【薬剤師転職】薬キャリエージェントの評判・特徴を徹底解説 

薬剤師として転職するうえで、転職サイト選びは非常に重要です。薬剤師に特化した転職サイトの中でも『薬キャリエージェント』は、求人数の多さに加えて、サポートの丁寧さ・充実度に定評があります。

ネット上では、「非公開求人が多く、自由に閲覧できる求人の数は少ない」「対面で面談ができないので不安に思う時がある」などといったネガティブな評判もあります。

今回は、薬キャリエージェントの特徴・評判について調べて記事にしています。薬キャリエージェントへの登録を検討している方は是非ご覧ください。

なお、薬剤師転職におすすめの転職サイトは下記の記事でまとめているので、詳しく知りたい方はあわせてご覧ください。

転職サイト『薬キャリエージェント』では何ができる？

薬キャリエージェントは、薬剤師の転職に定評のある転職サイトです。

登録すると経験豊富なエージェントが1人ずつ担当として付き、書類作成から面接のサポート、企業との面談設定、入社準備まで、一貫してサポートを提供してくれます。

薬キャリエージェント登録後の流れ

具体的に薬キャリエージェントを活用する際は、下記のようなプロセスとなります。（各ステップについての詳細は後述します）

なお、薬キャリエージェントでは希望条件に合った好条件求人を 最短即日で最大10件も紹介してくれます。

薬キャリエージェントの初回面談はどのような内容？

薬キャリエージェントでの初回面談では、下記の様なことについて話し合います。初回面談では、フランクな雰囲気で会話を楽しみつつキャリアアドバイザーとの相互理解を深めることが目的です。

• 経歴のヒアリング: キャリアの棚卸しを行い、今までのご経験やスキルを一緒に明確する
• 希望条件のヒアリング: 転職したい業界・職種、転職で期待する事などの希望条件を聞き、希望に沿った求人を紹介

初回面談における所要時間は下記の通りとなっています。

薬キャリエージェントの利用に関するよくある質問

薬キャリエージェントを活用するにあたってよくある質問を下記に様にまとめています。登録に迷っている方は是非参考にしてください。

転職するか分からないのだけど、初回面談を受けても良い？

転職するかどうかが分からない状態でも初回面談は気軽に受けて問題ありません。

薬キャリエージェントを活用するにあたってお金はかかる？

薬キャリエージェントを活用しても、お金は一切かかりません。ご安心して初回面談にお申し込みください。

薬キャリエージェントで登録拒否されることはある？

薬キャリエージェントでは登録拒否されることは一切ありません。どなたでもお気軽にご登録いただけます。

薬キャリエージェントに登録しても退会できる？

薬キャリエージェントに登録しても、いつでも退会が可能です。退会方法に関しては後ほど詳しく説明しています。

薬キャリエージェントのメリット・良い評判

薬キャリエージェントの基本情報について簡単にご説明しましたが、薬キャリエージェントを活用しているユーザーにインタビューを実施し、そこから見えてきた薬キャリエージェントの口コミ・評判・メリット・デメリットについて説明します。

まずは、口コミ・評判から見えてきた薬キャリエージェントのメリット・良い評判についてまとめてみました。

薬キャリエージェントのメリット・良い評判#1:
薬剤師の求人件数は業界最大級の60,000件以上で年間2万人以上が利用

薬キャリエージェントのメリット・良い評判の1つ目は、薬剤師の求人件数は業界最大級の60,000件以上で年間2万人以上が利用しているという点です。

薬キャリエージェントは全体の求人数が60,000 件以上と非常に豊富です。保有求人の多さは求職者に合った求人を紹介できる可能性の高さに直結しています。下記の様なキーワードで求人を絞り込むことができるので、自分に合った求人も探しやすくなっています。

雇用形態	正社員、契約社員、派遣、パート
施設形態	調剤薬局、病院、調剤薬局・OTC販売、OTC販売、企業、その他
年収条件	高年収（年収600万円以上）
勤務・通勤時間	～19時までの職場、残業なし、年間休日120日以上、駅5分以内、土日休み
職種	管理薬剤師、一般薬剤師、研究開発、臨床開発、学術、薬事
未経験・ブランク	未経験・ブランクのある方可、60歳以上歓迎
家族との両立	ママ薬剤師におすすめ、産休・育休実績あり
業務・スキル	在宅、漢方

