マッキンゼーの学歴・採用大学・入社難易度を元社員が解説

マッキンゼーの学歴・採用大学・入社難易度を元社員が解説

マッキンゼー・アンド・カンパニーの採用大学・学歴、入社難易度などについて、実際のマッキンゼーの社員の口コミをもとに解説します。就活生や転職活動中の方は是非参考にしてみてください。

なお、マッキンゼーへの転職方法・転職難易度に関しては下記の記事で詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。

目次
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マッキンゼーとはどんな会社?

マッキンゼー・アンド・カンパニー(McKinsey & Company)は、1926年にシカゴ大学経営学部教授のジェームズ・O・マッキンゼー氏によって設立された世界的な経営コンサルティング会社です。

米州・欧州・アジア・アフリカなど世界中にオフィスを構え、各国を代表する大企業や政府系機関に対して経営コンサルティングサービスを提供しています。

マッキンゼーは1971年にアジア初の拠点として東京オフィスを開設し、2018年には国内第2の拠点として大阪に関西オフィスを開設しています。

マッキンゼーの仕事内容については下記の記事で詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。

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マッキンゼーの転職難易度は?

マッキンゼーは年収の高さや成長機会の豊富さ、その後のキャリアパスの広がりなどから転職市場で非常に高い人気があります。

一方で、近年では中途採用を積極的に行っており、20代や第二新卒での転職実績も出ているため、正しい選考対策を行うことで十分転職可能だと言えます。

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マッキンゼー社員の学歴

マッキンゼーの社員の学歴は、東京大学が一番多く、次に慶應義塾大学、その次に海外大学が多いです。その他には京都大学、一橋大学など上位国立大学と早稲田大学などが続きます。

また、出身大学のレベルが高いだけでなく、MBAを取得している比率も高いのが特徴です。MBAの中でもハーバードやスタンフォードなど海外のトップ校のMBAが中心です。

また、日本人のパートナー・シニアパートナーの出身大学(学部)としては、東京大学が45%、京都大学が7%、慶應義塾大学が21%、早稲田大学が7%という結果になりました。

マッキンゼー社員が高学歴ばかりな理由

マッキンゼーは社員の年収が非常に高いことで知られており、新卒・中途ともに高学歴な候補者がたくさん応募してきます。

具体的には、入社3年目には年収1,000万円、そのまま順調に昇進すると5年目には年収2,000万円、早ければ10年目に年収5,000万円以上が期待できます。

また、コンサルは高度な知的労働であり、学歴の高い人の方が入社後に活躍する可能性が高い傾向にあります。

マッキンゼーの年収について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

マッキンゼーの新卒就活における採用大学・学歴フィルター

マッキンゼーの採用大学は、東京大学が全体の半分程度で、慶應・早稲田が合わせて3割ほど、その他国立大学が1割程度、海外大学が1割程度という構成になっています。

文系・理系比率は半々程度で、学部卒・院卒の比率も同じく半々程度です。文系・理系や学部卒・院卒の比率はダイバーシティの観点からうまく分かれるように調整されていると思われます。

新卒入社の大学レベルに下限があることから、一定の学歴フィルターが存在すると考えるのが自然でしょう。具体的には、MARCH出身で新卒でマッキンゼーに入社する人はほとんどいません。

マッキンゼーは新卒就活で絶大な人気があり、選考倍率も非常に高いため、採用の効率性の観点からエントリーシート提出時などに学歴フィルターがかけられているのではないかと推測します。

マッキンゼーの中途転職における学歴

中途採用においては、学歴以外に前職の経験や専門性などをより重視しているため、新卒採用に比べると学歴の幅は広がります。

代わりに、中途採用ではMBA保有者が優遇される傾向にあります。総合商社や銀行、証券などからMBAを経て30代前後でマッキンゼーに転職されるというケースが多く、中途においても学歴は重要度が高いと言えます。

なお、日系企業から社費で海外MBAに留学した場合、MBA卒業後の数年間の間に転職すると留学費用を会社に返納する必要があるケースがありますが、マッキンゼーに転職する際は返納分の留学費用を代わりに払ってくれることがあります。

MBA未経験でもマッキンゼーに転職できる?

MBA未経験者でもマッキンゼーに転職することは可能です。ただし、MBAホルダーの方々が転職活動におけるライバルとなるので、他の点で自分の強みを明確にアピールする必要があります。

例えば、トヨタのような大手事業会社で現場経験が長く、かつ責任のあるポジションで明確な実績をお持ちの方などは、マッキンゼーのオペレーション系のプロジェクトで活躍する可能性が高く、MBA経験がなくても採用される可能性が十分にあります。

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マッキンゼーでは英語が必要?

