M&A業界は、成果主義に基づく年収の高さやスキルアップの機会など様々な要因によって転職市場で高い人気を誇っています。
本ページでは、M&A業界の転職難易度や「M&A業界への転職は難しい」と言われる理由、M&A業界に転職するメリットや、M&A業界への転職方法などを解説しています。
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M&A業界とは?仕事内容や職種を解説
そもそもM&Aとは、企業の「合併(Merger)」と「買収(Acquisition)」のことです。M&Aは、企業同士の統合や経営の拡大、効率化、新規事業の展開、後継者不足の解消などを目的として行われます。
- 市場シェア拡大: 競合企業を買収して業界内のシェアを増やすため
- 新規事業参入: 他業界の企業を買収して新たな事業領域に進出するため
- 新規地域参入: 他業界の企業を買収して新たな地域における事業に進出するため
- 経営資源の獲得: 人材、製品、ブランドなどの経営資源を効率的に取り込むため
- 後継者不足の解消: 経営者の引退に伴い、事業を存続させるために後継者を確保するため
- 組織再編: 事業部門の統廃合や非効率な部門の切り離しを通じて経営を効率化するため
M&A業界における主な業務内容は下記の通りです。M&Aプロセスに最初から最後まで関わることもあれば、一部分だけ(例えばDDだけなど)に関わることもあります。
項目 | 詳細 |
---|---|
ソーシング | 売り手企業・買い手企業のニーズを把握し、最適な取引相手を見つける |
デューデリジェンス(DD) | ■ 財務調査: 対象企業の財務状況を分析し、リスクや問題点を洗い出し ■ 法務調査: 契約書や知的財産権の状況など、法的リスクを確認 ■ 事業調査: ビジネスモデルや市場環境を分析し、成長性やシナジー効果を評価 |
バリュエーション | 買収・売却価格の妥当性を評価するため、企業の適正な評価額を算定 |
契約書交渉 | M&Aの取引条件や責任範囲を明確にし、双方が合意に至るために契約内容を調整 |
PMI | M&A後に両社の組織、文化、システムなどを統合し、スムーズに運営できるように支援 |
M&A業界における企業の種類
M&A業界にはさまざまな種類(M&A仲介、投資銀行、FAS、PEファンド、事業会社)の企業があります。種類によって強みや業務内容が大きく変わってくるため、各社の種類・特徴をしっかりと把握することが非常に重要です。
M&A仲介は、売り手と買い手の仲介を専門とする企業です。売り手・買い手の条件を調整し、契約締結まで一貫してサポートします。中小企業向けのM&Aを得意とし、地場の企業に強みを持っているという特徴があります。
- 日本M&Aセンター
- M&A総合研究所
- M&Aキャピタルパートナーズ
投資銀行は、企業や政府などの大口顧客に対して、資金調達やM&Aなどの金融関連サービスを提供する専門機関です。大型案件やクロスボーダー案件に強いという特徴があり、M&A案件を最初から最後までサポートすることが多いです。
- ゴールドマン・サックス証券
- モルガン・スタンレー証券
- JPモルガン証券
- BofA証券
- 野村證券
- SMBC日興証券
- みずほ証券など
FASは、財務アドバイザリーサービスを提供する部門や企業を指します。主に会計事務所やコンサルティング会社(BIG4など)が運営していることが多いです。M&A案件の一部分だけサポートすることもあります。
- デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー
- PwCアドバイザリー
- EYストラテジーアンドコンサルティング
- KPMG FAS
- プルータス・コンサルティングなど
PEファンド(Private Equity Fund) とは、未公開企業(非上場企業)や事業部門に投資し、その企業価値を高めた後に売却して利益を得ることを目的とする投資ファンドの一種です。
- ベイン・キャピタル
- KKR
- ブラックストーン
- カーライル
- ユニゾン・キャピタル
- 日本産業パートナーズ
- アドバンテッジパートナーズなど
M&A業界には、事業会社のM&A部門も含まれます。事業会社側におけるM&Aのスペシャリストとして、企業の成長に関わるM&Aを推進するというのが主な役割です。下記のような事業会社に限らず、多くの会社がM&Aを行っています。
- 電通
- 日本たばこ産業
- リクシル
- ニデック
- マネーフォワード
- GENDAなど
M&A業界は未経験でも転職できる?M&A業界における転職元と転職難易度
M&A業界は高いスキル・経験を求める業界です。したがって、正社員経験が全くない未経験者の場合、残念ながら転職するのは非常に難しいです。
