アクセンチュアの中途は厳しい?難易度・採用人数・クビ事情を解説

アクセンチュアの中途は厳しい?難易度・採用人数・クビ事情を解説

アクセンチュアは就活生や転職者から人気の外資系コンサルティング会社ですが、「アクセンチュアは中途だと厳しい」「アクセンチュアは中途に厳しい」という評判があります。

アクセンチュアに中途入社するのは厳しいのか?実際どれくらいの人数を採用しているのか?入社難易度はどの程度なのか?どのような学歴・経験があれば採用されるのか?入ったあとにクビになることはあるのか?実際のアクセンチュアの社員の口コミをもとに解説しています。

なお、アクセンチュアへの転職方法に関しては下記の記事でまとめているので、詳しく知りたい方はあわせてご覧ください。

本記事のポイント

アクセンチュアは世界50か国以上に拠点を持つ世界最大級の経営コンサルティングファームです。

アクセンチュアは順調な事業拡大を背景に採用数を増やしていますが、入社難易度は依然として高く、転職するためには十分な事前対策が必要です。

アクセンチュアは誰でも入れる?中途で入るのは厳しい?

アクセンチュアが大量採用戦略を展開する中で、ネット上では「アクセンチュアは誰でも受かる」という書き込みが目立つようになりましたが、アクセンチュアが「誰でも入れる」というのは明らかな嘘です。

実際、アクセンチュアは新卒・中途ともに採用数を増やしていますが、アクセンチュアへの応募数も同じように増加しているため、選考倍率が下がっているとは言えません。

「コンサルブーム」と言われる通り、これまで大手の日系事業会社の金融機関に流れていた優秀層がコンサル業界を志望しており、中途でアクセンチュアに応募される方の数も年々増加傾向にあります。

とはいえ、アクセンチュアに中途で入るのが厳しいというわけではありません。未経験者であっても積極的に採用を拡大しているので、アクセンチュアに入社したい人は採用人数を拡大している今が絶好の機会となっています。

アクセンチュアに中途で入るとついていけない?

アクセンチュアには、中途でアクセンチュアに入社してもついていけないから厳しいという評判もあります。中途でアクセンチュアに入ったのに、使えないと評価されるコンサルタントには、下記のような特徴があります。本記事では、下記について詳しく解説しています。

中途で入社し使えないと言われてしまう原因
  • コンサル特有の仕事に慣れていない、求められるクオリティに達していない
  • コンサルの仕事に慣れるための努力・勉強を怠る
  • 長く働けば評価されると勘違いしてしまう
  • 事業会社や前職のしきたりに固執する
  • 年齢が高いため、プライドも高くなってしまう
アクセンチュアに転職して後悔しないためにするべきこと

アクセンチュアに転職しても後悔しないために大事なことは、アクセンチュアへの転職を熟知したプロフェッショナルにアドバイスをお願いすることです。

先述した通り、後悔のほとんどは事前にきちんとアクセンチュアのことを理解できていなかったことで起こる認知ギャップが原因となる場合が多いです。

事前にアクセンチュアのことを正しく理解できていれば、自身にとって最適なポジションでの入社が可能となり、働きやすい環境で高年収も実現することができます。

アクセンチュアを理解するために、まずはアクセンチュアをはじめとしたコンサルへの転職に特化したプロフェッショナルである転職エージェントに話を聞いてみることを強くおすすめします。

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目次

本ページは厚生労働大臣の認可を受けた有料職業紹介事業者(許可番号 13-ユ-315110)であるタレントスクエア株式会社が制作しています。

アクセンチュアが転職市場で人気な理由と、中途は厳しいと言われる理由

アクセンチュアが転職市場で高い人気を集める最大の理由は年収の高さです。30歳手前で年収1000万円超えが期待できることに加え、実力主義のため評価が高ければ数千万~1億円超えの年収も期待できます。