マッキンゼーは非常にグローバルな企業なので、英語ができないと入社後に苦労します。

海外のマッキンゼーのチームと一緒に働く際に英語の電話会議を行ったり、調査のために海外の専門家に英語でインタビューをするなど、英語を使う機会は少なくありません。

また、同じプロジェクトのチーム内に日本語の分からない海外メンバーが1人でもいる場合は、プロジェクト内の会話が全て英語になることがあります。

マッキンゼーは入社時に英語テストがある

マッキンゼーでは、新卒・中途ともに、内定を獲得してから入社するまでの間に会社指定の英語のスピーキングテストを受ける必要があり、そのテストの点数が一定の入社基準を満たさない場合は入社できません。

入社の点数基準に満たない場合は入社前までに外部の英会話コースを受講し、何度かテストを受ける機会が与えられますが、それでも入社予定日までに間に合わない場合は入社予定日が後ろ倒しになります。

新卒入社の場合は、内定が出てから入社するまでに1年~1年半程度の期間があるため、最初の点数が悪くても入社までに対策が可能です。

一方、中途入社の場合は内定から入社まで長くても数か月間しか時間がないため、点数を上げるための準備期間が短いく、最初からある程度英語が話せる必要があります。

なお、上記の英語テストの点数は社内の昇進の要件の一つになっているため、入社基準ギリギリで突破した人は入社後も英会話の勉強をしながら定期的にテストを受けて点数を上げることが求められます。

マッキンゼーは激務?勤務時間はどれくらい?

マッキンゼーでは少人数のチームで短期間に難易度の高いプロジェクトを回すため、1人あたりの仕事量が多く、一般的な事業会社と比べると労働時間が長くなりがちです。

一方、近年では働き方改革が重視されており、残業時間は減少傾向にあります。また、プロジェクトの合間には数週間程度の長期休暇を取って旅行などでリフレッシュする人も多いです。

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マッキンゼー・アンド・カンパニーの社員口コミ

コンサルタント・監査・士業系職種

28歳 男性 新卒入社

ワークライフバランスは年々改善傾向にあると感じます。プライベートの予定がある場合は事前にチーム内で共有しておくことで調整が効きます。 一緒に働くパートナーやマネージャーによっても労働時間は変わります。クライアントの期待値コントロールが下手なパートナーや、ワークロード管理の下手なマネージャーと一緒に働くと忙しくなりがちなので、プロジェクトにアサインされる前に社内でレファレンスを取っておくことが重要です。

マッキンゼーに転職するための対策

マッキンゼーの中途選考を受けるにあたって、合否に最も影響を与えるのはケース面接です。もちろん社会人経験や学歴は重要なファクターですが、ケース面接の出来が悪いと採用される可能性は低いです。

マッキンゼーの中途選考は複数回の面接で決まりますが、面接では自己紹介や志望動機について話す時間は短く、多くの時間はケース面接に使われます。

ケース面接は対策の有無や対策内容によってクオリティに差が出やすいので、本気でマッキンゼーに転職したいのであれば十分な対策をしてから選考に臨むことをおすすめします。

マッキンゼーのケース面接では、一風変わった問題が出されることがあるので、どのようなお題が出されても戸惑わずにすらすらと回答できるようにしておく必要があります。

マッキンゼーのケース面接のお題の例

あなたが東京都知事選に出馬するとしたらどんな戦略を立てますか?

このような問題が出された場合にも、焦らず論理的に回答できるように、さまざまな種類のケース面接の例題を解いてみて訓練しておくことが大事です。

なお、マッキンゼーへの転職ノウハウに関しては下記の記事で詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。

マッキンゼーに転職するためにおすすめの転職エージェント

マッキンゼーは採用に力を入れており、新卒採用だけでなく中途採用も積極的に行っています。

マッキンゼーに中途で転職する場合、転職エージェントを通じて応募することが一般的です。マッキンゼーの求人は扱っているエージェントが少ないため、コンサル業界に強いとされている転職エージェントに登録する必要があります。

未経験者のコンサル転職に特に強みを持つASSIGNは特におすすめです。コンサル業界では非常に有名なエージェントなので、まだ登録していない方は是非登録して一度無料面談を受けてみてください。

また、より幅広く情報収集をしたい場合にはハイクラス転職サイトのビズリーチに登録しておくことがおすすめです。ビズリーチに登録しておくことで、様々なコンサル会社からスカウトメッセージを受け取ることができます。

マッキンゼーからの転職先・キャリアパス

マッキンゼーを辞めた後のキャリアパスとしては、2015年くらいまではPEファンドや大手事業会社の経営企画系のポジションに行く人が多かったですが、最近はスタートアップやベンチャーキャピタル(VC)が人気です。

スタートアップ企業の資金調達額が増えたことで、マッキンゼーからスタートアップ企業に転職しても年収が下がらないようなケースも増えています。

マッキンゼーでパートナーくらいまで出世した人はクライアント企業の執行役員レベルに転職したり、ファンドのディレクター・MDとして転職したり、同業他社にスライドしたりといったキャリアパスがあります。

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