業種 | 求められる水準と転職元 |
---|---|
M&A仲介 | ■ 業界未経験者でも転職は可能 ■ 転職元: 事業会社や保険会社・銀行の営業職など |
投資銀行 | ■ 業界経験者の転職が多い ■ 業界未経験者でも若手であれば転職は可能だが、少なくとも大手上場会社レベルの会社への就職経験が必要 ■ 転職元: 同業他社や事業会社の財務部門・営業(事業投資)など |
FAS | ■ 業界経験者の転職が多い ■ 業界未経験者でも若手であれば転職は可能 ■ 転職元: 同業他社や事業会社の財務部門・銀行や営業など |
PEファンド | ■ M&A業界(投資銀行・FAS)やコンサルなどでM&A経験を積んだ方の転職が多い ■ なかでもトップクラスに優秀な人だけが転職可能 ■ 転職元: 投資銀行・FAS・コンサルなど |
事業会社のM&A部門 | ■ M&Aのプロフェッショナルを求める傾向 ■ 転職元: 投資銀行・FASなど |
業界未経験者(異業界からの転職)の転職がもっとも多いのはM&A仲介です。売り手・買い手双方にアプローチしてマッチングを試みるM&A仲介は、異業界の営業部門などから多くの採用を行っています。
投資銀行やFASの場合、若手であれば業界未経験者であっても転職は可能です。ただし、異業界から転職を目指す場合、大手上場企業クラスの経歴が必要となります。また、倍率や求められるスキルのレベルは非常に高いです。
PEファンドや事業会社のM&A部門は、基本的にM&Aのプロフェッショナルを採用するケースが多いため、業界未経験者の転職は非常に難しいと言えます。
M&A業界は求められるスキルの水準が高く、転職難易度は高いです。しかしながら、激務や成果主義を原因に離職率が高く、中途採用を行っている会社が多いため、経歴・スキルによっては十分に転職できる可能性があると言えます。
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M&A業界への転職が難しいと言われる理由
M&A業界は転職難易度が高いと言われています。具体的にどのような理由で「M&A業界への転職は難しい」と言われるのでしょうか。
言われる理由
M&A業界への転職は難しいと言われる理由#1:
待遇やネームバリューによって人気が高い
M&A業界への転職は難しいと言われる理由の1つとして、待遇やネームバリューによって人気が高いという点が挙げられます。
M&A業界における企業は高年収やネームバリューによって人気が高いです。労働時間は決して短くありませんが、その代わりにスキルが身に付いたり、成果報酬で高い年収を実現できるというのが人気の理由です。
- 年収が高い
- ネームバリューがある
- スキルが身に付く
- 市場価値向上を期待できる
また、M&A業界では高いスキルを身に付けることができるため、市場価値を大きく上げることができるという点も人気の理由となっています。
このように、転職市場における人気が高いことは、中途採用の選考を受ける人の多さに直結するため、転職難易度は高くなります。
M&A業界への転職は難しいと言われる理由#2:
求められる水準が高い
求められる水準が高いというのも、M&A業界への転職は難しいと言われる理由の1つです。
M&A業界は、転職市場における人気が高いために選考を受ける人が多いです。選考側は多くの求職者から採用する人を選ぶことができるため、求職者に求められる水準が上がります。
- 金融知識
- コミュニケーション能力
- 激務耐性
- 営業力
- データ分析力
- 問題解決能力
また、そもそもM&A業界は求められるスキルの高い業界です。M&Aのみならず財務・法務などに関する知識や論理的な思考などが高いレベルで求められる業界であるため、転職難易度は高くなります。
M&A業界への転職は難しいと言われる理由#3:
未経験者歓迎の求人はほとんどない
未経験者歓迎の求人はほとんどないというのも、M&A業界への転職は難しいと言われる理由の1つです。
業種 | 未経験者の転職事情 |
---|---|
M&A仲介 | ■ 業界未経験者でも転職は可能 ■ 正社員未経験者の転職はかなり難しい |
投資銀行 | ■ 業界未経験者でも転職は可能だが求められる水準は高い ■ 正社員未経験者の転職はかなり難しい |
FAS | ■ 業界未経験者でも転職は可能だが求められる水準は高い ■ 正社員未経験者の転職はかなり難しい |
PEファンド | ■ 業界未経験者・正社員未経験者ともに転職はかなり難しい |
事業会社のM&A部門 | ■ 業界未経験者・正社員未経験者ともに転職はかなり難しい |
正社員未経験の場合、M&A業界への転職はかなり難しいです。業界未経験者でM&A業界への転職を検討している場合は、大手上場企業などで業務に携わった経験が求められます。
