マッキンゼーの学歴・採用大学・入社難易度を元社員が解説

マッキンゼーの学歴・採用大学・入社難易度を元社員が解説

高年収・エリートで知られるマッキンゼーの採用大学・学歴などについて、実際のマッキンゼーの社員の口コミをもとに解説しています。

なお、マッキンゼーへの転職方法に関しては以下のページで解説しているので、詳しく知りたい方はあわせてご覧ください。

目次

マッキンゼーにおける新卒の採用大学・学歴フィルター

マッキンゼーにおける主な採用大学は以下の通りです。全体的に非常に学歴水準が高い傾向にあります。

マッキンゼーの採用大学・学歴

マッキンゼーにおける採用大学の水準は極めて高く、旧帝大であっても東京大学・京都大学以外の出身者はごく少数にとどまります。

大学通信によれば、採用が判明している56名のうち、東京大学出身者が21名、慶應義塾大学が12名、早稲田大学が11名、京都大学が4名であり、これら4大学で全体の約9割を占めています。

このように、マッキンゼーにおいては極めて高いレベルでの学歴フィルターがあると言えます。

また、この傾向は新卒採用に限らず、中途採用においても同様です。どのルートであっても、採用される人材は圧倒的に高学歴層に集中しているのが実情です。

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マッキンゼー出身者とパートナーの学歴

マッキンゼーは公式に採用大学を公表しているわけではありませんが、出身者の経歴を見れば、非常に高学歴な人材が多いことが分かります。

以下に挙げるマッキンゼー出身者は一例であり全員ではありませんが、出身大学・学歴の参考にしてください。

出身者現職出身大学
安宅和人LINEヤフー
執行役員
慶応義塾大学
岩田林平クックパッド
代表執行役
慶応義塾大学
岡田 祥吾プログリット
代表取締役社長
大阪大学
加藤 勇志郎キャディ
代表取締役CEO
東京大学
川鍋 一朗日本交通
代表取締役会長
慶應義塾大学
高島 宏平オイシックス・ラ・大地
代表取締役
東京大学
中村 仁ブルーモ証券
代表取締役
東京大学
南場 智子ディー・エヌ・エー
取締役会長
津田塾大学
宮城 徹UPSIDER
代表取締役
東京大学

マッキンゼー出身者の採用大学・学歴

マッキンゼーにおけるパートナーの出身大学別人数は以下の通りです。中でも東京大学出身者が群を抜いて多く、次いで慶應義塾大学が続いています。

大学人数
東京大学21名
慶応義塾大学9名
大阪大学3名
京都大学3名
東京工業大学2名
早稲田大学2名
一橋大学2名
ハーバード大学1名
オックスフォード大学1名

マッキンゼーのパートナーの採用大学(出所: マッキンゼー公式ページ)

マッキンゼーの採用大学・学歴レベルが高い理由

マッキンゼーの採用大学・学歴レベルが高い理由は以下の通りです。

マッキンゼーの採用大学・学歴が高い主な理由#1:
求められる業務や思考力のレベルが高いため

マッキンゼーの採用大学・学歴が高い主な理由として、求められる業務のレベルが高く必要知識量も多いという理由が挙げられます。

戦略コンサルタントは、経営課題の特定から解決策の設計・実行支援に至るまで、クライアント企業の意思決定に深く関与します。

そのため、単なる知識ではなく、論理的思考力、構造化能力、仮説検証力、さらにはビジネス・経営に関する幅広い理解が求められます。

実際には、高学歴であっても業務についていけないケースが出るほどで、継続的な学習と知識のアップデートが不可欠です。そのため、採用においては自然と学力の高い人材が選ばれる傾向があります。

以下に、マッキンゼーのコンサルタントに求められる知識やスキルの一例を挙げます。これはあくまで一部に過ぎませんが、こうした能力を高水準で発揮できる人材でなければ、業務に適応することは困難です。

マッキンゼーで求められる知識やスキルの例

マッキンゼーの採用大学・学歴が高い主な理由#2:
学歴がブランド力や信頼性として働く業界であるため

学歴がブランド力や信頼性として働く業界であるというのも、マッキンゼーの採用大学・学歴が高い主な理由の1つです。

マッキンゼーのクライアントは、国内外の大手企業や政府機関、官公庁など社会的影響力の大きい組織が多く、コンサルタント個人のバックグラウンドも一種の信頼指標として見られる傾向があります。

そのため、東京大学や京都大学、海外のトップスクールなど、広く認知された難関大学の出身であることが、顧客との信頼構築やプレゼンスの観点でも有利に働きます。

結果として、採用においてもこうした高学歴層の候補者が選ばれやすい構造になっています。

マッキンゼーの採用大学・学歴が高い主な理由#3:
英語が必要であるため

マッキンゼーは非常にグローバルな組織であり、英語を使用する場面が日常的に存在します。そのため、語学力に優れた高学歴人材や海外大学出身者が求められる傾向が強いです。

たとえば、海外のマッキンゼーオフィスのメンバーと共同でプロジェクトを進める場面では、英語による電話会議や資料の読み書き、調査のために海外の業界専門家へ英語でインタビューを行うことが一般的です。

また、プロジェクトチーム内に日本語を話せないメンバーが1人でもいる場合には、チーム全体の会話がすべて英語で行われるケースもあります。

マッキンゼーで英語を活用する機会

このように、単に英語が読める・書けるというレベルにとどまらず、高度なビジネスコミュニケーションを英語で円滑に行えるスキルが必須となっており、結果的に高学歴の採用が多くなっています。

なお、マッキンゼーの公式によれば、選考過程において英語力そのものが直接評価されるわけではありません。

選考では英語力は一切みていません。内定後、個々の英語レベルに応じた英語研修が実施されます。

マッキンゼー 公式ページ

ただし、入社後に英語が不可欠となる環境であるため、将来的に高い英語運用能力を身につけられる素養があるかどうかは重視されており、そのポテンシャルは主に学歴やバックグラウンドを通じて見極められます。

マッキンゼーでは英語のテストを受ける必要がある?