初めての転職の場合は、どのような企業に向いているか分かりづらいため、求人数の多い転職エージェントを活用することをおすすめします。薬キャリエージェントは年間で20,000人が新規利用していることもあり、活用しやすい転職サイトと言えるでしょう。

年間20,000人以上の薬剤師様が薬キャリエージェントを利用して転職活動を行っています。お一人お一人の転職支援を通し、日々、薬剤師業界における最新の転職ノウハウが蓄積されています。

薬キャリエージェント公式ホームページ

薬キャリエージェントのメリット・良い評判#2:
良質な好条件求人を最短即日最大10件紹介してくれる

好条件求人を 最短即日最大10件紹介してくれるという点も薬キャリエージェントにおけるメリット・良い評判の1つです。

薬キャリエージェントは登録後希望条件をヒアリングした後、最短即日で最大10件もの求人を紹介してくれます。また求人の裏側も調査した上での紹介となるため、より高い質を期待できます。

地域専任 のコンサルタントが、あなたのご希望条件に合った好条件求人を 最短即日最大10件ご紹介いたします。年収UPなど、より良い条件になるよう、条件交渉も可能です。また、人間関係や休みのとりやすさなど、求人票からはわからない 裏側の情報も調査 いたします。

薬キャリエージェント 公式ホームページ

スピーディーに多くの求人を紹介してくれることから、求人紹介から転職までの時間も短くなりやすく、転職活動を始めてから早期に転職できるという点も魅力の1つとなっています。

薬キャリエージェントのメリット・良い評判#3:
サポートの丁寧さに裏打ちされた高い満足度を誇る

薬キャリエージェントは求人数の多さに加えて、サポートの丁寧さ・充実度に定評があることも特徴の1つです。

①どんなときであってもレスポンスが早い、②丁寧な面接・選考対策をしてくれる、③候補者を分析してその人に合った求人を提案してくれるという点において評価が高くなっています。結果、薬キャリエージェントにおけるコンサルタント満足度は95%に上っています。

特に専門性の高さと迅速な対応にご好評をいただいております。あなたのご希望に合ったお仕事探しや条件交渉、求人の内情調査など、精一杯サポートいたしますので、何でもご相談ください。

薬キャリエージェント公式ホームページ

また、面接の日程調整や条件交渉の代行も行ってくれるだけでなく、求人票からは見えない情報も 内情を徹底的に調査のうえ共有してくれます。コンサルタントにおける質の高さは薬キャリエージェントを活用するうえでの大きなメリットです。

薬キャリエージェントのメリット・良い評判#4:
高年収・ハイクラス求人が豊富で年収アップを実現しやすい

高年収・ハイクラス求人が豊富で年収アップを実現しやすいという点も、薬キャリエージェントを活用するメリット・良い評判の1つです。

薬キャリエージェントではハイクラス（年収600万円以上）の求人を検索できますが、公開されている求人だけでも約8,500件が年収600万円以上の案件です。薬キャリエージェントは非公開の求人を合わせるとさらに多くの高年収求人を保有しています。

薬キャリエージェントによれば、薬キャリエージェントでハイクラス転職をした方は、平均60万円以上の年収アップに成功しています。 マネジメント、専門・スペシャリスト、ラウンダー、採用担当、営業担当、店舗開発、DI担当、役員クラス求人といった様々なポジションの求人をご用意しており、自分に合った領域で年収アップを狙うことができます。

先述した通り薬キャリエージェントはサポートの質が高いことに定評があり、豊富な求人と質の高いサポートで多くの人が年収アップを実現しやすくなっています。

薬キャリエージェントのメリット・良い評判#5:
薬剤師の登録者数No.1（25万人以上）の最大手で、エムスリーグループに属している

薬剤師の登録者数No.1（25万人以上）の最大手で、エムスリーグループに属しているという点も薬キャリエージェントのメリット・良い評判の1つです。

薬キャリエージェントは国内最大級の医療サービスグループであるエムスリーグループに属しています。取引先が多数あって社会的な責任があるうえ、大手であるからこそ転職に関する知識・ノウハウが他社より多く蓄積されており、コンサルタントによる対応がしっかりしていることが期待できます。

