日本ケイテムはやばい？評判・口コミを解説

『日本ケイテム』は大手派遣会社です。派遣求人サイトの『工場JOB総合サイト』を運営しています。

ネット上では、「工場系の求人が多い」「スキルアップできる」という評判もありますが、「社内選考が厳しい」「電話がしつこい」「やばい」といったネガティブな評判も散見されます。

『日本ケイテム』を実際に利用したことがある方々へのインタビューをもとに、『日本ケイテム』の特徴・評判についてまとめています。『日本ケイテム』への登録を検討している方は是非ご覧ください。

派遣会社 日本ケイテムの特徴・仕組み

日本ケイテムは、京都府に本社を構える老舗の派遣会社で、1970年の設立以来、長年にわたり派遣事業を手がけてきた実績があります。

同社は、製造・工場分野に特化した求人サイト「工場JOB総合サイト」を運営しており、全国各地の工場系求人を豊富に取り扱っているのが特徴です。

また、日本ケイテムでは「無期雇用派遣（常用雇用型派遣）」を基本とした雇用形態を採用しており、スタッフは同社の正社員として安定した雇用のもとで派遣先企業に勤務する仕組みとなっています。

日本ケイテムにおける無期雇用派遣とは？

派遣には「有期雇用（登録型派遣）」と「無期雇用（常用型派遣）」の2種類の働き方があります。

「有期雇用」では、派遣会社と期間限定の雇用契約を結び、派遣先企業で就業する形となります。派遣期間は最長で3年とされており、期間満了後は契約が終了し、他社で働く際には改めて新たな雇用契約を結ぶ必要があります。

一方、「無期雇用」は期間の定めなく日本ケイテムに雇用される形で、派遣期間が終了して次の配属を待つ間も給与が支払われます。また、給与体系も月給制のため、安定しやすいのが特徴です。

項目	有期雇用派遣 （登録型派遣）	無期雇用派遣 （常用型派遣）
契約期間	最大3年 （派遣先に派遣されている間のみ契約締結）	無期限 （派遣先に派遣されていない場合でも契約期間）
雇用主	人材派遣会社	人材派遣会社
給料の支払い	派遣期間のみ発生	派遣期間ではない期間であっても発生 （派遣待ちでも発生）
給料体系	時給制が多い・賞与は支給されない	月給制・賞与も支給
派遣先	選べる	基本的に選べない
福利厚生など	人材派遣会社の規定に準ずる	人材派遣会社の規定に準ずる

日本ケイテムは「やばい」と言われる理由・悪い評判と口コミ

日本ケイテムの基本情報について解説してきました。ここからは、口コミ・評判から見えてきた日本ケイテムのデメリット・悪い評判についてまとめています。

日本ケイテムは「やばい」と言われる理由・悪い評判と口コミ#1:
紹介された派遣先は基本的に断れないため

派遣会社の紹介した派遣先は断れないためというのが、日本ケイテムは「やばい」「やめとけ」と言われる理由・悪い評判の1つです。

日本ケイテムにおける基本的な雇用形態である無期雇用派遣は、派遣期間にかかわらず給与が支払われるため、有期雇用派遣と比べて雇用や収入の安定性がある点が大きなメリットです。

その一方で、日本ケイテムのような無期雇用派遣では、派遣会社が決定した配属先で勤務することが原則となります。有期雇用派遣のように、自分で就業先を選ぶ自由は基本的に認められていません。

日本ケイテムは「やばい」と言われる理由・悪い評判と口コミ#2:
面接で不採用となることもあるため

面接で落ちることもあるというのも、日本ケイテムは「やばい」と言われる理由・悪い評判の1つです。

日本ケイテムの雇用形態は、同社の正社員として雇用され、各派遣先企業に無期雇用派遣という形で勤務するスタイルです。雇用の安定性、正社員待遇、社会保険や福利厚生の完備など、多くのメリットがある点が評価されています。

しかし、無期雇用派遣である以上、日本ケイテム自身が雇用主となるため、選考プロセスも正社員採用と同様に慎重に行われます。

そのため、「簡単に受かる」と思って応募した人が、選考に落ちた際にギャップを感じてしまい、「話が違う」「やばい」といった否定的な評判につながることもあるようです。

日本ケイテムは「やばい」と言われる理由・悪い評判と口コミ#3:
しつこいと言われることがあるため

日本ケイテムは「やばい」と言われる理由・悪い評判ミの1つに、担当者による連絡がしつこいという評判があります。

登録後のこまめなフォローや丁寧なサポートを好意的に受け止める声がある一方で、「自分のペースで進めたい」「必要なときだけ連絡がほしい」と感じる人にとっては、連絡の多さがかえって負担に感じられることもあります。