このように、そもそも未経験者歓迎の求人が少ないというのが、M&A業界への転職は難しいと言われる理由の1つです。
M&A業界に転職するメリット
M&A業界に転職する場合は、下記のようなメリットがあります。
M&A業界が転職先として人気な理由#1:
ネームバリューがあり、安心感がある
M&A業界が転職先として人気な理由として、ネームバリューがあるという点が挙げられます。
M&A業界は、高年収や安定したキャリアパスが期待できるだけでなく、一般認知度が高く信用性の高い業界です。
- 自身の信用が上がる
- 周囲の人を安心させることができる
- キャリアに関する市場価値を高めることができる
- 収入が高いことを示すシグナルとなる
信用性が高いことは、高額な住宅ローンを引きやすいなどのメリットにも繋がります。こうしたネームバリューが、M&A業界の転職市場における高い人気に繋がっています。
M&A業界が転職先として人気な理由#2:
スキルが身に付き、幅広いキャリアパスを期待できる
スキルが身に付き、幅広いキャリアパスを期待できるというのも、M&A業界が転職先として人気な理由の1つです。
M&A業界では、多岐にわたる専門知識と実務経験が要求されます。金融知識のみならず、データ分析力や法務知識、交渉力・調整力などビジネスで必要な力が幅広く身に付きます。
- 金融知識
- データ分析力
- 法務知識
- 交渉力・調整力
- 業務効率化スキル
- コミュニケーション能力
- 営業力
また、ハードスキルのみならずコミュニケーション能力や営業力などといったソフトスキルも身に付きます。
こうしたスキルを習得することにより、M&A業界からは幅広いキャリアパスを期待することができます。自身の市場価値を大きく上げることができるという点が、M&A業界が転職市場で人気の高い理由の1つです。
M&A業界が転職先として人気な理由#3:
年収を上げることができる
年収が高いというのも、M&A業界が転職先として人気な理由の1つです。
M&A業界は非常に年収の高い業界です。20代で年収が1,000万円に達するのは決して珍しいことではなく、成果や業績・ボーナス次第で、さらに年収が上がります。
業種 | 年収体系と年収 |
---|---|
M&A仲介 | ■ 成約件数に応じた成果主義で成果によっては年収は青天井 ■ 例として、M&Aキャピタルパートナーズの平均年収は2,000万円超 |
投資銀行 | ■ 基本給・賞与が非常に高い ■ 外資系の場合、初年度から年収1,000万円に近い水準。30歳までに年収2,000万円 |
FAS | ■ 基本給・賞与が非常に高い ■ 外資系の場合、20代で年収1,000万円に到達。30代で年収2,000万円 |
PEファンド | ■ 基本給・賞与に加えてキャリー(ファンドの成功報酬)が支給 ■ キャリー次第では年収が1億円を超えることも少なくない |
事業会社のM&A部門 | ■ 事業会社の給料体系に基づくことが多い ■ 企業によってはM&A担当者を厚遇し、特別な報酬を支払うケースも |
M&A仲介は成約件数に応じた成果主義が採用されており、成果次第では年収が数千万円に到達することも少なくありません。
投資銀行やFASは、20代で年収1,000万円に到達するケースが多く、安定して給料は高いです。PEファンドの場合、ファンドの運営成績によっては年収が1億円に到達することも珍しくありません。
- 高度な専門性: 財務、法務、戦略など幅広い知識とスキルが求められるため
- 取引規模の大きさ: 数十億~数千億円規模の案件を扱うため
- 成果報酬: M&A業界においては成果報酬が主流であり、業績が年収に反映されやすいため
- 高い付加価値: クライアントにとってM&Aの成功が企業の将来を左右するため、対価が高く設定されるため
- 高い労働負荷: 案件の進行管理や交渉で高いプレッシャーと労働時間が発生し、その対価が反映されるため
- 厳しい人材獲得競争: 優秀な人材を引き付け、定着させるために高い報酬が用意されているため
M&A業界が転職先として人気な理由#4:
中途採用人数は多く、経験者であれば転職できる可能性は高い
中途採用人数は多く経験者であれば転職できる可能性は高いというのも、M&A業界が転職先として人気な理由の1つです。
M&A業界は人気の高い会社ですが、離職率が高い業界でもあります。拡大のためには人員が必要な業界であるため、中途採用の枠と採用人数は非常に多いです。
- 案件の増加によって人手が不足するため
- 新卒育成のコストが高く、経験者の即戦力を採用したいというニーズがあるため
- 転職が当たり前の業界だと思われているため
- 激務やステップアップを理由にした離職者が多いため