中小や後出の転職サイトだと、トレーニングがしっかり行われていなかったり、キャリアアドバイザーに癖があったりといった問題点が生じることもあります。大手の薬キャリエージェントはそうした問題が少なく安心感があるといえます。

登録者数も25万人以上と最大手であり、薬キャリエージェントは万人におすすめできる転職サイトであると言えるでしょう。

薬キャリエージェントはひどい？悪い評判・口コミとその対応策

薬キャリエージェントの悪い評判についても深堀りします。口コミ・評判から見えてきた薬キャリエージェントのデメリット・悪い評判についてまとめてみました。

薬キャリエージェントのデメリット・悪い評判#1:
非公開求人が全体の4割程度存在しており、すべての求人を見ることができるわけではない

薬キャリエージェントのデメリット・悪い評判として、非公開求人が多く、自由に閲覧できる求人の数は少ないという点が挙げられます。薬キャリエージェントは求人件数が60,000 件となっていますが、公開されている求人数は35,655 件です。

全体の4割程度が非公開の求人となっており、薬キャリエージェントに登録後はじめて求人を紹介してもらうことができます。薬キャリエージェントに登録した後であっても求人をすべて見ることができないという点には注意が必要です。

薬キャリエージェントのデメリット・悪い評判#2:
対面で面談ができないので不安に思う時がある

対面で面談ができないので不安に思う時があるというのも、薬キャリエージェントを活用するにあたってのデメリット・悪い評判として挙げられます。薬キャリエージェントは原則として電話面談だけであり、対面での面談は行っていません。対面で相談することはできないので、コミュニケーションが難しいと感じる人がいる模様です。

薬キャリエージェントのデメリット・悪い評判#3:
担当者の質にばらつきがある

薬キャリエージェントでは担当エージェントの質にばらつきがある場合があるという評判もあります。薬キャリエージェントにおいては性格が合わないコンサルタントに当たってしまうこともあります。

どうしても担当者と相性が合わない場合は、担当者や問い合わせ欄でその旨を伝えると良いでしょう。一人の担当者に合わない場合は別の担当者を紹介してもらうこともできます。

もし担当者と合わないと感じる場合は、正直に転職サイトを変えてほしい旨を伝えましょう。大手の薬キャリエージェントでは担当のキャリアアドバイザーと相性が合わない旨を伝えることで他のキャリアアドバイザーをアサインしてもらうことができます。

まずは一度登録・話してみて担当エージェントとの相性を確かめてみることをおすすめします。

薬キャリエージェントはこんな人におすすめ

薬キャリエージェントの特徴・口コミ・評判についてまとめましたが、薬キャリエージェントはこんな人におすすめです。

薬キャリエージェントはこんな人におすすめ#1:
はじめて転職活動を行う人

薬キャリエージェントははじめての転職活動を行う薬剤師に向いている転職サイトです。薬キャリエージェントは求人数が豊富なうえ、丁寧な転職サポートに定評のある転職サイトです。年間に2万人以上の薬剤師が利用しているサービスであり、初めての転職であればとりあえず活用するに値する転職サイトとなっています。

転職を経験したことがない未経験者は、初めての転職で心細く思うことも多いでしょう。薬キャリエージェントのような大手転職サイトによるサポートは非常に安心感もあるため、おすすめできます。

薬キャリエージェントはこんな人におすすめ#2:
質の高い求人を見たい人・年収を上げたい人

質の高い求人を見たい人・年収を上げたい人も薬キャリエージェントの活用をおすすめできます。

薬キャリエージェントでは公開されている求人だけでも約8,500件が年収600万円以上の案件です。非公開の求人を合わせるとさらに多くの高年収求人を保有しており、薬キャリエージェントでハイクラス転職をした方は平均60万円以上の年収アップに成功しています。

