A.T.カーニーの年収について、平均年収・ボーナス・役職別の給料テーブル・新卒1年目の初任給などの最新情報を解説します。
- A.T.カーニーの年収は?
-
タレントスクエアが実施した独自調査によると、A.T.カーニーにおける平均年収は1,907万円となっています。
- A.T.カーニーの役職別年収は?
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A.T.カーニーの年収は役職によって大枠のレンジが決まります。各役職ごとの年収イメージは以下の通りです。
役職 年収 (再掲)年次 ビジネスアナリスト 660~750万円 1~3年目 シニアビジネスアナリスト 800~1,000万円 3~5年目 アソシエイト 1,200~1,800万円 5~7年目 マネージャー 1,900~2,400万円 6年目~ プリンシパル 3,000万円~ 8年目~ パートナー 5,000万円~ 10年目~ A.T.カーニーの役職と年収のイメージ
A.T.カーニーの会社概要・特徴
A.T.カーニーは1926年に米国シカゴで創立された世界的な経営コンサルティングファームです。
2023年時点で世界中に60以上の拠点を持ち、各国の大企業や政府系機関などさまざまなクライアントに対して、戦略・オペレーション・ITなど幅広いソリューションを提供しています。日本拠点は1972年に開設されました。
2020年1月からグローバルのブランド名を「A.T. Kearney(A.T.カーニー)」から「KEARNEY(カーニー)」に変更しました。日本法人の名称は2023年時点ではまだ「A.T. カーニー株式会社」です。
日本代表は神戸大学卒業後に2003年にA.T.カーニーに新卒入社した関灘 茂氏が務めています。関灘氏は2014年に同社史上最年少の32歳でパートナーに就任、同じく史上最年少で代表取締役に就任しています。
会社名 | A.T. カーニー株式会社 |
本社所在地 | 東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー23階 |

A.T.カーニーの特徴
コンサル業界におけるA.T.カーニーは、「外資系戦略コンサル」と呼ばれるポジションに位置します。
同じポジションにいる企業としては、マッキンゼー、BCG、ベイン、ローランド・ベルガー、アーサー・D・リトルなどがあります。
マッキンゼーやBCG、ベインがトップ・ティア(Top Tier)と呼ばれる中で、A.T.カーニーはローランド・ベルガー、アーサー・D・リトルなどと並びセカンド・ティア(2nd Tier)とまとめられます。
分類 | 外資系 | 日系 |
---|---|---|
戦略系 | BCG ベイン A.T.カーニー ローランド・ベルガー アーサー・D・リトル etc. | マッキンゼードリームインキュベータ コーポレイトディレクション etc. |
総合系・IT系 | アクセンチュア PwCコンサルティング デロイトトーマツ EY S&C KPMGコンサルティング etc. | 野村総合研究所 ベイカレント クニエ etc. |

A.T. カーニーは経営アドバイザーとして「顧客企業の根本課題」、さらには「産業全体・社会の課題」にアプローチしています。A.T. カーニーのHPによると、プロジェクト・テーマには以下のようなものが挙げられます。
- 大手通信業者A社における新サービスでの営業・マーケティング戦略の構築・実行支援
- 放送局B社における編成戦略・タイムテーブル改革案の策定支援
- 電子部材メーカーにおける中国環境関連事業への参入支援
- エレクトロニクスメーカーにおける買収後の統合支援
A.T.カーニーの平均年収は1,907万円
月間100万人以上が利用するハイクラス転職サイト『タレントスクエア』の登録者データ(2025年7月時点)によれば、A.T.カーニーにおける平均年収は1,907万円となっています。
経済産業省が発表している賃金構造基本統計調査によると、コンサルタントの平均年収は781万円(平均年齢: 40.5歳)となっており、A.T.カーニーの年収は業界内でも高い水準であることが分かります。