また、アクセンチュアはコンサル未経験者をポテンシャル枠で積極的に中途採用しています。コンサルやITの経験がない方でも20代・30代のうちであればアクセンチュアに入社して経営コンサルタントとしての人生を歩むことができます。

アクセンチュアの年収については下記の記事で解説しているので、詳しく知りたい方は是非ご覧ください。

一方で、「アクセンチュアは中途が厳しい」と言われることもあります。「中途は厳しい」は抽象的ですが、具体的に言うと下記の異なった2つの観点から、「中途は厳しい」と言われているようです。

「アクセンチュアの中途は厳しい」という評判の真相
  • 選考に受からないという観点で、アクセンチュアに中途入社するのは厳しい?
  • 中途でアクセンチュアに入社してもついていけないから厳しい?

中途は厳しいと言われる理由①:
アクセンチュアへの中途入社は厳しい?誰でも受かる?

アクセンチュアへの中途入社は難易度が高く厳しいという評判ですが、それとは裏腹にアクセンチュアが大量採用戦略を展開する中で、ネット上では「アクセンチュアは誰でも受かる」という書き込みが目立つようになりました。

Googleで「アクセンチュア 評判」と検索すると、関連キーワードの一番上には「アクセンチュア 誰でも入れる」という文字が表示されます。

「アクセンチュア 評判」のGoogle検索結果
「アクセンチュア 評判」のGoogle検索結果

アクセンチュアが「誰でも入れる」というのは明らかな嘘です。アクセンチュアが大量採用していることを揶揄した誇張表現だと思われます。

実際、アクセンチュアは新卒・中途ともに採用数を増やしていますが、アクセンチュアへの応募数も同じように増加しているため、選考倍率が下がっているとは言えません。

アクセンチュアにおける書類選考・一次面接・二次面接の通過率は一般的に公開されていませんがタレントスクエアがアクセンチュアの社員に実施したインタビューによれば、100人が書類選考に申し込んだ場合、通過するのは6-9人程度なので、アクセンチュアにおける選考の通過率は一桁台後半と推定され、依然として難易度が高いことが分かります。

アクセンチュアの中途における書類選考・一次面接・二次面接の通過率
  • 書類選考: 60%が通過(100人が選考を受けたとして60人が通過)
  • 一次面接: 20-30%が通過(60人が一次面接を受けたとして12-18人程度が通過)
  • 二次(最終)面接: 50%が通過(12-18人が二次面接を受けたとして6-9人程度が通過)

「コンサルブーム」と言われる通り、これまで大手の日系事業会社の金融機関に流れていた優秀層がこぞってコンサル業界を志望しており、中途でアクセンチュアに応募される方の数も年々増加傾向にあります。

とはいえ、アクセンチュアに中途で入るのが厳しいというわけではありません。未経験者であっても積極的に採用を拡大しているので、アクセンチュアに入社したい人は採用人数を拡大している今が絶好の機会となっています。

実際に選考を受ける前に合格可能性を知りたい方は、『転職可能性診断』という無料のツールをチェックしてみてください。

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転職可能性診断の対象企業(一部抜粋)

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NTTドコモ / 味の素 / 明治 / 日本たばこ産業 / 富士フイルム / 東京海上日動火災保険 / 任天堂 / サントリー / 花王 など

外資系・グローバル企業

Google / マッキンゼー / ゴールドマンサックス / P&G / アマゾン / PwC / アクセンチュア / セールスフォース など

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中途は厳しいと言われる理由②:
アクセンチュアに中途で入るとついていけない?