薬剤師として年収を上げたいと考えている人にとって、薬キャリエージェントはおすすめできる転職サイトとなっています。

薬キャリエージェントはこんな人におすすめ#3:
転職サイトによる手厚いサポートを受けたい人

薬キャリエージェントは、転職サイトによる手厚いサポートを受けたい人におすすめです。薬キャリエージェントはサポートの質が高く、求職者の満足度（コンサルタント満足度: 95%）が非常に高くなっています。

転職においては面接や書類添削を含めた選考対策が非常に重要となっています。薬キャリエージェントのような豊富なノウハウを持っている転職サイトの丁寧なサポートがあれば、転職成功確率を格段に上げることもできるでしょう。

薬キャリエージェントを最大限活用するためのコツ

薬キャリエージェントを最大限活用するためのポイントについてご紹介します。薬キャリエージェントを最大限活用するにあたっては、下記の様なことを意識すると良いでしょう。

薬キャリエージェントを最大限活用するためのコツ#1:
書類添削・面接対策は積極的にお願いする

薬キャリエージェントを最大限活用するために、書類添削・面接対策は積極的にお願いするようにしましょう。転職活動は、対策をしない場合とする場合で結果に大きな差が生まれます。薬キャリエージェントのコンサルタントは豊富な転職支援実績をもとに、書類や面接対策において豊富なノウハウを保有しており、活用することで転職成功率を大きく上げることができるでしょう。

薬キャリエージェントを最大限活用するためのコツ#2:
複数の転職サイトに登録する

薬キャリエージェントを最大限活用するためには、逆説的ですが複数の転職エージェントを活用することもおすすめします。転職エージェントを複数活用することで、下記の様なメリットがあります。

エージェントの利用は完全無料で、何社から話を聞いても問題はありません。

登録するとどうなる？薬キャリエージェントを活用する際のステップ

薬キャリエージェントは、下記のようなフローで活用することとなります。各ステップについて、詳細に説明します。

なお、各ステップで転職エージェントを使い倒すための賢い使い方・ポイントについては下記の記事で解説しているので、詳しく知りたい方はあわせてご覧ください。

薬キャリエージェントを活用する場合の流れ#1:
薬キャリエージェントに登録

まずは薬キャリエージェントの公式サイトから会員登録します。会員登録に際しては下記の様な情報を入力する必要がありますが、登録に係る時間は60秒程度と非常に短いのが特徴です。

薬キャリエージェントを活用する場合の流れ#2,3:
登録後、薬キャリエージェントより連絡、初回面談の日程を調整・初回面談を実施

会員登録後、薬キャリエージェントより連絡があり、初回面談（カウンセリング）の日程を調整します。薬キャリエージェントでは基本的に電話での面談となっています。

薬キャリエージェントの初回面談では、希望職種や希望年収・経歴や強みについてすり合わせを行います。これは後々紹介する求人が求職者に適したものになるように、転職エージェントが求職者のことを理解するために行われるものです。

なお、面談の前に「履歴書や職務経歴書を先に送付しておく」こと、「希望条件や転職に求めるものも事前に伝えておく」ことが推奨されています。こうした内容を事前に伝えることによって、キャリアアドバイザーとの面談をスムーズに行うことができます。

なお、初回面談のコツに関しては下記の記事で解説しているので、詳しく知りたい方はあわせてご覧ください。

薬キャリエージェントを活用する場合の流れ#4:
求人紹介・書類添削・応募

薬キャリエージェントの初回面談を終えた後は、転職エージェントより求人の紹介をしてもらうこととなります。紹介してもらった求人の中で興味がある求人があれば、それに応募することとなります。初回面談で理解した求職者の特性や希望を踏まえた紹介となるため、この段階で紹介される求人は求職者に適した案件が多いという特徴があります。

薬キャリエージェントを活用する場合の流れ#5:
面接対策・面接

応募・書類選考を通過した後は、いよいよ面接となります。面接における日程調整は、薬キャリエージェントのキャリアアドバイザーがすべて代行してくれるため、自分で日程調整等を行う必要はありません。選考結果の連絡もすべてキャリアアドバイザーが行ってくれます。