- 特にM&A仲介はコンサルタントが増えれば増えるほど利益につながるため
M&A業界は、未経験者だと転職が難しい業界です。しかしながら、経験者採用に関しては引き合いが非常に強い業界であるため、M&A経験者であれば十分に転職できる可能性があると言えます。
M&A業界への転職に向いている人の特徴
M&A業界への転職に向いている人の特徴としては、下記のようなものが挙げられます。
M&A業界への転職に向いている人の特徴#1:
M&Aに関する経験がある人
M&Aに関する経験がある人は、M&A業界への転職に向いていると言えます。
M&A業界ではM&Aに関する知識が必須です。M&Aに関する専門的なスキルや経験を持っている方は、M&A業界でも高く評価されると言えます。
- 財務諸表分析
- 企業価値評価(バリュエーション)
- デューデリジェンス
- M&Aの法的知識
- 資金調達スキーム設計
- 契約書レビュー能力
- 交渉力とプロジェクト管理
M&A業界への転職に向いている人の特徴#2:
コミュニケーション能力がある人
M&A業界への転職に向いている人の特徴として、高いコミュニケーション能力があるという点が挙げられます。
M&A業界では、クライアントやチームメンバー、他部門の社員、弁護士や会計士など、様々な立場の人々と連携しながらプロジェクトを進める必要があります。
- クライアントとの信頼構築: クライアントと信頼関係を築いて案件を獲得する必要があるため
- 多様な関係者との調整: 弁護士、会計士、買い手・売り手企業など、関係者の意見を調整する必要があるため
- 交渉力の発揮: 条件交渉や取引価格の合意形成において、相手の立場を理解しながら説得力を持って対応する必要があるため
- チーム内での連携: 案件を効率的に進めるために、チームメンバーとの情報共有や役割分担が重要
大掛かりなプロジェクトを成功に導いたり、高い顧客満足度を実現するためには、コミュニケーション能力が必須です。コミュニケーション能力がある人は、M&A業界への転職に向いていると言えます。
M&A業界への転職に向いている人の特徴#3:
営業力がある人
営業力がある人も、M&A業界への転職に向いている人の特徴だと言えます。特にM&A仲介の場合は、営業出身者が重宝される傾向にあります。
M&A業界では、相手のニーズを正確に把握し、それに応じた最適なソリューションを提案する力が重要です。
そのためには、クライアントの業務課題や期待を深く理解し、適切に説明・説得できる「営業力」が求められます。また、信頼関係を構築し、長期的な取引につなげるためのコミュニケーション力や交渉力も求められます。
相手のビジネスやニーズを理解してサービスを提案できる営業力のある人は、M&A業界への転職に向いていると言えます。
M&A業界への転職に向いている人の特徴#4:
激務やプレッシャーを理解したうえでスキルアップや高年収を実現したい人
激務やプレッシャーを理解したうえでスキルアップや高年収を実現したいというのも、M&A業界への転職に向いている人の特徴として挙げられます。
M&A業界は、ワークライフバランスに期待できる業界ではありません。案件が忙しい時期では、深夜残業や休日出勤を強いられることが多い業界です。また、成果主義のプレッシャーに常に晒されます。
その代わり、高年収やスキルアップを期待できる業界でもあります。激務かつプレッシャーのかかる業界であることを理解したうえで転職したいと考えている方は、M&A業界への転職に向いていると言えます。
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中途採用でM&A業界に転職する方法
中途採用でM&A業界に転職するためには、下記のような方法があります。
中途採用でM&A業界に転職する方法#1:
公式ページからの応募
M&A業界に転職する方法として、公式ページからの直接応募が挙げられます。
M&A業界は、公式の中途応募ページから応募することで中途の選考を受けることができます。
最もオーソドックスな方法ですが、転職エージェントなどの第三者によるサポートはなく、自分で選考を進めていく必要がある点に注意が必要です。
中途採用でM&A業界に転職する方法#2:
在籍社員によるリファラル
M&A業界に転職する方法として、在籍社員によるリファラル(推薦)も挙げられます。
リファラルは在籍している社員に推薦してもらうことで選考に進むことができるという制度です。在籍社員による推薦のため一次面接には進むことが出来たり、転職後のミスマッチが少ないというメリットがあります。
しかしながら、必ずしもリファラルを採用している企業ばかりではないことや、転職エージェントなどのサポートを受けることができないという点には注意が必要です。
中途採用でM&A業界に転職する方法#3:
転職エージェント