アクセンチュアには、中途でアクセンチュアに入社してもついていけないから厳しいという評判もあります。中途でアクセンチュアに入ったのに、使えないと評価されるコンサルタントには、下記のような特徴があります。

アクセンチュアに中途で入社し使えないと言われてしまう原因
  • コンサル特有の仕事に慣れていない、求められるクオリティに達していない
  • コンサルの仕事に慣れるための努力・勉強を怠る
  • 長く働けば評価されると勘違いしてしまう
  • 事業会社や前職のしきたりに固執する
  • 年齢が高いため、プライドも高くなってしまう

アクセンチュアに中途で入社し使えないと言われてしまう原因#1:
コンサル特有の仕事に慣れていない、求められるクオリティに達していない

アクセンチュアに中途で入社し、使えないと言われてしまう原因の1つ目が、コンサル特有の仕事に慣れていない、求められるクオリティに達していないという点です。

コンサルタントの仕事は、事業会社等と全く異なります。事業会社は顧客と対面することがなかったり、消費者にモノやサービスを提案することが主ですが、コンサルの場合は具体的なモノやサービスを提供するのではなく、アイデアであったり論理を提案・実行することが仕事です。

そのため、コンサルタントの働き方は事業会社と全く異なり、特に若手の間は社内会議や資料作成、データ分析といったタスクが主になってくるため、事業会社出身だとその違いに戸惑うことが多くなります。

また、社内で求められる資料やデータ分析のクオリティも非常に高いため、そのクオリティに達することができないと「使えない」と評価される可能性もあります。

もちろん、こうした不慣れに起因する点は未経験の中途コンサルが誰しも経験することなので、中途入社してすぐにできないからと言ってすぐに「使えない」と判断されるわけではありません

アクセンチュアに中途で入社し使えないと言われてしまう原因#2:
コンサルの仕事に慣れるための努力・勉強を怠る

アクセンチュアに中途で入社し、使えないと言われてしまう原因の2つ目が、コンサルの仕事に慣れるための勉強を怠るという点です。

①でご説明した通り、コンサルは特殊な仕事であり、中途コンサルは誰でも戸惑う点で、それだけで「使えない」と判断されるわけではありません。

しかしながら、コンサルの仕事に慣れるための勉強や努力を怠っていつまでも改善が見られない場合は、「使えない」と判断される可能性があります。

アクセンチュアに中途で入社し使えないと言われてしまう原因#3:
長く働けば評価されると勘違いしてしまう

アクセンチュアに中途で入社し、使えないと言われてしまう原因の3つ目が、長く働けば評価されると勘違いしてしまうという点です。

コンサルでは、成果を出すために長く働くことを是とされている文化ではありません。特に、コンサル会社は想定の労働時間を基に顧客に手数料を提示するケースも多く、その想定労働時間を超えてコンサルタントに働かれてしまうと、残業代等の関係でコンサルの利益が小さくなってしまいます。

このように、コンサルタントの労働時間が長いとコンサル企業にとってはコストになるという概念を理解していないと、長く働くことで評価されると勘違いし、「使えない」と判断される可能性があります。

アクセンチュアに中途で入社し使えないと言われてしまう原因#4:
事業会社や前職のしきたりに固執する

アクセンチュアに中途で入社し、使えないと言われてしまう原因の4つ目が、事業会社や前職のしきたりに固執するという点です。

今までご説明した通り、コンサルの働き方は事業会社と大きく異なっていますが、下記のような評価ポイントを理解せず、事業会社では評価されるような振る舞いをしてしまうと、「使えない」と評価される可能性があります。

コンサルと事業会社における働き方の大きな違い
  • アウトプットの品質が重要視される
  • 長く働けば良いという文化ではない

もちろん、コミュニケーション能力や人間力といった要素が非常に重要なのは間違いありませんが、こうした要素はアウトプットの品質があってこそ評価されるポイントである点に注意が必要です。

アクセンチュアに中途で入社し使えないと言われてしまう原因#5:
年齢が高いため、プライドも高くなってしまう

アクセンチュアに中途で入社し、使えないと言われてしまう原因の5つ目が、年齢が高いため、プライドも高くなってしまうという点です。

特に未経験の場合、中途で入社すると実年齢より低い年次・役職で入社するケースが多く、同期に年下が多いというケースや、新卒で入社した年下が上司になるというケースも往々にしてあります。