また、A.T.カーニーを含むコンサル業界の各社の年収ランキングは以下の表の通りです。
会社名 | 30歳の推定平均年収 |
---|---|
ベイン・アンド・カンパニー | 1941万円 |
ボストンコンサルティンググループ(BCG) | 1930万円 |
マッキンゼー・アンド・カンパニー | 1908万円 |
A.T.カーニー | 1829万円 |
ローランド・ベルガー | 1710万円 |
アーサー・ディー・リトル(ADL) | 1688万円 |
デロイトトーマツコンサルティング(DTC) | 1423万円 |
EYストラテジー・アンド・コンサルティング | 1394万円 |
KPMGコンサルティング | 1321万円 |
PwCコンサルティング | 1316万円 |
ドリームインキュベータ(DI) | 1285万円 |
野村総合研究所(NRI) | 1239万円 |
アクセンチュア | 1212万円 |
シグマクシス | 1140万円 |
三菱総合研究所(MRI) | 1112万円 |
ベイカレント・コンサルティング | 1080万円 |
クニエ | 1050万円 |
シンプレクス | 909万円 |
日本総合研究所 | 872万円 |
アビームコンサルティング | 740万円 |
フューチャーアーキテクト | 715万円 |
大和総研 | 679万円 |
船井総研 | 510万円 |
【参考】30歳の平均年収の推定方法
上記の30歳平均年収は、ハイクラス転職サイト『タレントスクエア』に登録者のうち、各社の25歳~35歳の社員の年収データをもとに推定しています(2025年7月時点データ)
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A.T.カーニーの転職難易度は?
A.T.カーニーは年収の高さや成長機会の豊富さ、その後のキャリアパスの広がりなどから転職市場で非常に高い人気があります。
一方で、近年では中途採用を積極的に行っており、20代や第二新卒での転職実績も出ているため、正しい選考対策を行うことで十分転職可能だと言えます。
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A.T.カーニーの年収体系と役職別年収
A.T.カーニーの年収は、年俸制+ボーナスで決まります。年俸部分は役職によって、ボーナスは個人の評価によって規定されます。
なお、残業代60時間分までは基本給に含まれているため、別途残業代が支給されるという訳ではありません。
A.T.カーニーの年収: 基本給(年俸制)+ ボーナス
A.T.カーニーのコンサルタントの役職は下から順に「ビジネスアナリスト」「シニアビジネスアナリスト」「アソシエイト」「マネージャー」「プリンシパル」「パートナー」という6段階に分かれています。
新卒で入社するとビジネスアナリストからスタートして3年度程度でシニアビジネスアナリストに昇進します。それぞれの役職に昇進するまでの年次と年収のイメージは以下の通りです。
役職 | 年収 | 年次 |
---|---|---|
ビジネスアナリスト | 660~750万円 | 1~3年目 |
シニアビジネスアナリスト | 800~1,000万円 | 3~5年目 |
アソシエイト | 1,200~1,800万円 | 5~7年目 |
マネージャー | 1,900~2,400万円 | 6年目~ |
プリンシパル | 3,000万円~ | 8年目~ |
パートナー | 5,000万円~ | 10年目~ |
なお、A.T.カーニーは年功序列ではなく完全実力主義の会社なので、この通りに昇進できるかどうかは個人の能力や評価次第です。あくまで1つの目安としてのご参考という点に留意してください。
A.T.カーニーのボーナスと評価制度
A.T.カーニーでは、ボーナス・昇格が評価によって規定されます。
各プロジェクトにおける評価及びプロジェクトメンバーからのヒアリングをもとに半期に1度評価(360度評価)が決定され、その評価によって翌年度のボーナス・昇格の可否が決定されるという形式です。
昇進は評価が積みあがったタイミングでシニア間の稟議にかけられ、承認されると昇進という形式となっています。
一人の従業員に対してさまざまな関係者が評価を行う評価制度を指します。上司や人事担当者だけでなく、同僚も評価を行うため、360度あらゆる角度から評価されるという意味で360度評価と呼ばれています。
なお、A.T.カーニーのボーナスが年収に占める割合は役職が上がるにつれて上がっていきます。若手の間は賞与が少ない分、基本給の割合が高いために安定的に高い年収を得られるという点がメリットとなっています。
逆に、シニアになると評価が良ければ良いだけ年収水準が高くなるという点がメリットです。
A.T.カーニーの初任給
日系企業と異なり、A.T.カーニーの初任給は公開されていませんが、A.T.カーニーの初任給は660万円程度と推定されています。新卒の間は基本的に賞与の支給はありません。