M&A業界へ転職するためには、転職エージェントを活用するというのも選択肢の1つです。
転職エージェント経由で選考を受けると、書類添削、模擬面接、更に内定後の条件交渉まで、求職者のサポートをしてくれます。
- 自己分析のサポート
- 企業の採用に関する情報提供
- 選考書類の添削
- 模擬面接
- 採用後の条件交渉
書類選考や面接においては、第三者による添削や練習・フィードバックがあることによって圧倒的に合格率を改善することができます。
また、選考対策だけでなく、転職エージェントは面接官に関する情報や、どのような質問が実際に面接で行われたか、どの部門での採用が積極的かなど、外部からは正確に分からない情報についても豊富に持っています。
M&A業界は転職市場における人気が非常に高く、中途採用のハードルも高いです。転職エージェントを活用することで、選考を有利に進めることができるというのが大きなメリットです。
【厳選】M&A業界への転職におすすめの転職エージェント
M&A業界への転職に興味がある方のために、おすすめの転職エージェントを厳選して紹介します。
M&A業界への転職におすすめの転職サイト
タレントスクエア | 20代・30代に特化したハイクラス転職サイト
【公式HP】https://talentsquare.co.jp
『タレントスクエア』は、キャリアアップを目指す20代・30代の方に特化したハイクラス転職サイトです。
未経験から転職可能なコンサル・金融・総合商社・IT求人など、タレントスクエアでしか出会えない非公開求人が多く、月間利用者数は100万人を超えています。
20代で年収1000万円を超える高年収求人や、選考倍率が100倍以上の超人気企業の限定求人も多数掲載されているため、気になった方は公式ページをチェックしてみてください。
サービス名 | タレントスクエア |
公式ページ | https://talentsquare.co.jp |
対象 |
20代・30代
全国対応 |
運営会社 |
タレントスクエア株式会社
厚生労働省 有料職業紹介事業許可番号 13-ユ-315110 |
M&A業界への転職におすすめの転職エージェント
マイナビエージェント | 好条件の非公開求人が多く、利用者の年収UP率61.1%
【公式HP】https://mynavi-agent.jp
『マイナビエージェント』は、大手人材会社のマイナビが運営するおすすめの転職エージェントです。
日本全国で幅広い業界・職種の転職を支援しており、国内最大級の利用者数を誇る人気の転職エージェントサービスです。
誰もが知る大企業から地方の隠れた優良企業まで幅広い求人を扱っており、マイナビエージェントでしか扱いのない好条件の非公開求人が多いことも特徴です。
■ 日系大手・ホワイト高年収企業
キーエンス / SONY / NTTデータ / 野村総合研究所 / アビームコンサルティング / サイバーエージェント / エムスリー / 野村證券
■ 外資系・グローバル企業
アクセンチュア / PwC / アマゾンジャパン / デロイトトーマツコンサルティング / SAMSUNG / ボッシュ
サービス名 | マイナビエージェント |
公式ページ | https://mynavi-agent.jp |
サービス分類 |
・転職エージェント
・総合型 【参考】マイナビエージェントの評判・口コミ |
対応地域 | 日本全国対応可能 |
運営会社 | 株式会社マイナビ 厚生労働省 有料職業紹介事業許可番号: 13-ユ-080554 |
M&A業界への転職におすすめの転職エージェント
MyVision | 転職難易度の高い人気企業に未経験からに転職できる
【公式HP】https://myvision.co.jp
『MyVision(マイビジョン)』は、コンサル・IT・金融・総合商社などの人気業界への転職に圧倒的な強みを持つ大手の転職エージェントです。
人気企業各社の採用要件や選考フローに関する非公開情報を持っていることに加えて、経験豊富なアドバイザーが一人ひとりに時間をかけてサポートすることで、未経験から人気企業への転職を可能にしています。
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サービス名 | MyVision(マイビジョン) |
公式ページ | https://myvision.co.jp |
サービス分類 | ・転職エージェント ・総合型 |
特徴 |
未経験から人気企業への転職に特化した転職エージェント
【口コミ】MyVision(マイビジョン)の評判 |
運営会社 |
株式会社MyVision
厚生労働省 有料職業紹介事業許可番号 13-ユ-314719 |