年下が上司になったりするとプライドの観点から素直にアドバイスを聞けなかったり、態度に出てしまったりということが生じて、「あのコンサルタントは使えない、態度が悪い」と思われてしまうことがあります。

アクセンチュアで中途入社後に活躍するために

アクセンチュアへの中途入社で辛い思いをする原因について解説してきましたが、アクセンチュアに中途入社した後の活躍するために意識するべきことについて解説しています。

アクセンチュアで中途入社後に活躍するために重要なこと
  • アクセンチュアの特色・働き方を理解したうえで入社する
  • マネージャー以下のクラスで入社する
  • コンサルタントとしてスキルアップするための努力を怠らない
  • プライドを捨てて素直になる

アクセンチュアで中途入社後に活躍するために重要なこと#1:
アクセンチュアの特色・働き方を理解したうえで入社する

アクセンチュアで中途入社後に活躍するために意識すべき点の1つ目が、アクセンチュアの特色・アクセンチュアの働き方を理解したうえで入社するという点です。

アクセンチュアでの働き方や評価されるポイントについてきちんと理解を深めることで、入社後にイメージとの乖離が無くなり、アクセンチュアでの仕事にスムーズに移行できるでしょう。

アクセンチュアに関する最新かつより正確な情報を得るためには転職エージェントの活用を強くおすすめします。特にコンサル転職に強みを持っている転職エージェントであればアクセンチュアの内情や働き方について深く理解しています。

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アクセンチュアで中途入社後に活躍するために重要なこと#2:
マネージャー以下のクラスで入社する

アクセンチュアで中途入社後に活躍するために意識すべき点の2つ目が、マネージャー以下のクラスで入社するということです。

コンサル業界未経験の方がマネージャーとして転職すると、コンサルタントとしてゼロから学ぶべきことが多く、入社してしばらくは苦労される方が多いです。

アクセンチュアの年収は役職によってレンジが変わるため、可能ならできるだけ上の役職で転職したいと考える人が自然でしょう。実際に、マネージャーとコンサルタントでは年収が500万円ほど変わります。

一方で、上の役職で転職するということはその分期待値も高く、コンサル未経験の場合であっても一緒に働くメンバーや自分の部下から高いパフォーマンスを期待されてしまいます。

特にマネージャーとコンサルタントの間では期待される役割や仕事の難易度に大きな差があるため、コンサルタントやアナリストとして転職し、しっかりと基礎を身につけたうえで昇進することをおすすめします。

アクセンチュアで中途入社後に活躍するために重要なこと#3:
コンサルタントとしてスキルアップするための努力を怠らない

アクセンチュアで中途入社後に活躍するために意識すべき点の3つ目が、コンサルタントとしてスキルアップするための努力を怠らないという点です。

コンサルは、例えばアウトプットの質を最重要視されるという点にあるように事業会社等の別領域と事業内容が異なっており、中途で入社した場合は戸惑うのが当たり前です。しかしながら、コンサルの業務ができるようになるかどうかは慣れや努力の有無によるところが大きく、きちんと努力すれば誰でもできるようになるというのも事実です。

入社した後にできなかったことを反芻し、改善・実行するというサイクルを自分で作ることができれば、コンサルタントとしてどんどん成長することができるでしょう。

アクセンチュアで中途入社後に活躍するために重要なこと#4:
プライドを捨てて素直になる

アクセンチュアで中途入社後に活躍するために意識すべき点の4つ目が、プライドを捨てて素直になるという点です。

ここまでご説明した通り、中途でアクセンチュアに入社しても戸惑うこと・できないことがあるのは当たり前です。コンサルに在籍している側も、中途入社の方が最初はアクセンチュアの仕事に慣れていないということは承知しており、そのコンサルタントが独り立ちするようにアドバイスをくれることもたくさんあります。