また、薬キャリエージェントは面接対策として模擬面接も行ってくれるため、ぜひ活用しましょう。

薬キャリエージェントを活用する場合の流れ#6:
内定・条件交渉・転職

面接を突破して内定を得た場合、内定後の入社日や年収の調整など個人では交渉しにくい内容はすべてキャリアアドバイザーが代行してくれます。また、転職に際しての退職方法・手続きに関してもアドバイスを受けることができます。

薬キャリエージェントから連絡が来ない場合に確認すべきこと

薬キャリエージェントから連絡が来ないという声が散見されるので、それに対する対処法をご紹介します。

薬キャリエージェント登録者には、通常なら5営業日以内には連絡が来ます。期間を大幅に過ぎても連絡が来ない時には、下記の様な原因があると考えられます。

薬キャリエージェントから連絡が来ない場合に確認すべきこと①
登録情報に不備がある

薬キャリエージェントから連絡が来ない場合、まずは登録情報に不備があるか否かを確認すべきです。不備としては①そもそも登録が完了していない、②電話番号やメールアドレスを間違えている、というそもそも登録内容を間違えているという場合があります。

この場合は薬キャリエージェントに問い合わせるか、再度登録しなおしてみると良いでしょう。

薬キャリエージェントから連絡が来ない場合に確認すべきこと②
迷惑メールに振り分けられている可能性がある

薬キャリエージェントから連絡が来ない場合、メールが迷惑メールに振り分けられている可能性があります。迷惑メールにて検索を行い、迷惑メールに薬キャリエージェントからのメールが届いていないか確認しましょう。

薬キャリエージェントの退会方法を解説

薬キャリエージェントは登録したとしても簡単に退会することができます。

過去に薬キャリエージェントのキャリアアドバイザーと面談した方は、「退会」または「個人情報削除」の旨をキャリアアドバイザーに伝えることで退会が可能です。まだ面談していない方は、総合お問い合わせ窓口のお問い合わせフォームから必要事項を記入することで退会することができます。

応募手続き中の企業や、書類選考結果の有無などについて精査の上、キャリアアドバイザーから再度連絡してもらうことになります。

薬キャリエージェントは登録しても簡単に退会することができますが、退会する際、下記の2点に該当している場合には注意が必要です。

薬キャリエージェントの運営会社はエムスリーキャリア株式会社

薬キャリエージェントの運営会社はエムスリーキャリア株式会社という会社です。医療専門サイトm3.comを運営するエムスリーグループの薬剤師の人材紹介会社であり、薬キャリの他にも医療機関向けのサービスを多数提供しています。

なお、エムスリーのほか医療IT企業である株式会社エス・エム・エスも株主（エムスリーキャリア株式の49%を保有）となっています。

会社名	エムスリーキャリア株式会社
設立	2009年12月
資本金	5,000万円
本社所在地	東京都港区虎ノ門4－1－28 虎ノ門タワーズオフィス

薬キャリと薬キャリエージェントの違いは？

薬キャリエージェントと似たような名称のサイトに「薬キャリ」があります。両サービスともに株式会社エムスリーキャリアが運営していますが、サービスの内容は明確に異なります。

薬キャリエージェントは「エムスリーキャリアが運営する薬剤師専門の転職エージェント」ですが、薬キャリは「提携している全国のエージェント（人材派遣会社）の紹介サイト」です。

項目	薬キャリ	薬キャリエージェント
種類	転職サイト	転職エージェント
担当者によるサポート	応募した案件を担当している担当者	担当者とマンツーマン
進め方	案件に応募してから 担当者と面談	担当者と相談してから 案件に応募

薬キャリの公式サイトでは、求人情報の検索・求人情報の公開をしていますが、これらの案件を保有しているのは薬キャリではなく提携エージェントです。従ってこれらの案件に応募する際は、その提携エージェントと話す必要があります。この様に薬キャリは案件ではなくあくまで転職エージェントの紹介である点に注意が必要です。

