの融合を支援する国内コンサル。システム構築や業務改革に強み |
---|---|
日立コンサルティング | 日立グループの一員。製造業や社会インフラに特化したコンサルサービスを提供 |
リンクアンドモチベーション | 組織変革やモチベーションマネジメントに特化 |
シグマクシス | IT導入や業務変革を中心に支援する国内コンサルティング企業 |
シンプレクス | 金融分野に強み。ITソリューションを活用した業務改革を支援 |
NTTデータ経営研究所 | NTTデータグループの一員。ITを基盤に業務改革などを提供 |
※ 上記のランキングは転職市場で人気のある有名企業・大手企業のみを抽出しています。「転職難易度C」の企業であっても、転職市場全体では難易度が非常に高い部類に入る点にご注意ください。
【参考】転職難易度の計算方法
上記の転職難易度は、以下のデータをもとに計算されています。
企業公式ページおよび実名SNS上で公開されている社員の学歴・職歴データ
ハイクラス転職サイト『タレントスクエア』に掲載されている実際の求人の応募条件(必須条件/歓迎条件)
なお、上記のランキングは企業単位での選考通過確率を相対的に示すものであり、実際の転職活動の成否・難易度は応募職種や選考時期によって異なります。
Q. コンサルティング業界は未経験ですが、応募は可能ですか?
A. コンサルティング業界のご経験は必須ではありません。それぞれの業界で培った深い知見やスキル・ご経験があれば、ご応募可能です。
KPMGコンサルティング キャリア採用ページ FAQ
実際に当社には、コンサルティング業界未経験ながらも第一線で活躍しているコンサルタントが多数在籍しています。
KPMGコンサルティングは下記の通り中途の割合が非常に高いことも特徴的で、未経験者にとっても十分にチャンスがある会社となっています。
年度 | 中途採用比率 |
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2022年度 | 81% |
2023年度 | 82% |
2024年度 | 79% |
実際に選考を受ける前に自分の転職可能性を知りたい方は、『転職可能性診断』という無料のツールをチェックしてみてください。
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KPMGコンサルティングに第二新卒で転職する方法
ここまで、KPMGコンサルティングに第二新卒で転職するうえでの転職難易度や、KPMGコンサルティングが第二新卒を採用する理由について解説してきました。
続いては、KPMGコンサルティングに第二新卒で転職する方法について解説します。
第二新卒で転職する方法
KPMGコンサルティングに第二新卒で転職する方法#1:
公式サイトから応募する
KPMGコンサルティングに第二新卒で転職する方法として、公式サイトから応募するという方法が挙げられます。
公式サイトには、最新の採用情報や具体的な業務内容、求める人物像が詳しく掲載されています。企業の方針や文化も理解しやすく、自分に合う職種を見つけやすいのが利点です。
また、企業が公式に掲載している求人であるため、釣り求人などの可能性が無いというのもメリットです。
ただし、公式サイトから応募する場合、転職活動をすべて自分で進める必要があります。KPMGコンサルティングのような人気企業は採用倍率が高く、書類選考などであっさり落ちてしまう可能性がある点に注意が必要です。
KPMGコンサルティングに第二新卒で転職する方法#2:
転職サイトに掲載されている求人に応募する
転職サイトに掲載されている求人に応募するというのも、KPMGコンサルティングに第二新卒で転職する方法の1つです。
特に積極採用している場合、大手の転職サイトに求人が掲載されていることがあります。転職サイト経由では、他の企業と比較しながら応募することができたり、選考プロセスを一括で管理できるというメリットがあります。
転職サイトには履歴書のテンプレートや面接対策のコンテンツなどが用意されていますが、結局は自分で転職活動を進める必要があるため、公式サイトからの応募と同様に書類選考などで落ちてしまう可能性がある点に注意が必要です。
KPMGコンサルティングに第二新卒で転職する方法#3
転職エージェント経由で応募する
転職エージェント経由で応募するというのも、KPMGコンサルティングに第二新卒で転職する方法の1つです。
転職エージェントは、企業と求職者をつなぐプロフェッショナルです。転職エージェント経由で企業に応募することができるだけでなく、企業と求職者の間に立って転職活動をサポートしてくれます。
- 書類の添削
- 選考の日程調整
- 面接対策(模擬面接・スクリプト作成)
- 内定後の条件交渉
第二新卒で転職する場合、経験やスキルが不足しているために書類選考や面接対策で苦戦しやすいです。
一方で、転職エージェントを活用すると、第二新卒であることを踏まえて職務経歴書の添削や面接対策などのサポートをしてくれるため、自身で選考を受けるよりも内定の可能性が上がります。
特にコンサル企業においてはフェルミ推定やケース面接などといった特殊な面接が課されることもあります。コンサル転職に精通した転職エージェントはこうした面接に関するサポートも行ってくれます。
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第二新卒の口コミが特に良かった