しかしながらそのようなアドバイスに聞く耳を持てなかったり、プライドが邪魔をしてしまい不遜な態度を取ってしまうと、誰もアドバイスをしてくれなくなり、最終的には「態度も悪いし使えない」と評価されることになります。

そうなってしまっては取り返しがつきませんが、アドバイスに進んで耳を貸すように素直でいれば、周囲も助けの手を差し伸べてくれますし、結果としてコンサルタントとしてどんどん成長することができるでしょう。

特に中途入社の場合は年下が上司になることもありますが、年齢だけで判断せずに年下でもプライドを捨てて話を聞く姿勢でいることが本当に大事です。

年下の上司サイドからみても年上の部下は気を遣う存在となるため、そうした気を遣わせないように素直でいることが自身の成長にとって結果的に近道となるでしょう。

アクセンチュアへの転職に向いている・選考に受かりやすい人の特徴

アクセンチュアは依然として人気で誰でも入れるわけではないということ、またアクセンチュアで活躍することができない人の特徴についてご説明しましたが、ここでアクセンチュアへの転職に向いている人・選考に受かりやすい人の特徴についてご説明します。

アクセンチュアへの転職に向いている・選考に受かりやすい人の特徴
  • キャリアパスを広げたい人
  • 優秀な人と一緒に働きたい人
  • 知的好奇心が旺盛な人
  • どこにでも通用するようなスキルを身につけたい人
  • 実力主義の世界に身を置いて成長したい人
  • (転職に向いている人) 年収を上げたい人

アクセンチュアへの転職に向いている・選考に受かりやすい人の特徴#1:
キャリアパスを広げたい人

アクセンチュアへの転職に向いている・選考に受かりやすい人の特徴の1つ目が、キャリアパスを広げたい人です。

事業会社や金融機関と比べて、アクセンチュアはポストコンサルでのキャリアの選択肢が非常に豊富です。再度事業会社に戻って経営企画等の中核部署に転職することも、投資ファンドに行くことも、スタートアップに行くことも、起業・独立することもできます。

キャリアパスを広げたいという目標がある人にとって、アクセンチュアは良い転職先となるでしょう。

アクセンチュアへの転職に向いている・選考に受かりやすい人の特徴#2:
優秀な人と一緒に働きたい人

アクセンチュアへの転職に向いている・選考に受かりやすい人の特徴の2つ目が、優秀な人と一緒に働きたい人です。

アクセンチュアは優秀な人が多く、時には劣等感を抱いたり、競争が激しかったりという厳しい側面があるのは事実ですが、論理的で優秀な人が多く一緒に働きやすいという特徴があります。若手であっても有益な発言は尊重して聞いてもらえる文化でもあり、理不尽な理由で働きづらいことはほとんどない、というのがアクセンチュアの良い点です。

また周囲の優秀な人と切磋琢磨して自身の成長につなげることもできます。また、優秀な人とのコネクションも自身にとって資産になるでしょう。優秀な人と一緒に働きたい人にとって、アクセンチュアはおすすめの転職先です。

アクセンチュアへの転職に向いている・選考に受かりやすい人の特徴#3:
知的好奇心が旺盛な人

アクセンチュアへの転職に向いている・選考に受かりやすい人の特徴の3つ目が、知的好奇心が旺盛な人です。

アクセンチュアでは1プロジェクトごとに全く違う職種のクライアントを相手にすることも珍しくなく、各クライアントの事業に関して多くの情報をインプットする必要があります。日々異なる業界についてキャッチアップするのは大変な労力ですが、知的好奇心のある人であれば苦にならず、様々な情報を吸収できるでしょう。

コンサルタントが保有している知識量は非常に豊富です。こうした知識をベースにクライアントの解決策を提案するのがコンサルタントの仕事であり、日々情報をインプットできる知的好奇心があることはコンサルタントにとって大きな武器となるでしょう。