A.T. カーニーの社員口コミ
コンサルタント・監査・士業系職種
29歳 男性 中途入社
中途でA.T.カーニーに転職した場合の年収は?
中途でA.T.カーニーに転職したいと思っている場合、「自分の年収がどれくらいになるか」というのは誰しもが気になることだと思います。
実は新卒で入社したときの年収と中途で転職した場合の年収は大きく異なるケースが少なくありません。
中途で入社した場合の具体的な年収を知るためには、転職サイトに掲載されている実際の求人を見ることが最も確実です。口コミサイトやSNSよりも最新かつ正確な情報を知ることができます。
特に人気なのはCMでも有名な転職サイト『ビズリーチ』です。一般的な転職サイトではめったに見つからないような人気企業の高年収求人や好条件の非公開求人が多数掲載されています。
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A.T.カーニーの福利厚生
A.T.カーニーの福利厚生は日系企業と比べるとそれほど豊富なわけではありません。福利厚生はあまり充実していませんが、その分高い給料によって賄われているという形になっています。
しかしながら、年次有給やプロジェクト間の休暇は非常にとりやすい環境にあります。
A.T.カーニーの採用大学・選考
A.T.カーニーの採用大学は東京大学・京都大学・大阪大学・慶應義塾大学・早稲田大学など国内トップ校がほとんどで、海外大学出身者も多いです。
新卒の採用大学としては東大生が全体の約半分を占めます。文系理系の割合では理系の方が少し多く、学部卒と院卒では院卒の方が少し多いというイメージです。文系だからダメとか、学部卒だからダメという足切りはありません。
A.T.カーニーの学歴フィルターに関する公式の情報はありませんが、新卒でMARCHや関関同立からA.T.カーニーに入社する人はほとんどいません。
A.T.カーニーは激務?クビになる?
A.T.カーニーは年収が高い代わりに激務というイメージを持たれがちです。実際の残業時間を見ると確かにA.T.カーニーの残業時間は60.4時間と相応に長いというのは事実です。
一方で、近年では働き方改革の浸透によって残業時間が短くなっており、従前と比べると激務度合いは相当緩和されている模様です。
平均年収 | 1,907万円 |
月間平均残業時間 | 60.4時間 |
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A.T.カーニーではマッキンゼーやBCGなどの競合他社と比べてBDDプロジェクトの比率が少し高めなので、その分労働時間が長くなる可能性が高くなります。
BDD(ビジネス・デュー・デリジェンス)とは、企業の買収(M&A)に際して、買い手企業が買収対象企業の事業性を調査し、将来の売上や利益の成長可能性や持続性などについて精査すること。市場データやエキスパートインタビューなどをもとに買収対象企業の業績予想を作成する。
代わりに仕事が落ち着いているときに休暇を取得したり、プロジェクトの合間に長期休暇を取って旅行に行くなどメリハリを利かせることができるというのもA.T.カーニーの特徴です。
A.T.カーニーのクビ事情
コンサルタントとしての能力不足が原因でクビになったという話は無い模様です。いわゆる「アップ・オア・アウト(Up or Out)」のように昇進できないとクビになるような仕組みもありません。
アップ・オア・アウト(Up or Out)とは、昇進(=アップ)するかクビになる(=Out)かの2択、つまり昇進できないとクビになるという概念のこと。実力主義の外資系企業などで採用されることがある。
ごく稀に、入社後にコンサルティングの仕事が合わないことに気づいて自分から短期で退職される方もいますが、本人に働く意志があるのに会社から一方的にクビを言い渡されるようなことはほとんどないと考えて良いでしょう。
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A.T.カーニーの中途採用(キャリア採用)における選考フローと倍率
A.T.カーニーの選考フローは、下記のようなフローとなっています。
A.T.カーニーの公式HPや、各種転職エージェント経由で応募することができます。
職務履歴書やレジュメを提出します。それらに記載された過去の職歴や自己PRを基に、A.T.カーニーが書類選考をします。
次のステップは面接となります。面接は複数回となっており、3回程度が一般的な模様です。
無事A.T.カーニーの面接を通過した場合、採用条件(業務内容・待遇)が提示されます。採用条件を受諾できた場合、正式に採用決定となります。
なお、上記は企業HP等から応募した場合の選考フローですが、企業からのスカウト経由で選考を受ける場合は選考フローが短縮されたり、通過率が大幅にUPすることがあります。
応募方法 | 選考フロー | 選考倍率 |
---|---|---|
企業HP等から応募 | 書類選考・Webテストなど通常通り | 誰でも応募できるため倍率が高い |
スカウト経由 | 特別ルートで短縮される可能性あり | 企業がスカウトするため内定しやすい |
志望度の高い企業・業界に対して転職活動を有利に進めたい方は、『ビズリーチ』や『タレントスクエア』(※20代・30代特化型)などのスカウト型転職サイトをチェックしてみてください。
スカウト経由で選考が有利に進みやすいことに加えて、スカウトを通じて転職市場の情報収集をしたり、自分の正しい市場価値を知ることもできます。
A.T.カーニーの選考で重要なポイント
- 見栄えの良い職務経歴書の作成する
- 面接での回答を事前に準備する
- 一社だけでなく複数社の選考を受ける
選考対策のポイント#1:
見栄えの良い職務経歴書の作成する
A.T.カーニーの選考を受けるにあたっては、履歴書に加えて職務経歴書の提出が必要です。職務経歴書は作成に手間がかかりますが、自身の経験やスキルを具体的にアピールするために大事な書類です。
- 職務要約
- 勤務先ごとの職務内容と実績
- 身につけたスキルや経験・資格
A.T.カーニーのような人気企業では、書類選考の段階で不採用となるケースも少なくありません。また、職務経歴書のクオリティはその後の面接での評価にも影響することがあります。
なお、職務経歴書は一度しっかり作り込んでおけば、他社への応募にも転用できるため無駄にはなりません。したがって、転職活動の早い段階で丁寧に仕上げておくことをおすすめします。
選考対策のポイント#2:
面接での回答を事前に準備する
面接では、これまでの職歴や価値観に加えて、志望動機やA.T.カーニーへの理解度も問われます。また、回答内容だけでなく、話し方や姿勢といった振る舞いも評価の対象となります。
面接で良い評価を得るためには、自己分析に加え、企業研究や想定質問への回答を事前に準備しておくことが重要です。十分に準備しておくことで、本番でも落ち着いてスムーズに受け答えができるようになります。
- なぜA.T.カーニーに転職したいのか?
- なぜ他の会社ではなくA.T.カーニーなのか?
- (未経験の場合)なぜこの業界に転職したいのか?
- A.T.カーニーに転職して何をしたいのか?
- A.T.カーニーに入った後のキャリアをどう考えているか?
- なぜ現職(前職)を辞めたいのか?
- A.T.カーニーにどのような貢献ができるか?
- 現職(前職)で出した成果と成果を出せた要因は?
- これまでに経験した困難とそれをどのように乗り越えたか?
- リーダー経験の有無は?
- 自分の強み・弱みは?それを裏付ける現職(前職)での経験は?
- 新卒で選んだ業界の理由は?その時点ではどのようなキャリアパスを描いていたか?
- A.T.カーニー以外の会社における選考も受けているか?
- 現職(前職)の年収水準と希望年収水準は?
上記のような質問に加えて、コンサル転職ではケース面接の対策も重要です。ケース面接は地頭の良さやビジネスコミュニケーション能力を測るための面接手法ですが、事前に対策しているかどうかで大きな差が出ます。
ケース面接対策に自信がない方や、将来的にコンサル転職を考えていて情報収集をしたい方は『ケース面接対策Pro』という無料のツールをチェックしてみてください。
ケース面接対策Proでは、実際の過去問をベースに作られたケース面接の例題に回答すると、マッキンゼー出身者をはじめとするコンサル転職のプロから実践的なフィードバックをもらえます。
▼ 無料のケース面接対策ツール『ケース面接対策Pro』