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KPMGコンサルティングに第二新卒で転職するメリット
KPMGコンサルティングに第二新卒で転職すると、下記のようなメリットがあります。
第二新卒で転職するメリット
KPMGコンサルティングに第二新卒で転職するメリット#1:
年収を上げることができる
KPMGコンサルティングに第二新卒で転職するメリットとして、年収を上げることができるという点が挙げられます。
KPMGコンサルティングは、6年目以降から1,000万円を超えるような高い年収水準を期待できる会社です。平均年収も1,000万円を超えており、KPMGコンサルティングに転職することで年収を大きく上げることができます。
役職 | 年収 | 年次 |
---|---|---|
ビジネスアナリスト | 650~750万円 | 1~3年目 |
コンサルタント | 750~850万円 | 3~5年目 |
シニアコンサルタント | 850~1,100万円 | 5~8年目 |
マネージャー | 1,100~1,300万円 | 7~10年目 |
シニアマネージャー | 1,200~1,600万円 | 10年目~ |
アソシエイトパートナー | 1,500万円~ | 実力次第 |
パートナー | 2,000万円~ | 実力次第 |
実力次第ではより高い年収を稼ぐことも可能です。高年収を実現したい人にとって、KPMGコンサルティングはおすすめの転職先だと言えます。
KPMGコンサルティングに第二新卒で転職するメリット#2:
コンサルタントとしてのスキルを身に付けて市場価値を上げることができる
コンサルタントとしてのスキルを身に付けて市場価値を上げることができるというのも、KPMGコンサルティングへの転職がおすすめの理由の1つです。
KPMGコンサルティングでは、未経験からでもコンサルタントとしてのキャリアをスタートできる環境が整っています。
- 論理的思考力 – 問題の構造を整理し、論理的に解決策を導く力
- 資料作成スキル – コンサル特有の分かりやすいスライドや提案資料の作成スキル
- クライアント対応力 – 経営層や現場と折衝しながら、適切なコミュニケーションを取る力
- データ分析力 – ExcelやBIツールを活用し、業務改善や意思決定に役立つ分析スキル
論理的思考力、問題解決能力、資料作成スキル、クライアントとの折衝力など、コンサルティング業務に不可欠なスキルを実務を通じて磨くことができます。
また、プロジェクトごとに異なるクライアント企業の課題に向き合うため、 幅広い業界知識や業務改善の手法を学ぶ機会が多い のも特徴です。
このように、KPMGコンサルティングに転職すると自分自身の市場価値も上がるというメリットがあります。転職活動における幅も広がるため、より高年収企業に転職したり、自分の好きな業界で仕事をすることもできます。
KPMGコンサルティングに第二新卒で転職するメリット#3:
キャリアパスが広がる
キャリアパスが広がるというのも、KPMGコンサルティングに第二新卒で転職するメリットの1つです。
KPMGコンサルティングはポストコンサルでのキャリアの選択肢が非常に豊富です。事業会社の中核部署に転職することも、投資ファンドに行くことも、スタートアップに行くことも、起業・独立することもできます。
- 事業会社の経営企画やマーケティングなど
- 他のコンサルティングファーム
- ベンチャー・スタートアップ
- PEファンド
- VC
- 投資銀行
- 官公庁・公共機関
- フリーランス・起業
さらに、KPMGはグローバルに展開しているため、海外案件に携わる機会や、海外オフィスへの異動・MBA留学支援などのキャリア形成の機会も豊富です。
第二新卒のうちにこうした経験を積むことで、若いうちから幅広い選択肢を持つことができます。
KPMGコンサルティングには、自律的にキャリアを切り拓いていくことができる環境とその支援体制があります。
KPMGコンサルティング 第二新卒採用ページ
総合コンサルティングファームには、さまざまな業界・領域のプロジェクトがあり、KPMGコンサルティングには、キャリア志向に応じて、プロジェクト経験を積みながら専門性を磨いていくことができる環境があります。
KPMGコンサルティングに第二新卒で転職するメリット#4:
第二新卒向けの研修が充実している
第二新卒向けの研修が充実しているというのも、KPMGコンサルティングに第二新卒で転職するメリットの1つです。
KPMGコンサルティングでは、コンサルタント基礎力を鍛える育成プログラムが用意されています。入社後の2カ月間は、新卒入社者と共に集中的な研修を受講し、コンサルタントとしての基礎スキルを体系的に習得します。
具体的には、マインドセットや問題解決のアプローチ、論点・仮説思考を深く学び、演習やケーススタディを通じて実践的なスキルを磨きます。

こうした第二新卒向けの研修が充実しているというのが、KPMGコンサルティングに第二新卒で転職するメリットの1つです。
KPMGコンサルティングに第二新卒で転職するメリット#5:
ポテンシャルを重視してもらえるため、業界未経験でも転職できる
ポテンシャルを重視してもらえるため、業界未経験でも転職できるというのも、KPMGコンサルティングに第二新卒で転職するメリットの1つです。