アクセンチュアへの転職に向いている・選考に受かりやすい人の特徴#4:
どこにでも通用するようなスキルを身につけたい人

アクセンチュアへの転職に向いている・選考に受かりやすい人の特徴の4つ目が、どこにでも通用するようなスキルを身につけたい人です。

アクセンチュアでは論理的思考力からデータの分析方法、資料の作成方法、プレゼンテーション、顧客とのコミュニケーションまで幅広いスキルを身につけることができます。これらのスキルはコンサルだけでなく、他のどのような企業であっても重宝されるスキルです。

アクセンチュア出身者がどの業界にも多い理由はこうした普遍的な知識・ノウハウを身につけているからであり、そうした知識・ノウハウを学びたい人にとって、コンサルは良い転職先となるでしょう。

アクセンチュアへの転職に向いている・選考に受かりやすい人の特徴#5:
実力主義の世界に身を置いて成長したい人

アクセンチュアへの転職に向いている・選考に受かりやすい人の特徴の5つ目が、実力主義の世界に身を置きたい人です。

アクセンチュアは実力主義の色合いが強く、同期間の評価の差によって明確に出世スピードが異なってくるのも特徴的です。

このような実力主義の世界では、個々人にかかるプレッシャーも大きなものになりがちですが、そうした実力主義の世界に身を置いて成長したい人にとって、アクセンチュアは良い転職先といえます。

アクセンチュアへの転職に向いている・選考に受かりやすい人の特徴#6:
年収を上げたい人

アクセンチュアへの転職に向いている人の特徴の6つ目が、年収を上げたい人です。

アクセンチュアの役職ごとの年次と、基本給・残業代・ボーナスを総合した年収イメージは以下の通りです。5年目頃から1,000万円を超えるような高い年収水準を期待できる会社となっており、年収を上げたい人にとってアクセンチュアはお勧めの転職先となっています。

役職年収年次
アナリスト600~750万円1~3年目
コンサルタント800~1,200万円3~6年目
マネージャー1,100~1,700万円5~10年目
シニアマネージャー1,500~2,100万円10~15年目
マネージングディレクター2,400万円~15年目~
アクセンチュアの役職別年収テーブル

アクセンチュアに転職すると後悔する可能性がある?

新卒就活や転職において高い人気を集めるアクセンチュアですが、中にはアクセンチュアに転職して後悔・失敗したという声もあります。例えば、以下のような点が後悔のポイントです。

アクセンチュアに転職して後悔する理由
  • プロジェクトが大規模すぎて手触り感がない
  • 入社後の社内異動は簡単ではない
  • プロジェクト次第では長時間労働が避けられない
  • 常駐先によって仕事内容や勤務地が大きく変わる
  • 中途で転職すると厳しい・ついていけない
  • 年収を下げたくない場合、転職先は意外と限られる

職種が多いアクセンチュアでは、自分が希望しないポジションや職種で入社してしまうとやり直しがきかず後悔に繋がるパターンが多い傾向にあります。ミスマッチを持って入社してしまい、異動をすることもできず、後悔し退職に繋がる人が一定数いるのも事実です。

しかしながら、アクセンチュアはミスマッチさえ起きなければとても働きやすい上に年収も高い会社です。ブランドネームも高く、アクセンチュアに入社した後は更なるキャリアアップも見込めます。

コンサル未経験者も多く在籍しており、転職先としておすすめなできるコンサルなだけに、転職しても後悔しないように対策をすることが非常に重要です。

アクセンチュアに転職して後悔しないためにするべきこと

アクセンチュアに転職しても後悔しないために大事なことは、アクセンチュアへの転職を熟知したプロフェッショナルにアドバイスをお願いすることです。

先述した通り、後悔のほとんどは事前にきちんとアクセンチュアのことを理解できていなかったことで起こる認知ギャップが原因となる場合が多いです。事前にアクセンチュアのことを正しく理解できていれば、自身にとって最適なポジションでの入社が可能となり、働きやすい環境で高年収も実現することができます。