薬キャリエージェントの活用にあたってよくある質問

薬キャリエージェントを活用するにあたってよくある質問を下記の通りまとめています。薬キャリエージェントの登録を考えている人は是非参考にしてみてください。

薬キャリエージェントの活用にあたってよくある質問①:
今すぐ転職を検討していなくても登録できる？

薬キャリエージェントは今すぐ転職を考えていなくても相談すること自体は可能です。転職エージェントに相談したことをきっかけに、「今転職すべきか」「どのような会社に転職すべきか」などについて、整理することができるため、今すぐの転職を検討していなくても登録してみることをおすすめします。

特に、薬キャリエージェントの活用にあたっては全くお金もかからないので、気軽に相談してみましょう。

薬キャリエージェントの活用にあたってよくある質問②:
紹介された求人には必ず応募する必要がある？

紹介された求人に応募するか否かは転職者が自分で決定することができるため、必ずしも紹介された求人に応募する必要はありません。紹介された求人の中から、自分が応募したい求人を選んで応募しましょう。

もしも紹介される求人が自分の求めている求人と異なるものばかりであれば、担当のキャリアアドバイザーにきちんと自身の希望・要望を伝えるのも重要です。

薬キャリエージェントに関するよくある質問③:
薬キャリエージェントを使うにあたって料金はかかる？

求職者は無料で薬キャリエージェントを活用することができます。転職エージェントを利用して料金が発生するのは企業側のため、求職者側は完全無料でサポートを受ける事が出来ます。したがって、安心して選考対策等のサポートを受けて問題ありません。

薬剤師転職サイトの活用ノウハウ:
薬剤師の転職で「薬剤師専門でない転職サイトは選ぶな」と言われるのはなぜ？

薬剤師の転職において転職サイトの活用は様々なメリットがあります。

一方で「転職サイトなら何でも良い」という訳ではありません。特に、薬剤師の転職においては「薬剤師専門でない転職サイトは選ぶな」と言われることがあります。

参考: 【薬剤師】こんな転職サイトは選ぶな！転職サイトが不要な人の特徴も

「こんな転職サイトは選ぶな」と言われる薬剤師転職サイトの特徴は？

薬剤師専門の転職サイトなら何でも良いわけではありません。例えば下記の様な特徴を持つ転職サイトは活用を避けた方が良いと言えます。

薬剤師転職サイトの活用ノウハウ:
薬剤師の転職は厳しい？

以前は「薬剤師の資格があれば職には困らない」と言われることもありましたが、現在は薬剤師であるからといって必ずしも良い職に就けたり、転職できる訳ではありません。

実際に厚生労働省が発表している薬剤師の有効求人倍率を見てみると、薬剤師における有効求人倍率は大きく下落しています。

有効求人倍率: 求職者1人に対して、何人分の求人があったかを示すものです。有効求人倍率が低いほど、1人に対して職が少ない（人余り）であると言えます。有効求人倍率が下がると就職・転職が難しくなります。

2019年12月	3.73倍
2020年12月	2.05倍
2021年12月	1.98倍
2022年12月	2.32倍
2023年12月	2.43倍

2019年12月には3.73倍だった薬剤師の有効求人倍率が2021年には2倍まで下落しました。そこから持ち直してはいるものの、引き続き有効求人倍率は2.43倍となっており、以前と比較すると薬剤師の転職は難しくなったと言えます。

とはいえ、全職業における有効求人倍率は1.27倍（2023年12月時点）となっており、他の職業と比較すると十分に有効求人倍率が高く、職に就きやすいというのも事実です。

従って「薬剤師の転職は厳しい」というのは他の職種と比較して「厳しい」わけではなく、以前と比較すると「厳しい」状況にあると言うことができます。

薬剤師として転職はできない？薬剤師の転職は厳しいと言われる理由

ここまで薬剤師の転職が厳しくなっているという事実を、厚生労働省の発表している有効求人倍率をベースにご説明してきました。ここでは薬剤師の転職は厳しいと言われる理由についてご説明します。

薬剤師の転職は厳しいと言われる理由については下記の記事で解説しているので、詳しく知りたい方はあわせてご覧ください。