選考対策のポイント#3:
A.T.カーニーだけでなく複数社の選考を受ける
A.T.カーニーのような人気企業は、どれだけ準備をしても必ず通過できるとは限りません。応募者数が多く倍率が高いうえにタイミングや運にも左右されるため非常にシビアである点は認識しておく必要があります。
そのため、A.T.カーニーだけに絞らず、志望度の高い企業を複数併願して選考を受けることが大切です。複数社の選考を並行して進めることで、どこか一社でもうまくいく可能性が高まり、精神的な余裕にもつながります。
また、A.T.カーニーの選考を受ける前に他社の選考を経験しておくことで、実践的な練習となり、本番であるA.T.カーニーの面接がうまくいく可能性も高まります。
A.T.カーニーが公開している資料
A.T.カーニーが一般公開している資料の一例を掲載しています。気になる人は是非チェックしてみてください。
2019年12月
経済産業省の「新たなコンビニのあり方研究会」という研究会において、委員(有識者)を務めているA.T.カーニー関灘氏(日本代表)が提出した資料です。国内の大手コンビニチェーンの現状分析や、海外の大手小売企業の取り組みなどが紹介されています。


2017年8月
環境省の「中央環境審議会 地球環境部会 長期低炭素ビジョン小委員会」という会議体において使用された、「電力自由化の進展と電源ミックス及びCO2排出量への影響」という全23ページのパワーポイント資料です。


A.T.カーニーの資料 – 電力自由化の進展と電源ミックス及びCO2排出量への影響 p.8