アクセンチュアを理解するために、まずはアクセンチュアをはじめとしたコンサルへの転職に特化したプロフェッショナルである転職エージェントに話を聞いてみることを強くおすすめします。

総合型のエージェントではなく、コンサルへの転職に特化したエージェントに話を聞くべき理由

コンサルへの転職にあたり、コンサルへの転職に特化しているわけではない大手エージェントをおすすめしている記事がネット上にありますが、コンサル転職に特化していないエージェントに話を聞くのはおすすめしません。

大手エージェントは幅広い業界をカバーしている分、コンサルに特別詳しいわけではありません。コンサルは選考内容を含めて特殊な業界なので、コンサルに特化しているエージェントの方が業界理解や選考対策ノウハウも豊富なので、コンサル転職に特化したエージェントを使うべきです。

未経験からコンサル業界への転職に強い
おすすめ転職エージェント

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中途入社でクビになる可能性は?試用期間・追い出し部屋の噂

アクセンチュアは外資系のコンサルティング会社ということもあり、評価が悪いと退職勧告を受けたり、自分から辞めることを半ば強制するような「追い出し部屋」があるという噂がありますが、実際には退職勧告や追い出し部屋はありません。

また、入社してから3か月間ほどは「試用期間」という扱いなので、「試用期間中に評価が悪いとクビになる」という噂もありますが、余程のことがない限りはクビの心配は不要です。

試用期間という仕組みは日系の大企業に転職する際にも用いられる一般的な仕組みで、クビにするかどうかを判断するものではありません。全く会社に来なくなったり、法的な問題を起こしたりしなければ何も問題はありません。

アクセンチュアの中途採用数は?

アクセンチュアは、近年大量採用方針を掲げて積極的に社員数を増やしています。

ダイヤモンドオンラインによると、アクセンチュアの日本法人の社員数は2015年から2021年までの6年で約3倍に急成長しています。

アクセンチュア日本法人の社員数の推移(出典

2015年時点の社員数が約6,000人、2021年時点の社員数が約18,000人なので、毎年約2,000人ずつ増えている計算になります。

社員数が毎年2,000人ずつ増えているということは、退職数を考えると採用人数はさらに多く、年間に3,000人から4,000人を新規で採用していると推定できます。

アクセンチュアの採用は新卒よりも中途の方が人数が多いです。新卒の採用人数は1,000人には及ばないので、アクセンチュアの中途採用数は2,000人から3,000人程度と言えます。

アクセンチュアとはどんな会社?事業の優位性は?

アクセンチュアは、世界50か国以上に拠点を構える世界最大級の経営コンサルティングファームです。

各国を代表する大企業や政府系機関などに対して、経営コンサルティング、業務コンサルティング、ITコンサルティング、アウトソーシングサービスなどを提供しています。

1989年、米国の監査法人「アーサー・アンダーセン(Arthur Andersen)」のコンサルティング部門が分社化され、「アンダーセン・コンサルティング(Andersen Consulting)」として設立されました。

その後2001年に社名を「アクセンチュア(Accenture)」に変更し、2009年9月にニューヨーク証券取引所に上場しました。

日本においては、1962年に「アーサー・アンダーセン日本事務所」を開設したのが始まりで、1995年に「アンダーセン・コンサルティング株式会社」を設立、2001年に「アクセンチュア株式会社」に社名変更しています。

アクセンチュアのロゴ
アクセンチュアのロゴ

アクセンチュアはITに強みを持つ総合系のコンサルティング会社です。経営戦略の策定から戦略の実行支援・ITの実装まで全て1社で支援できる点に優位性があります。

DX(デジタル・トランスフォーメーション)の需要は国内外問わず強い状態が続いており、アクセンチュアの経営上の優位性は今後も続くと思われます。

コンサル業界におけるアクセンチュアの年収順位は?