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リクルートエージェント | 転職支援実績No.1の王道転職サービス
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・総合型 【参考】リクルートエージェントの評判・口コミ |
対応地域 | 日本全国対応可能 |
運営会社 | 株式会社リクルート 厚生労働省 有料職業紹介事業許可番号: 13-ユ-313011 |
M&A業界への転職におすすめの転職エージェント
レバテックキャリア | エンジニアのキャリアアップに特化
【公式HP】https://career.levtech.jp
『レバテックキャリア』は、エンジニアのキャリアアップ支援に特化した国内最大級の転職サービスです。
客先常駐から自社開発企業への転職、SIerから開発ディレクターへの転職、フルリモートの高年収企業への転職など、一人ひとりの希望にあった理想のキャリアアップを本気でサポートしてくれます。
今すぐ転職したい人はもちろん、情報収集したい方でも無料で利用でき、気になるIT企業のリアルな内情や直近のエンジニアの転職動向について、ネットでは得られない生の情報を無料で入手することができます。
転職に限らず、フリーランスエンジニアや副業・業務委託の支援も行っているため、気になる方は無料登録してみてください。
サービス名 | レバテックキャリア |
公式ページ | https://career.levtech.jp |
サービス分類 | ・転職エージェント ・特化型 |
特徴 |
エンジニアのキャリア支援に特化した転職エージェント
【口コミ】レバテックキャリアの評判 |
運営会社 |
レバテック株式会社
厚生労働省 有料職業紹介事業許可番号 13-ユ-308734 |
M&A業界への転職におすすめの転職サイト
ビズリーチ | 即戦力人材のための転職サイト
【公式HP】https://bizreach.jp
『ビズリーチ』は、TVCMでも有名な国内最大級のスカウト型の転職サービスであり、M&A業界に転職したい人におすすめの転職サイトです。
匿名で経歴を登録するだけで高年収のスカウトが届き、気になるスカウトに返信することで効率的に転職活動を進めることができます。
転職活動中の人はもちろん、直近の転職予定がなくても将来的に転職を考えている人も含めて200万人以上のユーザーが利用しています。
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会員登録したからと言って面談を要求されたり、電話がかかってくることは一切ないため、まずは情報収集から始めたい人も安心して利用できます。
サービス名 | ビズリーチ |
公式ページ | https://bizreach.jp |
サービス分類 | ・転職サイト ・スカウトサービス |
特徴 |
・年収1000万円以上の求人が多数
・200万人以上が利用する国内最大級の転職サイト 【参考】ビズリーチの評判・口コミ |
運営会社 | 株式会社ビズリーチ 厚生労働省 有料職業紹介事業許可番号: 13-ユ-302647 |
M&A業界への転職におすすめの転職エージェント
ASSIGN(アサイン) | 若手ハイエンド特化型転職エージェント
【公式HP】https://assign-inc.com
『ASSIGN(アサイン)』は、若手ハイキャリアに特化した転職エージェントです。コンサル・IT・金融などの業界への転職支援に強みがあります。
面接対策や業界研究など転職サポートの丁寧さに定評があり、全国のエージェントの中から『JAPAN HEADHUNTER AWARD』の最優秀賞を受賞しています。
- 高年収を目指す20代・30代のための魅力的な求人が多い
- 中長期的で真摯かつ丁寧なキャリアサポートを受けることができる
- 業界に理解が深く質の高いエージェントが在籍
未経験でも挑戦できる独自の高年収求人を多数扱っていることに加え、面談後に一人ひとりにオーダーメイドのキャリアプラン資料を作成するなど、他のエージェントとは一線を画した丁寧すぎるサポートが特徴です。
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サービス名 | ASSIGN(アサイン) |
公式ページ | https://assign-inc.com |
サービス分類 | ・転職エージェント ・特化型 |
特徴 | 若手ハイエンド専門の転職エージェント |
運営会社 | 株式会社アサイン 厚生労働省 有料職業紹介事業許可番号: 13-ユ-308560 |
情報収集から始めたい人におすすめの無料ツール
転職可能性診断 | 人気企業への転職可能性が分かる