第二新卒は、前職の在籍期間が短いことから前職での経験・スキルよりもポテンシャルが重要視されます。KPMGコンサルティングの公式によれば、ITベンダーやメガバンク出身で第二新卒転職した方もいます。
一般的な転職では経験・スキルが重視されるため、業界未経験だと転職のハードルは上がりますが、ポテンシャルを重視される第二新卒は業界未経験でも転職することができるというのが大きなメリットです。
KPMGコンサルティングに第二新卒で転職するための選考フロー
KPMGコンサルティングの選考フローは公式に公開されており、下記のようなフローとなっています。エントリーから内定までは1-2か月程度となっています。
KPMGコンサルティングの公式HPや、各種転職エージェント経由で応募することができます。
職務履歴書やレジュメを提出します。それらに記載された過去の職歴や自己PRを基に、KPMGコンサルティングが書類選考をします。
次のステップは面接となります。面接は複数回となっており、3回程度が一般的な模様です。
無事KPMGコンサルティングの面接を通過した場合、採用条件(業務内容・待遇)が提示されます。採用条件を受諾できた場合、正式に採用決定となります。
なお、上記は企業HP等から応募した場合の選考フローですが、企業からのスカウト経由で選考を受ける場合は選考フローが短縮されたり、通過率が大幅にUPすることがあります。
応募方法 | 選考フロー | 選考倍率 |
---|---|---|
企業HP等から応募 | 書類選考・Webテストなど通常通り | 誰でも応募できるため倍率が高い |
スカウト経由 | 特別ルートで短縮される可能性あり | 企業がスカウトするため内定しやすい |
志望度の高い企業・業界に対して転職活動を有利に進めたい方は、『ビズリーチ』や『タレントスクエア』などのスカウト型転職サイトをチェックしてみてください。
スカウト経由で選考が有利に進みやすいことに加えて、スカウトを通じて転職市場の情報収集をしたり、自分の正しい市場価値を知ることもできます。
KPMGコンサルティングに第二新卒で転職する場合の注意点
KPMGコンサルティングに第二新卒で転職する場合の注意点としては下記のようなものが挙げられます。
転職する場合の注意点
KPMGコンサルティングに第二新卒で転職する場合の注意点#1:
書類選考・面接で早期退職に関する説明が必要である
KPMGコンサルティングに第二新卒で転職する場合の注意点として、書類選考・面接で早期退職に関する説明が必要だという点が挙げられます。
第二新卒での離職は早期での退職扱いとなります。早期退職は企業側にとって「転職してきたとしてもすぐに辞めてしまうのではないか」という懸念材料となります。したがって、早期退職の理由をポジティブに伝えることが重要です。
ネガティブな理由付けよりも、「新しい環境でどのように成長したいか」「KPMGコンサルティングが自分のキャリアパスに合っているか」などを明確にすることが重要です。
KPMGコンサルティングに第二新卒で転職する場合の注意点#2:
学歴を重視される可能性がある
学歴を重視される可能性があるというのも、KPMGコンサルティングに第二新卒で転職する場合の注意点の1つです。
第二新卒は、経験・スキルよりもポテンシャルを重視されやすいため、業界未経験でも転職できるというのがメリットです。しかしながら、ポテンシャルを重視するための判断材料として、学歴を重視される可能性があります。
新卒と同様、特にKPMGコンサルティングのような人気企業への転職においては高い学歴が求められる点に注意が必要です。
KPMGコンサルティングに第二新卒で転職する場合の注意点#3:
第二新卒転職は人気があるため、転職難易度・採用倍率は高い
第二新卒転職は人気があるため、転職難易度・採用倍率は高いというのも、KPMGコンサルティングに第二新卒で転職する場合の注意点の1つです。
KPMGコンサルティングは、第二新卒で転職するメリットが豊富です。代わりに、第二新卒で転職したいという方は非常に多く、第二新卒採用の難易度・採用倍率は非常に高いです。
したがって、第二新卒や大手企業への転職支援実績が豊富な転職エージェントを活用するなど、十分な準備をしたうえで選考に応募するのが重要です。
なお、現在転職活動中の方や1年以内に転職を考えている方は、以下の転職エージェント診断をチェックしてみてください。
5つの簡単な質問に答えるだけで自分にあった転職エージェントが分かります。個人情報の入力なし・会員登録なしで結果はその場で表示されます。
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転職エージェント診断
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KPMGコンサルティングに第二新卒で転職した場合の年収
KPMGコンサルティングに第二新卒で転職した場合の年収は、「前職を考慮のうえ決定」とされていますが基本的には入社時の年次によるものの新卒初任給とあまり変わらない水準と想定されます。
- 学士: 570万円
- 修士/博士: 590万円
上記に加えて法人業績・個人評価を踏まえて特別賞与が支給されるので、新卒での年収水準は650-700万円程度となることが想定されます。
第二新卒の場合も初年度はそう変わらない水準となります。ただし、年次を重ねている場合や前職の年収が相応に高い場合、それに合わせて中途転職時の年収水準が上がる可能性はあります。