タレントスクエアが独自に実施した社員アンケートの結果によると、アクセンチュアの社員の平均年収は1,268万円です。

また、アクセンチュアを含むコンサル業界の各社の年収ランキングは以下の表の通りです。

会社名平均年収月間平均残業時間
ベイン・アンド・カンパニー1,940万円59.2時間
ボストン コンサルティング グループ1,928万円43.2時間
A.T.カーニー1,907万円60.4時間
マッキンゼー・アンド・カンパニー1,842万円45.1時間
ドリームインキュベータ1,770万円49.8時間
ローランド・ベルガー1,710万円52.8時間
アーサー・ディー・リトル1,689万円55.6時間
デロイトトーマツコンサルティング1,422万円65.7時間
EYストラテジー・アンド・コンサルティング1,393万円60.2時間
KPMGコンサルティング1,328万円50.7時間
PwCコンサルティング1,316万円55.3時間
アクセンチュア1,268万円28.2時間
野村総合研究所(NRI)1,242万円7.3時間
クニエ1,159万円40.8時間
ベイカレント・コンサルティング1,118万円30.5時間
三菱総合研究所1,104万円10.9時間
シグマクシス1,008万円47.5時間
シンプレクス956万円40.5時間
日本総合研究所830万円32.8時間
アビームコンサルティング753万円36.8時間
フューチャーアーキテクト734万円48.5時間
大和総研727万円30.5時間
船井総研671万円45.9時間
コンサルファームの平均年収比較
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アクセンチュアの役職・職位は?

アクセンチュアの役職は下から順に「アナリスト」「コンサルタント」「マネージャー」「シニアマネージャー」「マネージングディレクター」という5つがあります。

アクセンチュアの役職

  • アナリスト(Analyst)
  • コンサルタント(Consultant)
  • マネージャー
  • シニアマネージャー
  • マネージングディレクター

アクセンチュアではプロジェクト単位で働きます。マネージャーがプロジェクトの現場責任者を務め、マネージャーの下で複数のアナリストとコンサルタントが日々の業務をこなします。

シニアマネージャーはより大規模なプロジェクトの全体統括を担当する役職で、マネージングディレクターはクライアントと関係を構築しながら案件を獲得したり、アクセンチュアの経営に携わる役割を持ちます。

アクセンチュアは実力主義の会社なので昇進スピードは人によって異なりますが、標準的な昇進の周期は役職ごとに3~4年です。優秀な方は1~2年で次の役職に昇進するケースもあります。

男性のアイコン

アクセンチュアの社員口コミ

コンサルタント・監査・士業系職種

32歳 男性 中途入社

評価は独自の項目に照らし合わせ絶対評価となっているが、プロジェクトで活躍していればおおむね問題ない。昇進はかつてよりしやすくなっており、人によっては2年早く昇進する場合もある。実力主義は徹底されており、それが100%でなくなるのはディレクターから先であるが、それはどこのファームも同じだと思う。

新卒でアクセンチュアに入社した場合の年次ごとの役職のイメージは以下の通りです。

アナリスト1~3年目
コンサルタント3~6年目
マネージャー5~10年目
シニアマネージャー10~15年目
マネージングディレクター15年目~
アクセンチュアの役職と年次のイメージ

運営者情報

タレントスクエアは、東京都渋谷区に本拠点を持つタレントスクエア株式会社が運営しています。当社は厚生労働省から有料職業紹介事業の認可を取得し、求職者の転職支援と企業の採用支援に関わる事業を運営しています。

タレントスクエア」は、タレントスクエア株式会社の登録商標(登録6766163)です。

会社名タレントスクエア株式会社
公式ページURLhttps://talentsquare.co.jp/corp/
本社所在地150-0002
東京都渋谷区渋谷2-19-15 宮益坂ビルディング609
法人番号9011001145238
厚生労働省
有料職業紹介事業許可番号
13-ユ-315110
厚生労働省
特定募集情報等提供事業届出番号
51-募-000460
適格請求書事業者登録番号T9011001145238
タレントスクエア株式会社の概要(2024年5月時点)
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