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転職エージェントに関する参考ページ
M&A業界に転職して後悔する理由
M&A業界への転職は「やめとけ」と言われることがあります。理由について解説します。
「後悔する」理由
M&A業界に転職して後悔する理由#1:
思っていた仕事と異なる
M&A業界に転職して後悔する理由として、思っていた仕事と異なるという点が挙げられます。
M&A業界では、部署や職種によって大きく仕事が異なるため、自身の期待・希望と実際の仕事にミスマッチが起きることが少なくありません。
- 事務作業や報告業務が想定より多かった
- 想像していたよりノルマや成果目標が厳しかった
- 細かな事務作業や膨大なデータ分析が多い
- 顧客対応よりも社内調整や根回しに時間を取られた
M&A業界に中途採用で転職した場合、簡単には異動できないことが多いです。自分に合わない仕事に携わらなくてはいけないと、M&A業界に転職したことを後悔することに繋がります。
M&A業界に転職して後悔する理由#2:
長時間の労働や休日出勤を負担に感じる
M&A業界に転職して後悔する理由として、長時間労働になるタイミングがあるという理由が挙げられます。
M&A業界は、基本的に労働時間が長く激務な業界です。転職を決意した際に激務であることを理解していても、実際にプライベートの予定を犠牲にしたり、休日出勤したりということが重なると、転職を後悔することにつながります。
- 案件締切直前: クライアントへの最終提案や契約締結前の準備で、徹夜作業が発生する
- デューデリジェンス期間中: 財務・法務調査で大量の資料を精査し、短期間で報告書を作成する必要がある
- クロージング直前: 契約書の最終確認や条件交渉が長引き、時間外対応が求められる
- 突発的な交渉やトラブル発生時: 交渉の難航や条件変更が発生し、緊急対応を迫られる
- 複数案件を同時進行している時: 案件が重なり、優先度の高いタスクを処理するための時間が不足する
M&A業界は、取り扱うM&A案件の性質上どうしても激務になることを避けられないことが多いです。慢性的に労働時間が長くなることで、心身共に体調を崩してしまうこともあります。
M&A業界に転職して後悔する理由#3:
地味な作業が多い
地味な作業が多いというのも、M&A業界に転職して後悔する理由の1つです。
M&A業界は華やかなイメージを持たれることが多いですが、実際には地道な作業が多くを占めています。目立たないながらも必須のタスクが大量にあり、それらの処理に追われる場面も少なくありません。
- 市場・業界のリサーチ: 対象企業の属する業界の動向や競合状況を調査
- スケジュール調整: クライアント、弁護士、会計士など複数の関係者の日程を調整
- 社内稟議資料の作成: 案件の背景、目的、収益性、リスク評価を含む稟議書を作成し、承認を得る
- 電話による営業: 主にM&A仲介で、潜在的な買い手候補や売り手候補に電話で営業
こうした地道な作業に追われすぎることによって、転職を後悔してしまうことがあります。
M&A業界に転職して後悔する理由#4:
成果主義のプレッシャーが大きい
成果主義のプレッシャーが大きいというのも、M&A業界に転職して後悔する理由の1つです。
M&A業界は成果主義の会社が多いです。その代わり、若手であっても年収数千万円という高年収を実現することができます。また、成果を出すことができれば出世も早いです。
しかしながら、成果を出せない場合は年収が低くなったり、出世ができないことにつながります。外資系投資銀行やPEファンドの場合は、クビになってしまうケースも少なくありません。
成果主義のプレッシャーに耐えられなくなると、M&A業界に転職したことを後悔することにつながります。
転職先として人気の高いM&A企業一覧
転職市場で人気のM&A企業:
ゴールドマン・サックス証券
ゴールドマンサックス証券株式会社は、アメリカの大手金融グループであるゴールドマンサックス(The Goldman Sachs Group, Inc.)の日本法人です。本社は東京都港区に位置しています。
主な業務内容には、企業のM&A(合併・買収)アドバイザリー、株式や債券の引受業務、資本調達の支援、トレーディングなどがあります。
転職市場で人気のM&A企業:
野村證券
野村證券株式会社は、1925年に設立された日本最大級の証券会社で、本社は東京都中央区に位置しています。
野村ホールディングスの中核企業として、投資銀行業務、資産運用、証券取引など多岐にわたる金融サービスを提供しています。特に、M&A(合併・買収)の分野において、国内外で高い評価を得ています。
野村證券のM&A業務は、企業の買収や売却、事業再編、戦略的提携に関するアドバイザリーを中心としています。
転職市場で人気のM&A企業:
SMBC日興証券
SMBC日興証券株式会社は、1918年に設立された日本の大手証券会社で、本社は東京都千代田区に位置しています。
同社は、三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)の一員として、投資銀行業務、資産運用、証券取引などの金融サービスを提供しています。
M&A業務では、企業の買収、売却、事業再編、業務提携などに関する包括的な支援を行っています。案件の戦略立案から交渉、取引実行後のフォローまで一貫してサポートし、企業価値の最大化を目指しています。
転職市場で人気のM&A企業:
みずほ証券
みずほ証券株式会社は、1917年に設立された日本の大手証券会社で、本社は東京都千代田区に位置しています。
みずほフィナンシャルグループ(Mizuho Financial Group)の中核企業として、投資銀行業務、資産運用、証券取引を手掛けています。
みずほ証券のM&A業務は、企業の買収や売却、事業再編、戦略的提携におけるアドバイザリーを中心に展開しています。
転職市場で人気のM&A企業:
デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー
デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー合同会社(DTFA)は、デロイト トウシュ トーマツ合同会社の一員として設立された、日本の大手ファイナンシャルアドバイザリーファームです。
M&A、事業再生、企業価値評価、フォレンジックサービス、リスク管理など、多岐にわたる金融アドバイザリーサービスを提供しています。
主力業務であるM&Aアドバイザリーでは、買収、売却、合併、スピンオフ、ジョイントベンチャー、戦略的提携における包括的な支援を行っています。
転職市場で人気のM&A企業:
PwCアドバイザリー
PwCアドバイザリー合同会社は、PwCジャパングループの一員として設立された日本のファイナンシャルアドバイザリーファームで、本社は東京都千代田区に位置しています。
M&A、事業再生、企業価値評価、デジタルトランスフォーメーション(DX)支援、リスク管理など、多岐にわたるコンサルティングサービスを提供しています。
主力業務であるM&Aアドバイザリーでは、買収、売却、合併、ジョイントベンチャー、事業再編、スピンオフといった取引に関する包括的な支援を行っています。
転職市場で人気のM&A企業:
日本M&Aセンター
日本M&Aセンター株式会社は、1991年に設立された日本の独立系M&A仲介会社で、本社は東京都千代田区に位置しています。中堅・中小企業を対象としたM&A支援を専門としており、業界をリードする企業として知られています。
主な業務には、事業承継を目的としたM&Aの仲介、企業の買収や売却、経営統合、事業再編などの支援が含まれます。
日本M&Aセンターは、独自の全国ネットワークを活用し、地域金融機関や会計事務所との連携を強化することで、地方企業を含む多様なクライアントに対応しています。
転職市場で人気のM&A企業:
M&A総合研究所
M&A総合研究所株式会社は、2018年に設立された日本のM&A仲介会社で、本社は東京都港区に位置しています。
中小企業や個人事業主を対象としたM&A仲介サービスを提供し、迅速かつ透明性の高い取引を実現することで注目を集めています。
M&A総合研究所は、料金体系の透明性を重視し、成果報酬型の料金モデルを採用しています。これにより、中小企業や個人事業主が安心してサービスを利用できる仕組みを整えています。
転職市場で人気のM&A企業:
M&Aキャピタルパートナーズ
M&Aキャピタルパートナーズ株式会社は、2005年に設立された日本の独立系M&A仲介会社です。本社は東京都千代田区に位置しています。
専任制のM&Aアドバイザーによる一貫したサポート体制を特徴としており、クライアントの経営課題や目標に合わせた最適なソリューションを提供しています。
また、M&Aキャピタルパートナーズは、独立系ならではの中立的な立場でのアドバイスを強みとしており、金融機関や特定の親会社に依存しない透明性の高いサービスを提供しています。
転職市場で人気のM&A企業:
fundbook
株式会社FUNDBOOKは、2017年に設立された日本のM&A仲介会社で、本社は東京都千代田区に位置しています。同社は、中小企業を対象とした事業承継や成長戦略に特化したM&Aサービスを提供しています。
独自のデータベースとマッチングシステムを活用し、買い手と売り手の最適なマッチングを実現しています。
また、クライアント専任のM&Aアドバイザーが一貫して担当することで、クライアントの目標に応じたオーダーメイドのソリューションを提供しています。