担当者による対応の個人差が影響している部分もあるため、連絡頻度や希望の連絡方法について事前に伝えておくと、ストレスなくやり取りできるようになります。

日本ケイテムは「やばい」と言われる理由・悪い評判と口コミ#4:
空求人・釣り求人などがあると言われることがあるため

日本ケイテムは「やばい」と言われる理由・悪い評判として、空求人・釣り求人などがあると言われるという理由があります。

日本ケイテムでは大手企業や条件の良い求人も多く、こうした案件には応募が集中しやすくなります。そのため、掲載からわずかな期間で枠が埋まり、実際に応募しようとしたときにはすでに募集が終了していることがあります。

このような状況が重なることで、「空求人」「釣り求人ではないか」といった誤解や不信感につながることがありますが、実態としては求人の流動性が高いという理由が大きいと言えます。

日本ケイテムは「やばい」と言われる理由・悪い評判と口コミ#5:
不祥事・事件があったと言われているため

不祥事・事件があったと言われているというのも、日本ケイテムは「やばい」と言われる理由・悪い評判の1つです。

確かに「日本ケイテムは過去に不祥事があった」「事件があった」などといった書き込みが見られることがありますが、信憑性の低い噂や一部の体験談が誇張されて広まっているケースも少なくありません。

実際に大きな報道案件や企業としての深刻な不祥事が確認された事例はなく、企業としての運営に重大な問題があったわけではないと考えられます。

日本ケイテムのメリット・良い評判

日本ケイテムにおけるメリット・良い評判についてご説明します。

日本ケイテムのメリット・良い評判#1:
工場系の求人に強みを持っており、大手の求人も多数

工場系の製造業求人に強みを持っているという点が、日本ケイテムにおけるメリット・良い評判の1つとして挙げられます。

日本ケイテムのメリット・良い評判のひとつに、工場系の製造業求人に特化している点が挙げられます。創業以来、製造業に注力しており、全国で約900件もの工場系求人を保有しています。

また、半導体、電気・電子、家電製造など、職種を細かく絞り込めるのも特化型ならではの強みです。自分のスキルや希望に合った仕事を見つけやすく、製造業で働きたい人にとっては有力な選択肢の一つといえるでしょう。

下記のような製造業大手の求人を多数保有している点も、日本ケイテムの大きなメリットのひとつです。大手企業ならではの安定した就業環境や充実した待遇を希望する方にとって、魅力的な選択肢が揃っています。

日本ケイテムのメリット・良い評判#2:
工場で働くうえでスキルアップするための支援が充実している

工場で働くうえでスキルアップするための支援が充実しているという点も、日本ケイテムのメリット・良い評判の1つです。

資格取得にかかる費用やテキスト代はすべて日本ケイテムが負担してくれるため、経済的な負担を気にせずスキルを伸ばすことができます。

フォークリフトや玉掛けといった現場で即戦力となる資格から、半導体製品製造技能士や機械保全技能士といった国家資格まで、毎年多くの派遣スタッフが取得を実現しています。

支援実例	詳細
取得資格の一例	設備保全技能士、半導体製品製造技能士、電子部品組立技能士、フォークリフト運転技能、自主保全士、電機主任技術者、クレーン運転技能者、玉掛技能者、プレス機械作業技能者、危険物取扱者、有機溶剤作業主任者、第一種衛生管理者
トレーニングセンター	座学研修、顕微鏡検査研修、入力実務研修、組立実技研修、ピンボードテスト

研修施設「トレーニングセンター」では、座学研修や顕微鏡検査研修、組立実技研修、ピンボードテストなど、実践的な内容にも対応しており、未経験からのスタートでも、確かなスキルを身につけられる環境が整っています。

日本ケイテムのメリット・良い評判#3:
寮費無料の仕事を多数掲載している

寮完備の仕事を多数掲載しているという点も、日本ケイテムにおけるメリット・良い評判の1つです。

日本ケイテムが紹介する求人の中には、寮付きの案件が多数あり、全国各地で住まいと仕事をセットで提供しているのが特徴です。寮費が無料で生活費を大きく抑えられるため、貯金や自己投資にまわす余裕も生まれます。