マッキンゼーでは新卒・中途を問わず、内定後に会社指定の英語スピーキングテストを受験することが義務付けられており、一定の基準を満たさなければ入社が認められません。

新卒の場合は内定から入社までに1年以上の準備期間があるため、基準に達していない場合でも対策が可能ですが、中途入社では内定から入社までの期間が短いため、当初から高い英語力が求められます。

なお、この英語テストのスコアは入社後の昇進要件にも組み込まれており、基準ギリギリで入社した場合は、継続的な英語力向上の努力が不可欠です。

マッキンゼーの採用大学・学歴が高い主な理由#4:
採用人数が少ない一方で就職人気が高いため

マッキンゼー社員の採用大学・学歴が高い主な理由として、採用人数が少ない一方で就職人気が高いという理由が挙げられます。

マッキンゼーでは、高年収・グローバルなブランド力・華やかなキャリアパスといった魅力から、就職先として極めて高い人気を誇ります。

その一方で、新卒採用においては各部門の採用枠が非常に限られており、競争倍率は必然的に非常に高くなります。

多数の応募者の中から選抜される構造上、採用される人材は自然と高学歴層に集中する傾向があります。

中途でマッキンゼーに転職する場合のバックグラウンド

マッキンゼーでは、中途採用においても多様なバックグラウンドを持つ人材を受け入れていますが、主に以下の3つの出身分野に分けられます。

転職者のバックグラウンド

事業会社の場合、 第二新卒を除くと海外MBAを経由するケースが一般的です。特に、外資系や大手日系企業での経験と、トップスクールMBAの組み合わせが多く、事業会社から直接の転職は少数派です。

コンサルティングファームの場合、総合系・戦略系を問わず他ファームからの転職は多く、MBA不要のケースが主流です。アクセンチュア、BCG、ベイン、デロイトなどからの転職が典型で、即戦力として評価されやすいです。

金融機関の場合、外資系投資銀行出身者はMBAなしでも転職可能な場合がありますが、日系金融機関出身者は海外MBAを経由するのが一般的です。

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マッキンゼーの年収

マッキンゼーの役職ごとの年次と、基本給・残業代・ボーナスを総合した年収イメージは以下の通りです。アソシエイトから1,000万円を超えるような高い年収水準を期待できる会社です。

平均年収も1,000万円を超えており、年収を上げたい人にとってマッキンゼーはおすすめの転職先となっています。

役職年収年次
ビジネス・アナリスト約600万円1~3年目
アソシエイト約1,200万円3~5年目
エンゲージメント・マネージャー約2,000万円5~7年目
アソシエイト・パートナー約3,000万円~8~10年目
パートナー約5,000万円~10~20年目
シニアパートナー数億円~20年目~
マッキンゼーの役職別年収推移

マッキンゼーの年収については以下のページでまとめているので、詳しく知りたい方は是非ご覧ください。

マッキンゼーは激務?勤務時間はどれくらい?

マッキンゼーでは少人数のチームで短期間に難易度の高いプロジェクトを回すため、1人あたりの仕事量が多く、一般的な事業会社と比べると労働時間が長くなりがちです。

一方、近年では働き方改革が重視されており、残業時間は減少傾向にあります。また、プロジェクトの合間には数週間程度の長期休暇を取って旅行などでリフレッシュする人も多いです。

男性のアイコン

マッキンゼー・アンド・カンパニーの社員口コミ

コンサルタント・監査・士業系職種

28歳 男性 新卒入社

ワークライフバランスは年々改善傾向にあると感じます。プライベートの予定がある場合は事前にチーム内で共有しておくことで調整が効きます。 一緒に働くパートナーやマネージャーによっても労働時間は変わります。クライアントの期待値コントロールが下手なパートナーや、ワークロード管理の下手なマネージャーと一緒に働くと忙しくなりがちなので、プロジェクトにアサインされる前に社内でレファレンスを取っておくことが重要です。

運営者情報

タレントスクエアは、東京都港区に本拠点を持つタレントスクエア株式会社が運営しています。当社は厚生労働省から有料職業紹介事業の認可を取得し、求職者の転職支援と企業の採用支援に関わる事業を運営しています。

※「タレントスクエア」は、タレントスクエア株式会社の登録商標(登録6766163)です。

会社名タレントスクエア株式会社(TALENT SQUARE K.K.)
公式ページURLhttps://talentsquare.co.jp/career/corp/
本社所在地〒107-0052
東京都港区赤坂8-11-26 +SHIFT NOGIZAKA 7F
法人番号9011001145238
有料職業紹介事業許可番号13-ユ-315110
特定募集情報等提供事業届出番号51-募-000460
適格請求書事業者登録番号T9011001145238
タレントスクエア株式会社の概要(2025年6月時点)
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