また、寮にはテレビ・エアコン・冷蔵庫などの生活家電や必要な家具が一通り完備されており、すぐに快適な生活をスタートできる環境が整っています。

日本ケイテムのメリット・良い評判#4:
日本ケイテムに正社員として雇用されるため「派遣切り」にあう可能性が低い

日本ケイテムに正社員として雇用されるため「派遣切り」にあう可能性が低いという点も、UTエイムのメリット・良い評判として挙げられます。

一般的な派遣では、企業側の都合により契約が打ち切られる「派遣切り」のリスクがありますが、日本ケイテムでは自社の正社員として採用される形式が多く、そのような不安が少ない点が大きなメリットです。

「派遣は不安定」というイメージを持っている方や、安定した雇用を第一に考えている方にとっては、日本ケイテムの無期雇用派遣制度は大きな安心材料となります。

日本ケイテムはこんな人におすすめ

日本ケイテムの特徴・口コミ・評判についてまとめましたが、日本ケイテムはこんな人におすすめです。

日本ケイテムは工場の求人がほとんどで製造業系の求人で働きたい人にとっておすすめできる派遣会社です。大手企業の求人も多く、豊富な求人から選ぶことができます。また製造業関連のスキルアップ支援も充実しています。

寮付の仕事も多く、居住費を節約したい人にとっておすすめできる派遣会社です。

日本ケイテムの工場JOB総合サイトを活用する流れ

具体的に日本ケイテムが運営する派遣求人サイトである工場JOB総合サイトを活用する流れは下記の通りです。

まずは工場JOB総合サイトで気になる仕事に応募します。そのあと、電話やオンラインツールを使い、詳しい仕事内容などの説明を受けます。また希望条件のすり合わせなども行います。

気になる求人があれば応募し、採用が決定したら担当者から連絡が入ります。仕事開始日や契約書類の締結についてなど、様々な説明を受けます。

寮に入る方は現地までの赴任日を決めたり、チケットを渡すなどの手続きも行います。就業前に職場見学を実施することもあります。

日本ケイテムの正社員採用に関するよくある質問

日本ケイテムの正社員採用に関するよくある質問について回答します。

日本ケイテムの正社員採用に関するよくある質問#1:
残業時間は長くブラック企業？離職率は高い？

日本ケイテムはマイナビにて平均残業時間を公開しています。日本ケイテムにおける2023年度の月間平均残業時間は21.5時間となっており、平均残業時間は短い水準であることが分かります。

離職率は公開されていませんが、社員口コミサイトなどを参考にすると日本ケイテムにおける離職率は10-15%程度となっていると推定されます。

日本ケイテムの正社員採用に関するよくある質問#2:
年収は高い？

日本ケイテムの平均年収は公開されていませんが、社員口コミサイトなどを参考にすると平均年収水準は450-500万円程度になっていると推定されます。

転職サイト『doda』掲載されている日本ケイテムの求人によれば、日本ケイテムにおける未経験転職者の年収は400万円程度となっています。

日本ケイテムの正社員採用に関するよくある質問#3:
就職難易度は高い？不採用になることもある？

マイナビによれば、日本ケイテムにおける採用実績校は下記の通りです。幅広い大学から採用を行っていることが分かります。誰でも内定できる訳ではなく、不採用になる可能性も十分にあり得ます。

日本ケイテムの派遣に関するよくある質問

日本ケイテムの派遣に関するよくある質問について回答します。

日本ケイテムの派遣に関するよくある質問#1:
派遣先企業を退職できる？

日本ケイテムで派遣社員としての契約を終了する場合は、派遣会社が行う契約更新確認の際に更新の意志がないことを伝えましょう。

その際に退職届を書いたり、派遣先企業に直接伝えたりする必要はありません。

なお、契約期間中の終了は原則的に出来ません。やむを得ない事情が発生した場合は担当者までなるべく早く連絡する必要があります。

参考: 【入ったばかりですぐに辞めたい】契約途中に派遣は辞められる？

日本ケイテムの派遣に関するよくある質問#2:
選考・面接はある？

日本ケイテムでは、派遣の求人に応募した場合に対面面接などは行われません。しかしながら書類選考は実施されます。求人に応募しても、必ずしもその求人で働くことができるわけではない点に注意が必要です。